2009年9月5日土曜日

MONSTER感想

†MONSTER(浦沢直樹、小学館)を読みました。
 何というか、マスターキートンと正反対の作品っていう印象を何となく受けましたね。

あらすじ
ドイツ病院にいた天才医師・テンマ ケンゾー。
彼が男女の双子の子を診察したとき、大きな事件に巻き込まれる。
色々あって(笑)連続殺人の犯人と勘違いされ、テンマの追っている犯人の意図が微妙にわからない(読者からすれば連載が進むにつれ犯人の目的が変わってきている?)し、ゲストキャラも多数出します。
ラストバトルは中々面白い展開でした。犯人の母親の独白である後日談も皮肉が効いていますよ。


 さて、僕がマスターキートンと対局の作品だと感じた理由は、マスターキートンが短編を重ねて大きな物語とするのに対し、MONSTERは全体のストーリーがあり、その中でちょこちょこと短編が挟まっている流れなのですよ。このMONSTERの中の短編集ですが、はっきり言って全体のストーリーとは関係がないため微妙に感じました。もしかしたら序盤にテンマが逃亡したあたりでブラックジャックなみのヒューマンドラマ短編集にする予定だったのかもしれませんが。
 それでも良質のハッタリなどで面白い作品でした。