2015年6月30日火曜日

「のぞえもん」(藤崎ひかり、日本文芸社、2015)

 話題になった時はすでに回収後だったので、某マンガ喫茶で読んだ。ちなみに原則、この感想文ラベルを付けるのは完結した作品のみなので、つまり僕の中でこの作品はもう完結したとみなす。
 それはともかく、この本をわざわざ回収する意味はあったのか?

 もちろん、一読というか表紙を一見しただけでドラえもんのパロディだってことはわかる。
 ただ、設定はドラえもんから要所要所で変えた結果、似ても似つかないものに変わってるし、ストーリーの運び方に至っては良い意味でも悪い意味でも今風のマンガ。
 質の悪いパロディを出すでない! と天国からお怒りがあったのかと思うほど別物だと思う。下手に回収騒ぎを起こして注目された方がドラえもんのブランドを傷つけるんじゃないかな。
 こうして考えると「魔物鑑定士バビロ 」(西義之、集英社)や「撲殺天使ドクロちゃん」(おかゆまさき、電撃文庫)はなかなか手の込んだパロディなんだと感心。

 実のところ、エロ風味のドラえもんだったら2005年、快楽天BEAST vol3号に掲載された「超ニセもん」(土居坂崎)というマンガがあって、こっちの方がはるかにヤバイ。


 なんとなーく、アリスソフトの「ウルトラ魔法少女まなな」、怒られなくて良かったね、と思った。