Tellurは、……現在色々物色中です。

騎士でタイマン7:stygian dragon篇【UO日記】

2009年12月13日  2018年2月17日 

 さて。
 やっとステイジアンドラゴンを倒しました。
 長かった。
 思えばこいつを倒そうと思ったきっかけは、ピヨピヨ村の有志で勝負を仕掛け、見事な敗北を喫したときからです。
 データ上はそこまで強く見えなかったのですが、皆で何回も死んだ上に、討伐半ばで帰還。悔しい思い出でした。
 今回リベンジをする上で自分に約束していたことがあります。
 それは一度でも死んだら、それはブログにのせないこと。幸い、ほぼ初見の状態で死ななかったために、この記事を書くことができます。
 ではではスタート。
















stygian dragon
ステータス
Strength 748 - 889 Dexterity 210 - 350
Intelligence161 - 245

Base Damage
Hit Points 15000 Stamina 396 - 611
Mana 161 - 245

33 - 55
属性値 物理 冷気 エネルギー
攻撃 25 50
-- -- 25
抵抗 80 - 90 80 - 90
60 - 70 80 - 90 80 - 90
スキル
Wrestling 110.3 - 129.6 Tactics 110.4 - 128.4
Regist
Spells
117.8 - 129.3 Anatomy 111.1 - 127.3
Poisoning --- Magery ---
Eva. Int. --- Meditation ---
特殊能力

障害物・高低差無視, 硬直, 地震, テレポートアタック, 範囲沈静無効, Ul Flam(落馬+大ダメージ), Ul An Flam(落馬+大ダメージ)
特攻 爬虫類, ドラゴン バード難易度 160
生息地 Stygian Abyss
戦利品質 A 敵の強さ B
カルマ・フェイム S 狩りの旨み B

※ (最高)S > A > B > C > D > E >F(最低)
もちろん僕の主観である。Sが大体、各ボスや強mobパラゴンクラスが目安。
カルマ・フェイムはあまり厳密に計っていない。「?」とあってもキニシナ~イ。
狩りの旨みはmobが弱くて戦利品質が良いほど最高ランクへ。
特攻があったり周辺環境が楽なら敵が強くても上位ランクになる。
備考

半端な白豚は惨殺されるSAの悪魔。駆け抜け斬りを復活させた最大の功労者。さり気なく遠距離攻撃は落馬と地震しか持っていないため、タイマン駆け抜け斬りなら時間がかかるが比較的楽に倒せたり。「狩りの旨み」項目をそこら辺を反映させている。しっかしイグノアなしでは倒すのが辛すぎるよなあ。ここまでやっちまうのはやり過ぎかと思われ。

(※ データはほぼ全てUOモンスター協会からの丸写し。感謝!)







 うん、改めて見ると凄まじい能力だ。
 さて、Auricは基本的に敵の能力を調べ、そして武器と防具をそれに合わせてから戦いに臨むというやりかたを採っています。白豚・ネクパラならともかく純騎士で敵に合わせた装備をしないなんて自殺物ですよ。取り敢えずイグノア必須なのはわかっていたので、武器を注文しました。
 レッドさん……マジでありがとう。これで何度死なずに済んだことか。この武器の最大の特徴は速度なしではなく、高強度ライフリ。特効・エネワンによる3倍ダメージとイグノアでかなり体力を吸い取っていました。
 防具は頭:Helm Of Insight、手:Gauntlets Of Nobility、首胴腕脚は練成品、蛇皮靴と罪人の衣、墓場タリス、回避矢筒、赤エプロンを着こみます。
 もちろんリング・ブレスレットもそれなりの装備。
 これが今のAuric。盾は非練成品のものを使用。できれば回避・命中が13以上でFCマイナスなし、緑鉱石強化が欲しいのですが、今はそこらで売っている盾で我慢します。ああでも今から考えるとボウラテールの盾とかでも良かったかも。麻痺カウンターは美味しいと。
 そして
 ステータスは上記状態。冷気が死んでいるのは僕の計算ミスですが、ステイジアンドラゴン戦には影響がないのでオッケーです。
 理由は後述しますが、抵抗は70なければ辛いでしょう。


……
………

 ステイジアンドラゴン戦の舞台ですが、色々な情報サイトで紹介されているから省くとして、前準備を行います。

 あの北側にあるアンク近くに復帰消耗品を置きます。内容はトリンシックバラ20枚、包帯300枚、体力回復・スタミナ回復POTをそれぞれ20個ずつ。インビジPOTも。
 ちなみにこれの他にAuricは自分のバックパックに包帯1000枚とインビジPOTを入れています。インビジPOTを何に使うかは後で書きます。


 ステイジアンドラゴンが現れたらエネワンをかけて近づき、
 そのままインビジPOTを飲みました。そう、金縛り対策用なんですよ、インビジPOTは。この後数回、金縛りされましたが、全てインビジで時間を稼ぎました。

 ファーストアタックは……こうだ!
 与ダメージ167、被ダメ72!
 予想通りです。イグノア入れてますので、計算しやすいのがメリット。敵からは抵抗0で200前後入るはずです。キャラの抵抗は70必須と言ったのは、そういう訳です。抵抗60では被ダメが20増えますので。

 もう一丁!
 確実にダメージを与えています。
 見ればわかりますが、僕は必ずこの大広間で戦うことにしていました。ここなら落馬で大ダメージを喰らってもテレポーターで逃げ切れるんですよ。その間に体勢を立て直すことも可能ですし。


 これはこの戦い唯一の地震を喰らった瞬間ですね。細かい所は覚えてませんが、ダメージ的に(被ダメ34)地震かと。
 地震は前振りのサウンドがあり、「ズンッッズンッズンズンズン キシャーシェー」でダメージを喰らいます。ズン×5の後のキシャーでダメージが入るはず。範囲はドラゴンから8マス程度。騎乗してればズン3回目を聞いてから駆け抜けても間に合います。

 こいつの強さはこの落馬攻撃。これのせいで張り付けない白豚が何人いるか。ディスマウントと違い、落馬しても即再騎乗できますが、さっさとテレポータで移動してから体力と騎乗した方が安全です。

 ステイジアンドラゴンは遠距離攻撃を持っていないのでこんな状況でも死にませんでした。今回で一番危なかった瞬間です。落馬攻撃と殴りを同時に喰らっていますね。ステータスは
 今から思うとよく生きていたなあ。
 こういう事故があるので、HPは最低135あった方が良いかもしれません。ちなみに一番最初のステータスと比べればわかりますが、今回はトリンシックローズもGSP・GAP共に全く使いませんでした。UOA導入とはいえ、わざわざ盾を外すのが面倒だったのですよ。ついでに殴りだけだと体力半分も減らされませんし。

 うん、一番端っこの廊下で駆け抜けてますが、確かひとつ上のヤバかったシーンの直後のはず。体力回復のためにテレポーターで逃げたらドラゴンがやってきて、また逃げて……な状況。ステイジアンドラゴンって飛んでいるので攻撃が当たる座標がどこかわからないのが欠点です。
 また、ハンマーピックで殴っているからか、ドラゴンの体力が半分切るとかなり安定してきます。ただしそれでも油断大敵だったり……。
 わ、また大変だあ! なのですが、心配無用。上部のHPバーを見ると結構残ってます。ライフリが発動してダメージの表示ほど喰らってはなかったです。

 当然エネワンも何回も切れます。場合によってはエネワン無しで駆け抜けてたことも。ステイジアンドラゴンの攻略法は大量の戦士の駆け抜けイグノア連打でしょうね。もちろんタイミングを合わせることは必要ですが。

 終盤に発動した「龍」星群(ネタ元、ポケモン)。これが一体どんな効果があるのか検証できず……。すでにステイジアンドラゴンのHPは真っ赤っかです。

 そして時々逃げ始めるステイジアンドラゴンにダメージを入れ、戦場に戻しつつ、ついに、ついに、ついに。
 勝利です。
 龍の頭も出たし何よりも死なずに一人で全てできて満足です。

 ところでこれは……ナニ?
 死体を漁っていたら出ました。AFってバックパックに自動的に入るものでは? でも耐久性が255ということは、AFの類ですよね。

 ともあれ奴の首も記念に切り取ったし、勝利の雄叫びを!
 「何でステイジアンドラゴンの首は剥製にできないんじゃー!」


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【大蛇足】
良くUOでは戦士の華はタイマンである…等と書かれているが、これはある意味戦士の置かれている境遇を端的に表している。はっきり言うと、戦士は飛び道具(魔法攻撃)を使うそこそこの敵多数に囲まれた状況(1vs大勢)では…勝ち目が全く無い。勝ち目があるのは相手が単体で、しかもこちらに接近するという戦闘アルゴリズムを持ち、なおかつ逃げ足が遅いという状況に限定される。
フマクトの社より。直リンごめん)

 この言葉、身にしみます。そう、実はステイジアンドラゴンって戦場的に色々恵まれているので、非常に易しいのですよ。少なくともタイマンは。単体で見るとやはりステイジアンドラゴンなどは強いのですが、どちらかと言えばドレッドホーンなどMLボスの方が総合的には難易度が高いです。
 アンクあり、雑魚沸きなし、テレポータで逃げることも可能。こういう場でしか純騎士の見せ場がないのもまた事実。エネワンを唱えたらひたすらイグノア連打しかしなくても勝ててしまう。これが今のUOであるのは強く感じさせられました。いや、悪いとは言っていません。書き方はネガティブですが、僕は結構好きだったりします。なんといっても今回勝てたのは高級装備を揃えたからですからね。普通の装備だとやっぱりきつい敵であるのに変わりはありません。

 ステイジアンドラゴン戦を通じてSA戦闘の特徴は2つあると思います。
  1. 抵抗の高さと特殊攻撃
  2.  ボス戦のアンク
 1番目は、張り付きをさせないようにしているのかなーと思っています。MLボスもタイマン張り付きで倒せたりしますからね。EA的に不満だったのかな。まあ抵抗が全体に高くなるとイグノアの出番が増えすぎるので、そこら辺は調整すべきですね。
 2番目は、さっきMLボスより楽だと言ったけど、それは別に戦闘を簡単にさせようとしているわけではないのですよね。 ネットゲームである以上、回線が切れたりクライアントがクラッシュしたり、またはウインドウズのアップデートで通信速度が遅くなるなど不安定要素はたくさんあるわけで。不幸にしてパーティ全員がそれで死ぬ可能性もなくはない。そんな時の救済策を作っておくのはゲームとしては簡単になりすぎるかもしれませんが、会社の姿勢としては尊敬できます。実際のところ、最初にピヨメンで行った時みたいに全滅したりしたんですし。

 まあそんなことを思いましたとさ。
 ちなみにこの戦いで使ったのは
  • 包帯:105枚
  • インビジPOT:5本
  • リアル時間:約50分
 久しぶりの長丁場でした。
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