2014年4月19日土曜日

腐れンジャー

 今日、無限某家が腐るという情報が入った。
 そっかー腐るのか。また一人UOから人が減っちゃうのか。寂しくなるなあ。
 と、思っていた。
 他の人はともあれ、せめて僕だけでも彼もしくは彼女のために花でも捧げようと腐り家に駆けつけたのだ。

 腐り家には先客がいた。ゴキに乗って、棒立ち。いや、ここは無限なんだから危ないだろ。すぐ側でそう考える僕をよそにゴキ乗りの彼は佇んでいた。
 「ここは俺の領土だ」
 そんな雰囲気を漂わせながら。

 とは言え歴戦のUO戦士は伊達ではない。家の入口で弁慶の如くガードする彼を尻目に次々に腐り家に入る廃人ども。もしや腐り家って完全パブリックモードになるのかしら?
 そして急に姿が出る汚らわしいステハイのゴミクズども。ちなみに人が密集すると思われるところでステハイでうろつくと姿が現れちゃうからやめたほうが……。ついでに明らかにステハイがいるとわかってても誰もDHしないのは無限の人々の優しさ?

 ついに時間だ。いきなり土地がなくなるのは何度見ても慣れない。他の人も姿を現さなかったことから、対応できなかったと思われる。そして行われる略奪。ログインしていないとは言え家主が必死に貯めたであろう思い出の品々を強奪する罪深きブリタニアの住人たち。なんという浅ましさ。こいつらは人間じゃない、ハイエナだ。

見よ、この光景を。モラルという言葉はどこへ消えたのだ!?
この無法者たちに誰かが天誅を下さねばならぬ。確かに家主はブリタニアから去った。でもそれが何だと言うのだ。彼もまたこの無限という世界を支えた仲間。そのような隣人に対してこの振る舞いは間違っている。
 刑を下そうと思わず手の中の棍棒を握りしめるも多勢に無勢、人が少なくなった頃にしようと思い直す。ヘタレと呼ばれたって構わぬ。欲に目の眩んだブリタニアの住人は一万のグレーターデーモンの群れより恐ろしいことを知っているからだ。


……
………

 しばし後、徐々に人が減っていった。めぼしいものもなくなり、満足したハイエナからそそくさと帰る。こんな大勢の人の中でゲート広げてしまい大丈夫かと心配になるも、まあ無限の住人だから大丈夫だろう。
 そして、ついに最後のアイテムもなくなり待望の建築タイム。
 今だ。こいつらは大切な財産をかっぱらうだけでは気が済まず土地まで奪い取り家主の存在をこの世から消そうとしている。こいつらを放置してしまって何が正義か。その首をヘイブンに晒し奴らの罪を自覚させねば。
 いくぞ。

Uaaaaaaa!


……
………

 殺されたのは僕だった。念には念をいれてそれなりに弱そうで放置っぽいのを選んだが、殴った直後に通りすがりの戦士から殺されたのだった。やっぱ窃盗よりも暴行の方が罪は思い。そんな当たり前のことに気付いた僕は汚れた右手を眺めつつ帰路についたのだった。















おまけ
収穫物は
クリスタルの転送台
背徳ダンジョンへの転送台
商品取引箱
トクノMAF数点
PS120数点
報奨スタチュー
天ぷら粉数点
その他高いアイテム・装備品

 うん、大漁大漁。一気に資産家になったぜい。