Tellurは、……現在色々物色中です。

Second Life(以下セカンドライフ、もしくはSL)はどこまで成功するか

2007年4月22日  2007年5月22日 
SLが一部で有名になったのは2005年後半だったような気がします。
それから少したって、一般のメディア(つーかR25)で有名になり始めたのが2006年後半。ぼくが就活の時期です。
そのためITを積極的に取り入れている企業はSLのことを質問したりしました。

そんな中、日本経済新聞であるニュースを見ました。
mixi、セカンドライフ内で就職活動(関連情報:http://web-hr.net/2007/02/mixi2008.html)。
少し遅れて電通国際サービスもSL上で会社説明会を開いたらしいっす。これはmixiがSL説明会を行ったのを見て決めたんじゃないかと思ってます。
最初は面白いと思っていましたが、よく考えるとどこまで成功する試みか疑問があります。
というのもぼくはSLをしていないからです。ぶっちゃけPCが動かない。
そういや就活中も比較的多い人がmixiに入っていないことを知ったため、この手のサービスはマスコミで言われてるほど広まっていない気がします。
つーかPCを持っている人自体が様々な調査で出る結果より少ない気がします。
某IT企業でプレゼンテーション面接があり、パワポを使ってUSBメモリorフロッピーディスクで持ってくるよう指示されたのですが、USBメモリを前日買ったとか言う話を受験生同士でしておりました。面接官からは「最近の人はみなUSBメモリとか持っててすごいねー」と関心されましたが、いえいえ、現実は違うらしいのですよーと心の中でツッコミを入れてました。それに似た件でぼくたちの就活はリクナビとかPCを利用しますが、学生の何割かは学校などのPCを利用しているらしいです。つまり世間で言うIT普及と学生から見た状況はかなり違います。
ぼくも新しい物好きですがSLには手を出せていないのですから。

ある面接でSLを利用したプロモーションを出せと言われて
・SLの利点は大きさや色、デザインが周りの物体と合わせて比較できること
・SLはSNSと違い誰でも参加できるし、すでにビジネス用としての実績があること
・IT感度の高い人が参加しているのでアンケートなども集めやすいし求めている答えが出る
・よって新製品の精密なオブジェクトを作れば良いプロモーションができる
という当たり障りのないことを言いましたが、実際は
・本当に人数がいるのか
・対象が本当にSL参加者で良いのか
などを考慮しなければならないでしょう。

そういえば同じネット上の採用活動ではドワンドの2chでの募集が有名でした(
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/06/news069.html)。
これに対してSLはネットゲーというほどゲームした造りでないし、コミュニケーションのためにわざわざソフトを立ち上げるのかは疑問だし、ビジネス利用はされているものの・・・・・・。
ある程度は普及するものの、どこまでかは微妙でしょう。
ネットゲーでもない癖に後から参入する人があまり楽しめない(単に土地が買い占められてるってことですが)ってどういうことよ・・・・・・。
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B!
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