2016年3月15日火曜日

オデッセイ(リドリー・スコット監督、スコット・フリー・プロダクションズ、2016)

 確かに火星版鉄腕ダッシュだった。無人の地に残されてのサバイバル。そこらにある材料で作物を作ったり、通信機を作成したり。
 どうでも良いことだが、じゃがいもは芽が出る状態で火星まで持っていくのか。調理の手間とかかかるんじゃない?
 いわゆるサバイバルものとしてもしかして主人公が死ぬんじゃないかと思いながら見れたし、問題が起こっても科学で解決する姿は格好良かった。いわゆるPDCAのサイクルが実際に描かれており、こうやるのかと感心した。それにしても主人公の楽観性はすごい。

 ただ、ハラハラドキドキの連続だった序盤に比べ、火星と地球の通信が確立してからは消化試合気味であった。中だるみしないように中盤で農場破壊シーンが出るが、それでも地球側の叡智を集めれば何とかなる的な雰囲気があって、序盤の緊張感が薄れていた(事実、中盤以降は描くトピックもないのか、「◯◯日後」的表現が続発する)。RPGでもそうだけど、情報やデータが限られた序盤が一番の難関っていうのはこの手の映画でも当てはまることなんだな。

 気になったこと。火星では大気圧が低いはずなのだが、風の表現は地球と変わらないっぽい。