2017年8月1日火曜日

髑髏城の七人 シーズン鳥

 初めて髑髏城の七人を、劇団☆新感線を観た。この演劇は客席が360度回展するのが売りになっており、どういうことかわからなかったが、体験してみて納得。これは演劇として凄いことだ(と演劇を見ていないにも関わらず感じた)。
 普通、演劇って舞台が1つなので場所の転換があまりなかったり、セットを組み立てる時間がかかったりする。なので演劇は背景を使いまわしたり、場所を動かないものだという思い込みがあった。
 この劇場では客席を囲むように舞台が作られ、幕で客が見ることのできるセットを制御している。そのため客席を回転させればシームレスに場所を移動でき、さらに1つの背景・セットを全部見せるとか右半分しか見せないとかの操作も可能。ついでに幕に映像を投射することもできる。
 これにより巨大なセットを5つも6つも作ることができ、演劇特有の背景の使いまわし感・移動しなさ感が全くない(阿弖流為のDVDを見たら舞台の進化に驚いたよ)。ほとんど映画のような豪華さで、そして演劇の目玉である全体を眺める視点も損なってない(ただし演劇の欠点でもあるオペラグラスなしでは役者の顔や動作がよく見えないのは変わらない)。

 近年の演劇はここまでテクノロジーが進化しているのかと思った。
 内容? 作品も劇団も見るのが初めてなので偉そうなことは言えぬ。ひたすら格好良く、シナリオもシリアスとギャグがしっかりしていた。僕は演劇ファンではないので何度も見るよりも、他の作品を同じ設備で見てみたいなあ。