2009年8月17日月曜日

ベルセルク感想

 全国の皆様、コミケお疲れ様です。
 僕は行きませんでした。

 実は5年ほど前にハマり、当時熱中していたベルセルク(三浦健太郎、白泉社)ですが、最近また読み始めました。
 いくつか気付いたこと。
†実は昔はグリフィスに対して悪いイメージしか抱いていなかったのですね。野心家が主人公たちを裏切って自分の欲望のために世界をかき乱す、みたいな。だけど今回改めて読み直すとグリフィスに対して親しみを覚えましたよ。
 たぶんそれは僕が就職活動なり実際に会社員として働いたりと自分の理想(野望)と現実とで葛藤してみたり、大なり小なりグリフィスの立場に立てたからかもしれません。後は自分が会社で働いて、仲間なんだけど只の駒な気分がわかってしまった、ってのが理由でしょうか。
 ついでに就職するにあたって色々なものを諦めたり妥協したりしましたが、その経験から何とかそれらを掴もうとするグリフィスを応援する気になれるのですよ。たとえ人間を超越しても。

†僕がかつてグリフィスのことを好きになれない理由として、行動が俗っぽすぎるというのがありました。つまり、人間を超えてもやることは戦争での国取りですか、と。神様なのだからさっさと悪の帝王を倒して自分の王国を建ててガッツに殺されればいいんじゃない? と昔は考えていました。
 でも色々経験するとグリフィスの気持ちがわかってしまうというか。自分が相手よりも上位に立ったとしても辛酸を嘗めさせられた相手には、同じ土俵まで降りて相手に辛酸を嘗めさせたい気持ちは僕もわかるようになりました。
 これこそ先に僕の感じた俗っぽさそのものなのですがね。
 夢を一度諦めさせられると、頑張ってより高位に立ち、そこで再度夢をやり直すことは僕にもあり得ることです。

†逆にガッツは敵キャラそのものだよなと感じるように。
 人間やめてしまって強い使徒やグリフィスとは違い、人間で人間離れした強さを持つガッツこそが怪物なのかな、と。
 ついでにグリフィスを超える執念を持っていたりもしますしね。

そんなこんなでベルセルクの続きが楽しみです。