Tellurは、……現在色々物色中です。

神栖→銚子ポタリング

2017年12月12日  2017年12月12日 


 2017/11/26(日)に行ってきた。自転車の試し運転。片道20kmなので往復40kmを慣らす目的だったが、終わって調べたら片道30km前後あったんだ。疲れるはずだよ。
 基本的に神栖・銚子は田舎なので歩道を歩く人も走る人もいない。そのため、歩道を自転車で走って安全に通行する予定だったのだが、歩道がガタつくことガタつくこと。脇道や駐車場が多く、車道より一段高い歩道はそのたびにアップダウンを繰り返す。アップダウンごとに自転車からお尻にダメージが……。途中から素直に車道を走ることにしたのだった。乗ってる自転車のサドルは安物メッシュタイプで、パッド入りショーツ掃いてるけど、ショーツだけではダメだった模様。
 それにしても僕も車運転するから路肩走る自転車が邪魔なのはわかるけど、仕方ないんだよ。いつか市役所に自転車道路の整備を投書しようかしら。

 神栖の中でも市街地に近ければ道路が快適なのだが、周縁に行くに従い、3車線が2車線に、2車線がとうとう1車線に、そして路肩も狭く、ついには歩道がやっつけ仕事になる。あまりにもアップダウンが激しく狭い歩道は歩く人も大変だと思う(歩く人はいないけど)。そんな国道124号を真っ直ぐ行くと見えてきた銚子大橋。車で通る時、歩くと景色が良いだろうなといつも思っており、晴れてたこともあって確かに良い感じの光景だった。だが向かい風が激しく疲労が溜まる。ここで初めてウィダーinゼリー……ではなく、どこかのスーパーのPB品を飲む。美味い! 脚を休めたこともあり一気に回復した気になる。このまま銚子まであと少し。

 とは言え、銚子に来て何するかなんて決めてなかったのだ。シャッター街が多くお店も締まってるし、どうせだから犬吠埼まで行こうかと思っていると、どこからかお囃子と掛け声が聞こえる。飯沼山の圓福寺でお祭りやってるみたい。まったく知らなかったのだが、「黒潮よさこい祭り」というものがその日、開かれていた。ついでに「鯖サミット in 銚子」というイベントも。お昼は鯖だと決め、近くの「七兵衛」というお店で鯖漬丼定食と鯖の漬け刺し身を食べる。美味い。テレビでも紹介されたらしく、鯖がトロトロのフワフワで、シメ鯖しか食べたことのない人間にとっては目から芽が飛び出そう。
 そんなこんなで1時間近く休憩し、家に帰ろうと思い立つ。またあの距離を走るのか……。少し挫けそうになるけど、そもそも挫けても帰る手段がないのだ。恐る恐るサドルに座ると思ったほど痛くない。これなら、と走り始める。

 帰りは地獄だった。向かい風の上に歩道を走るとアップダウンでお尻に激痛。軽めのメッシュサドルだったが、クッションを被せようと誓った。休み休み乗れば良いのだろうが、おおよその時速を調べようと思ったため、休憩なしで走る羽目に。それもあって片道30kmを2時間で行けることがわかった。時速15km。クロスバイクに比べると極めて遅い(そういや数台に抜かされたし)が、こんなもんだろう。ついでにサドルの高さとハンドルの位置を色々変えていたら、フィットする体勢が見つかりびっくり。これなら走るのが楽になる。
 帰りの途中で柿を買い、泣きながら走って家に着いた。途中から筋肉痛でその後は昼寝。

 出発時間は9時→現地到着時間は11時、現地出発時間は12時→帰宅時間は14時。
 こんなもんか。もっと長い距離を走る時は休みを入れるので速度が下がると思う。というか、30kmの長さでも数回はお尻を休ませる必要があると思った。
 買ってきた柿が美味かった。

 銚子には車では行ったことあるが、お店一軒一軒をを眺めるくらいの速度で行ったのは初めてだった。神栖市の道路沿いの小さい店、ひっきりなしに車が大型車が通るせいでタイヤの後が陥没している国道、銚子市の店舗は多いけど閉まっている町並み。そして外を出歩く人もあまりおらず、すれ違ったのはロードバイカーか年寄りのみ。工業地帯とは言え、地元の人は少なくなっているのではないかと思わせられた。実際、一応でっかい催しがあったにも関わらず、出店や空いている店がほぼなく、七兵衛に行ったのも魚料理が食べられる店を探した結果だった。踊りの演目が行われている目の前なので空いてて当然だったのだが。そうかと思うと、国道では車がどこからともなくたくさん行き来しており、地元でお金を落とす人はあまりいないのではないかと考える。こう書いたからと言って解決策はないんだけどね。日曜の12時近くなのに寂しいなと思っただけ。
 その夜から鼻水が止まらない。外に長くいたから秋の花粉症でも発症したか?
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