Tellurは、……現在色々物色中です。

ポケモン白黒感想3

2010年9月28日  2010年9月28日 
 今作は至る所に回復屋がいて安心だ。今までは何だかんだ言っても回復屋がポケモンセンターしかなかったために攻略の難易度では上だったからね。まあポケモンセンターが無料だし、どこでも無制限セーブが出来るために他のドラクエライクなRPGよりはるかに簡単なわけだが。

 氷2倍or等倍のドラゴンポケモンが増えちまった。うげ、ドラゴン技は鋼以外に等倍の上に、大抵のドラゴンは地面か炎が使えるから対処が難しいんだよね。だからこその氷4倍だと思っていたのにー。
 ドラゴンだけじゃなくて他のポケモンも今までにない属性持ちが多くなったな。
 そして種族値がメリハリのある、というか……無駄のないポケモンが増えたね。バランス型のポケモンはそろそろお呼びでなくなったのかな。それでもウツボットなんかは葉緑素のおかげでかなりの性能だろうけど。

 毎度おなじみ〇〇団なんだけど、今作のプラズマ団はかなりストーリーと攻略に絡ませるね。四天王にまで影響与えてやがる。しかもプラズマ団ボスと戦うためにはレシラム・ゼクロム捕獲が必須で、ボス戦後に強制セーブか。すげえ。
 しっかし、かつてはショッカーそのもののロケット団が時を経るにつれて宗教団体になっていき、最新作ではエコテロリストか(だよね)。発売された2010年夏ごろにちょうどシーシェパードの事件があったから余計にイメージがダブってしまう。もちろん子供向けのゲームだからプラズマ団は人間の欺瞞性を突っ込んでは糾弾してないし、構成員の多くはロケット団みたいな「悪者」として描いているんだ。だから「善意VS善意」の泥沼バトルは繰り広げてないね。最終的にはプラズマ団のボスも伝説のポケモンを捕まえて、その恐怖政治により自分たちの主張を通そうとしていたのだから。

 それと都会を都会っぽく、多くの人を画面に出しているのが素晴らしい。今までは都会と云えども、人が少なくてゴーストタウンのようだったから。今作は都会は人を多く配置して、さらに通りを走らせてるんだよね。これってすごい雰囲気があるよ。
 そして橋。多少見にくかったりするんだけど、迫力満点。(たぶん川で分断されたため)架かっている橋を通る機会が何回かあるけど、どれも大陸を移動している風情があって好きだな。実はクリアまでならそこまで時間はかからないことから考えると、フィールド自体の広さはあまりないのだろうけど、いかにプレイヤーに広さを感じさせるかの試みは素晴らしいと思う。

 今現在、クリアする直前で、これからポケモンの本当の姿を味わうんだけど、無印以来のワクワクを感じた。それはストーリーなどの作り込みもしかり、プレイヤーに冒険を疑似体験させているからだと思う。リアルタイムでプレイできて良かったなと思いつつ、ゼクロムの厳選に移ろうかorz
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B!
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