Tellurは、……現在色々物色中です。

Adeptus Titanicusの遊び方②ー武器について

2021年11月16日  2021年11月16日 

  Adeptus Titanicusは武器の用途が他のミニチュアゲームでは考えられないほどはっきりと分かれており、使い方を誤るとダメージが通らないことがままある。

 ここでは武器の

分類を行い、最適な戦い方を考えたい。

 武器は大きく分けて近接武器と射撃武器に分けられ、射撃武器はさらに対シールド武器、対アーマー武器、ハイブリッド武器に分類できる

 近接武器は独自で特徴があり、まずは攻撃力が高い。その分ダイス数は少なめ。近接武器の性質上シールドは貫通し、また攻撃箇所を選択できるというメリットがある(ただし2mvより離れて近接武器を使うと特殊ルールがない限りシールドに阻まれる)。デメリットは、やはり射程が短いため近づかないとどうしようもないこと、タイタンの場合、近接中にヒット判定するWSは近接外で使用するBSに比べて悪い(ただし多くの近接武器はヒットロールボーナスを持つ)ことである。基本的に近接武器は特殊ルール含めてもバリエーションが少なく、相手を倒すことに専念したような性能を持つ。総じて高リスク高リターンを体現した存在である。

 なお、ナイトの武器も基本は同じ。


 射撃武器は近接武器に比べてバリエーションが豊富である。デバフを与えるようにシールドを破壊する武器から、タイタン本体にダメージを与える高攻撃武器まで様々。射撃武器の特徴としては、射程があり、近接外で使用するだろうからBSを使用できる。代わりによほど近づかない限りシールドを削る必要もある。また基本的にはタイタン本体にダメージを与える際、攻撃箇所を選択できない。

  • 対シールド武器:バルカンメガボルターやガトリングブラスターに代表される攻撃力が低くて弾数(ダイス数)が異様に多い武装。シールドが生きている間は攻撃力に関係なく、シールドで防がれるので、タイタン戦はまずはシールドを削り切るのが基本となる。多くの対シールド武器はタイタン本体にダメージを与えることはほぼ不可能だが、そのお膳立てをしてくれる縁の下の力持ち的存在。
  • 対アーマー武器:メルタキャノンやベリコサキャノンやプラズマブラストガンに代表されるシールドを失わせた後でタイタンにダメージを与えるための、攻撃力が高くてダイス数の少ない武装。ダイス数は1~2発がほとんどなのでシールド破壊にはあまり役に立たない。攻撃力の高さからアーマーロールでそこそこの確率でタイタン本体にダメージを与えられる。ただ、攻撃力がトップクラスに高い武器はダイス数が1発しかないのでヒットロールに失敗する可能性と隣合わせである(とはいえそのような武器はブラストが付いているので完全にミスファイアになる可能性は低い)。
  • ハイブリッド武器:ターボレーザーデストラクターやレーザーブラスターに代表される対アーマー武器クラスの攻撃力の高さと多少のダイス数、リアクターに過負荷をかけるとシールド削り能力を発動させられる武装。言ってしまうとどっちつかずの能力であり、数値上はシールド削りはリアクター過負荷後でも専門の対シールド武器にはかなわず対アーマー武器としてもまあまあそこそこレベルではある。ただ、戦闘フェイズはタイタンの武器を全て撃てるため、理論上、対シールド・対アーマー両方を削れる武器はシチュエーションによってどちらでも使えて便利なはず。。。


 タイタンはこれらの武器を基本は両腕に1つずつ、リーバー・ウォーブリンガーはさらに背中に1つ、ウォーロード・ウォーマスターは両腕の他に背中に1つと両肩に1つずつ装備する。単純に大火力の構成をしようとすると、武器によってはリアクターに過負荷をかけて射撃するのですぐにリアクターがオーバーヒートしてしまったり、敵のシールドを全然削れなかったり、コストが高すぎるなど色々デメリットがある。弱くてもシールドを削れる武器と相手にダメージを与える武器をペアにして装備したり、白兵武器を持つなら相手に接近する間に射撃できる武器を持つ、などビルドを行う段階で戦略を立てる必要がある。

 ユニット数が少ないこともあって、適当にビルドしてしまうとまともに戦えなくなるためそこが楽しいのだが、シビアなバランスだなと思ったりもする。そこが面白いんだけど。

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