2011年1月7日金曜日

ゴジラVSキングギドラ(1991)

 前作であるVSビオランテの続編。
 いろんな意味で時代の流れを感じさせる作品である。未来の日本は大繁栄を極めているから現代の日本を潰しに来ました! な、なんだってー(ry みたいな古さが完全に出てしまっている。映画が公開された時期にバブルが崩壊とか、時事ネタをストーリーに盛り込むのって大変だねーとヒトゴトながら思った。しかしこれに懲りたのか、次昨VSモスラ以降、デストロイアまで一貫して時事的なストーリーはなかった。
 内容だが、メカキングギドラの存在に度肝を抜かれたとか、そんな怪獣話はともかくとして、特筆すべきはハリウッド映画の影響だろう。タイムトラベルはバック・トゥ・ザ・フューチャーの影響らしいし、アンドロイドはターミネーターだろうね。調べてみるとターミネーター2が少し前に公開されているが……。さすがにこれをパクったというのは言い過ぎかな。でもVSキングギドラでのアンドロイドが走るシーンはターミネーター2を思い出させるものだったが……。別にパクリの是非を言いたいのではなくて、面白いと思ったものをそのまま映画に取り込めてしまったんだよね、1991年って。しかもハリウッド映画を。今だったらパクるほど価値のある映画ってあるのだろうか。しかもそれを原液のまま自分たちの映画に出してしまえるのだろうか。バブル時代は金だけ持って価値観はアメリカのものをありがたがっていたとか言われてるけど、まさにそれそのものだよね。
 それから10年以上たって、今度はハリウッドが日本原作のマンガなどを映画化している。日本は良作も駄作も(駄作のほうが印象が強すぎるのだが……。デビルマンとか)含めて大量に映画を作っている。問題は日本国内向けにしか、作れていないというところだ。将来的に日本が原作を提供する国となるのか、それとも映像化された作品を世界に提供してブームを作り出す国となるのか、どちらでも良いか。