Tellurは、……現在色々物色中です。

ガンダムと僕

2009年3月6日  2009年3月6日 
 僕が見たガンダムはほんの一部で、冨野カントクのノベライズの影響が結構あるけど、自分なりにガンダムについて考えます。

†僕がガンダムをはじめとする所謂「リアル系ロボット」(ボトムズやダンバインなど一部例外あり)に熱中できない要因は多分3つあります。
1、ビーム兵器が出てくる―補給の概念がないこと
2、少年に操縦させ、なおかつ戦闘に勝たせるために主人公機をオーバーテクノロジーレベルの強さにしてしまっている―主人公機は故障しないし、破壊されない、この世で一つしかない「スーパーロボット」級の存在であること
3、少年(若者)を兵隊と扱っていること。
4、ニュータイプ論

1の補給の概念がないってのは僕にとって大問題で、就職活動でロジスティックを志望していたから余計にいろいろと思います。まあ、ガンダムなどの世界観は地球からコロニーへの侵攻が、サラリーマンの東京から沖縄への出張より軽く行けるので補給とか概念がすでにないのでしょうけどね(これは真面目に思います。つーか、戦艦が垂直離陸して宇宙へ飛ぶより、宇宙へスペースシャトルを打ち上げる方が費用がかかりそうw)
2はまあ、散々言われていることですが。連邦VSジオンの方が、ガンダムでもザクに負けることがある点でリアリティがあります。装甲の素材が新しいから無敵なんですってお前……。
3。ガンダムが作られた時代が時代とはいえ、少年を、それも民間人を戦争の最前線に送り込み作戦の一員とするなんて組織は言語道断だと思います。いや、冨野御大はそれを大人・組織への不信として表そうとしたのかもしれないけど、個人的には連邦軍の正気を疑いますね。ジオン思想がアレとはいえ、それなりに戦争や人殺しについて知っている大人たちを擁している分、ジオン軍の方がまともと言えないこともありません。
4。ぶっちゃけニュータイプって戦争の道具でしかないですからね。人類の革新と言われても、劇中での表現のされ方が最強のパイロットでしかないため、少なくともニュータイプ自体はガンダムの世界でさえも机上の空論だとしか思えません。


わ、こうして見るとネガティブですな。
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