Tellurは、……現在色々物色中です。

ゲームズワークショップがメタルミニチュアを切った

2012年1月29日  2019年5月15日 
メタルミニチュアってのは大体1年おきに僕の中でブームになる。接着剤とかで匂いが酷いので夏に止めて冬に作り出すのがいつもの流れ。だから作る予定がなくても年に2~3万円ほどは新しいモデルを購入していたし、素組だけでも楽しめるホビーだった。
 でも、どうもゲームズワークショップ(というかシタデル社)はしばらく前に、ピューター製(メタルミニチュア)からレジンやプラスチックなどの普通のプラモミニチュアにシフトしたらしい。いや、新製品を見ててどれもレジン製だったので嫌な予感がしたんだよ。結果、RoRでその情報を見つけた。というか、ゲームズワークショップのサイトを探しても見つからないのはどうしてだ(切り替わったのが平成23年の5月下旬らしいからまだ1年経ってないのに……)。

 シタデルのミニチュアを買う層は、1つにはもちろんウォーハンマーで遊ぶ人がいるんだろうけど、2つ目にはその造形に惚れた人もいると想像する。僕もウォーハンマーはもう遊ばないけど(プラスチック製の軍団はほぼ全部捨てちゃったなあ……)、メタルミニチュアは買う人間だし。
 ガンプラとかとどう違うのかと尋ねられたら、やっぱり質感と答えるだろう。ピューターならではの重さ。はっきり言って、日本のプラモデルに比べると細かい組み立てが雑だったり、凹凸が微妙だったり、そもそも接着剤も選ばないと簡単に分解してしまう。それでもメタルミニチュアは大好きだった。
 ミニチュアを全て樹脂製にするのはゲームズワークショップにとっては大英断だろう。僕みたいなコレクターを失う覚悟なのだから。
 でも作りやすくなるのはウォーハンマーを楽しんでいる人々にとって良いことだと思う。ウォーハンマーやってたときは、実は結構組み立てるのが苦痛だった。同じポーズに似たシルエット。隊長(チャンピオン)すら部下との違いを出せない。メタル化していたキャラクターに至っては素組み状態では他のゲーマーとの差別化をカラーリングでするしかなくなってしまう。数回、対戦相手の軍団が黒い下塗りだけだったのを見た。ゲームを遊ぼうとすると作るのが大変になるのだ。
 これを樹脂製にしたらカスタマイズが容易になる。非常に良いことだ……と思うのだが、コレクターと化した僕はメタルじゃなきゃいやーと叫んでいる(笑)。

 まあ、時代の流れだよな。メタルミニチュアは作って飾るのを目標にしなければ手を出し辛いし。簡単に改造したいという要望を受け入れればプラスチック製になるのは当然とも言える。
 だけど、問題は価格。ミニチュアによっては樹脂化した方が高くなったケースがあるけど……。今まではメタルだからこそ1体4000円とかを納得してたけど、新しいモデルには魅力を感じないなあ。ほら、ノーマルの兵隊って10体4500円とかで売ってるじゃん、やっぱプラスチックなら1体当たり2000円未満にしろと思ってしまう。特にウォーハンマー遊んでいる人はそんな風に思うんじゃないかな。僕も現役プレイヤーの頃はポイントを埋めるためにアーミー買うときに、高価なメタル製を買わずに敢えて安いプラスチック製のパックを買っていた。
 とりあえず今しばらくはシタデルのメタルミニチュアを在庫として貯めてるから問題はない。

 今後メタルミニチュアが欲しいからと言っても、今後リーパーとかに行く気はないなあ。シタデルならではのデフォルメが好きだったんだよなあ。
ー記事をシェアするー
B!
タグ