2010年11月14日日曜日

Kill Doctor Lucky

Titanic Games
人数:3~7人
時間:60分
デザイナー:James Ernest
★★☆ (2/3)
 チーパスという会社から出たゲームの再販(リメイク版?)らしい。ラッキー博士(Doctor Lucky)を人知れず殺そうとした人間が屋敷に集まってこっそりと殺そうとするゲーム。

【遊び方】
 目的はただ一つ。ラッキー博士を殺すこと。
 マップにプレイヤー・ラッキー博士の駒を置いて、追いかけあって殺そうとする。でも「視線ルール」があり、殺すためには他のプレイヤーから見えない位置(視線が通っていないこと)が必要。ここらへん、洋ゲーっぽいよね(UOとかWHFBとか)。
 もちろんこれだけだとプレイヤー達がひたすらラッキー博士を追いかけるだけになるため、特殊カードを駆使する必要がある。
・移動に影響与えるカード(自分・ラッキー博士のどちらかをテレポートできたり、移動距離増加ができたり)
・武器カード(攻撃力増加)

 ちなみにラッキー博士のHPは1なので、武器カードは本来必要ない。じゃあ何で武器カードを使う必要があるのかと言うと、他のプレイヤーが邪魔をするからだ。具体的には、「攻撃力減少」のカードがあって、それを使って自分以外のプレイヤーによるラッキー博士の殺害を防ぐ。殺害を防がれたプレイヤーは恨みポイント1をゲットする。恨みポイント分だけ攻撃力を永続的に上げることができる。ただし、移動カード・武器カードは使用すれば捨札に置かれて山札がなくなった時点で再度山札となるが、攻撃力減少カードは使ったらそれきりだ。恨みポイントも攻撃力減少できるから、プレイヤー全員が恨みポイントを使い切る前後がゲーム終了のタイミングとも言える。

【感想】
 今から考えると中々面白かったよ。遊んだ直後は記憶に残らなかったけど。
 遊び始めてすぐに面白さのポイントがわかって、
・ラッキー博士を追いかけるか/待ち伏せるか
・序盤から殺害しまくって恨みポイントを貯めるか/どの武器を使うか
・攻撃力減少カードを誰が何枚出すか
が重要。特に全員がラッキー博士を追いかける時は視線の関係で殺害の試み自体ができないから、離れた場所でテレポートカードを使うほうが効率良いっぽいね。
 また、武器にも種類があって、最低威力の武器は特定の部屋で使うと威力が大きくなる。ただしそれ以外の場所では恨みポイントを貯める訳にしか立たない。そして威力の大きい武器は特定部屋ルールが存在しないので恨みポイントを持っていなかったら、部屋補正あり武器の方が使えるんだ。これがなかなかの悩みどころ。
 そしてこのゲーム、あるプレイヤーが殺害を試みると、他プレイヤー全員で攻撃力減少を行うんだけど、別に誰が何枚カードなり恨みポイントなりを出すとは決まっていない。まあ、ゲーム中盤までは減少カードを必要以上確保する意味はないからガンガン切るけどね。
 それで一回山札がなくなった時からが本当のゲームの始まり。だって、2回目の山札には減少カードがないので、プレイヤー全員が持っている分+自分以外の恨みポイント以上の攻撃力があれば勝てるから。だから他のメンバーがどれだけ減少カードを持っているか、自分の攻撃力がどれくらい有効なのかを真剣に考える必要があるんだ。
 ぶっちゃけ、終盤で一度失敗したら、その時点で次に殺害を試みるプレイヤーの勝ちが決まったも同然になるからすっげえジレンマ。
 この記事を書いててわかったんだけど、ゲームのポイントが(僕にとって)わかりやすいから楽しかった。