2012年8月19日日曜日

思い出

†ディズニーランドというブランドについて
 今は下火になったが、東北大震災後半年から1年くらい、ディズニーランドの経営の上手さについて語った本が多かった。曰く、バイトが90%なのに顧客満足度が最高だとか震災で怖がっている人にパーフェクトな対応ができたとか。
 僕はディズニーランドの良き客じゃないから何ともわからないが、しかしディズニーランドと言われるとあることを思い出す。
 数年前、就職活動で地元県だったのでディズニーランドで面接をした。1次は集団面接。舞浜駅近くのホテルで行なったのだが、申し訳ないことに僕は早々と自分に合わないことを自覚してしまった。
 おもむろにミッキーの手袋をはめる社員、自己紹介でディズニーランドの年間パスポートを持っていると宣言し合う学生たち、仕事紹介の中でアメリカのディズニー社とのライセンス交渉の模様をウキウキと語る先輩社員。ベクトルは違えどオタクである僕は「入らずの空間」であることを察知したのだった。ちなみにこれ以外に同じシックスセンスが働いたのは大学の文化祭のバンドのコンサートとかだ。
 ディズニーランド、いや米国ディズニー社とこんがらがるから次からはオリエンタルランドと書こう、はコンテンツが純粋に多いのだ。しかも幼い子向けのコンテンツも多い。結果として幼少時から信者になりやすい。成長してからは僕みたいにディズニーに思い入れのない人間は寄り付かなくなるので運営が信者だけで構成されることになる。確かに顧客満足度も高くなるわけだ。好きな仕事で好きなもののために自分がこうされたら嬉しいと思うことをやっているのだから。コンテンツ産業が生き残る理想像だと思う。
 それにしてもあの時の学生たちの瞳を忘れることはできない。


†はてなダイアリー
 大学生くらいだったか、ネット上のコミュニティに憧れていた。
所謂ネット論壇に登場する人たちと知り合えたら素敵だろうと思い、はてな村に入れたら……と思っていた。
 時は経って、会社員数年目の僕。そこら辺の欲望を感じなくなったのは驚いた。大学時代の憧れって暇があって考えることもたくさんあった身分だからそう思っていたのかなと自問。今は貯まった本やゲームを切り崩すのに精一杯でその手の無駄な時間がない。あとは人付き合いってものに幻想を抱かなくなったことも大きいかも。僕にはネット越しの会話が一番合ってる。友人関係とかオフ会とか、今でも憧れなくはないんだけど(そして誘われたら行くと思うけど)、基本はリアルで顔を付き合わさない関係が良いな、と今では思ってるのだ。
 それからはてなダイアリーみたいなサービスが複数できたのも大きいかも。Evernote、ブログ、ツイッター、タンブラーなど色々ある。少し前ははてなダイアリーしかまともな日記ツールは存在しなかったのだ。ツイッターやブックマークが有名になった今、そしてタンブラーなどが出来た今、はてなダイアリーを選ぶメリットも昔に比べたら薄れたなーと。でも今でもはてなダイアリーの1トピック作成システムは憧れるな……。