2010年9月2日木曜日

そういや何で僕はオタクになり、オタクから外れたんだろう

親の重力圏からの脱出手段としての、ゲーム、アニメ、ライトノベル

 今の僕の趣味は巷で言うアキバ系とは少しずれてる気がする。親は僕のことを少しマニアが入っているけどオタクじゃないと思ってるらしいし、テレビとかでアキバ特集がされてても僕に話を振ってこない。僕とオタクは親にとっては同一の存在ではないっぽいのだ。
 僕自身はかつて萌えの世界に浸かったりした残り香で今もアキバ世界をかすめ取っているけど、まあもうアキバ系には戻らないだろうね。エロゲはすでにアリスソフトのシミュとかRPGのみになっているし、元からアニメ見てないし、マンガもコテコテの萌えマンガは読まなくなってしまった。ラノベも最近読んでないからなあ。社会人になってわかったんだけど、アキバ系の趣味は時間がたっぷりある人向けなんだよね。だから僕みたいに本読みたい模型も作りたいネトゲもしたいetcなんて言ってる奴はどこかの領域を捨てなければいけないわけだ。それが僕の場合は、萌え系列の世界だっただけかもね。

 でも何でアキバ系に入ったんだろう。こんな僕でもアキバ系のマイブームが頂点だった頃は一生萌え萌え言いながら暮らすと思ってたんだ。数年経っただけでストライクウィッチーズのスカート履いてないのどこがグッと来るのかわからない人間に成り下がったけど。
 アキバ系=オタク世界に入ったきっかけは中学・高校の友人関係だったと思う。まあフツーだね。もちろん下地はあったし(小学校6年頃にペンギンクラブとかばんがいちとか読んでたなあ)、興味もなければオタクにならないけど、アニメとかゲームとかやっている友人が周囲にいて、さらにコミケとか行ってるグループにも顔を突っ込んだりしているうちに自然に詳しくなったんだ。
 もともと僕の家庭は、両親がゲームに興味を持っておらず、据置機は社会人になって買ったWiiが最初(しかも僕の部屋にしか置いてないので、彼らは存在を知らないはず)。携帯ゲームは中学生の時のゲームボーイくらいかな。僕の場合は中学生になってパソコンを買ってもらって、エイジオブエンパイアとかゲームに触れていたけど、親は全くゲームに興味を持っていなかったな。ネットで40代50代の僕の親と同じ世代の人がゲームをやっているとか記事を読むと、違う世界のように感じるよ。
 たぶんその反動なんだろうな。親が少しお受験ママっぽいタイプだったから、そこから逃れる手段として手っ取り早い素材だったと思う。ご多分にもれず、マンガによい顔を示さなかった僕の親も手塚治虫のマンガとかは読んでいたし、僕がブックオフでラノベ買うことに表立って反対はしなかったしね。また、僕にとっても中学・高校生の金欠状態で買える逃避アイテムとして、マンガやラノベは非常にコストパフォーマンスが良かったんだ。特にラノベは繰り返して読んでいたし。グレたり家出したりするほどにはバカではなかったんだよ。

 だから僕にとってこのシロクマさんの記事は自分のこととして読めたんだ。大学生後期になるとそれなりに色んな人と知り合って、どうも自分は思っていたよりもダメ人間でなさそうだとわかって、それで徐々にオタク趣味を切り捨てていったんだけど(ちなみに新たなオタク趣味にも目覚めてるからトータルでは変わらないのはどういうことだ)。
 オタク趣味から遠ざかるのは実は意外と簡単なんだ。オタクをやっていくためには仕事をしなければならなくて、その仕事が少し忙しければすぐにオタク趣味やってる時間なんてなくなってしまう。だから別にオタク趣味にどっぷり浸かっている人がいても心配することないんじゃないかな。いや、本当に人生すべてオタク趣味に捧げた人間はいるかもしれないけど、そんな人を脱オタさせるのは色々問題があるとおもうし。











 ひとつだけ、僕の経験から考えると、いかにオタクを続けるかが肝になると思う。
 上にも書いたけど、オタク趣味ってのは意外と簡単に止めることができてしまうんだよね。すっげえ面白いMMOでも与えてみたら(笑)、即エロゲとかマンガとかを放り投げる人も少なくないと思うぞ。オタクやってる奴なんて人並み以上に収集癖とかが強いと思うからネトゲにハマらせればそっちに集中するんじゃないかな。まあ、このケースはシンナーやめるためにマリファナ与えてみた系の思考だけどね。
 それはそれとして、生活のリズムが変わったときにオタク趣味がどれだけ残っているのか。そして今のオタク・アキバ系の趣味ってネットの流行とかとも密接だから、一時的に遠ざかっている最中に流行った知識をどう仕入れるのか、そしてそのモチベーションとか色々考えるとオタク趣味って案外脆弱なんだと思う。現在ハマっている人はそうは思わんと思うけど。