Adeptus Titanicusの遊び方③ーロスター編成上のファクションについて(レギオン/ハウスホールドとallegiance)
Adeptus Titanicusは書籍ごとにどんどんルールが追加され、正直、意味不明になっていたが、ようやくロイヤリスト本とトレイター本の発売によってロスターを組むときに適用されるルールが整理された(考えてみるとすごい混沌としたゲームだったんだな)。
ここではロスターを組むときに適用されるルールを階層化して整理する。なお、個々のレギオンルールは各種本を読んで欲しい。
①allegiance(ロイヤリストorトレイター)
ロイヤリストかトレイターかで適用される追加能力、選択できるウォーギア(アイテム)、選択できるストラタジェム、選択できるタイタンが異なる。各ロスターはロイヤリストかトレイターか、完全に分かれる(性格にはブラックシュラウドとかいう連中もいる)。
②レギオン
各種レギオンごとに固有能力、プリンケプス能力、ウォーギア、ストラタジェムが異なる。ロスターの中で複数のレギオンが混在することも可能(ただし自分の所有するレギオンの数だけ相手に指令ポイントを与えるルールとなっている)。
③マニプルズ
マニプルズとしてタイタンを一定の数だけ編成するが、マニプルズによっても能力が付与される。なお、マニプルズに入れずに好きなタイタンを編成することも可能ではある(マニプルズ能力が得られないのでもったいないけど)。ロスターの中で複数のマニプルズを入れることは可能。マニプルズについては別記事で。
④プリンケプス能力
40kやAoSでおなじみのウォーロード能力。自軍から1体のタイタンを選びプリンケプスに指定すると特殊能力が得られ、さらにコマンドチェックにボーナスがかかる。マニプルズ毎に1人プリンケプスを指名できる。
⑤タイタン
武器を持った各種タイタン。一部のタイタンはマニプルズ毎に1体だけというルールとなっている。
基本的にロイヤリストとトレイターでタイタンや武器の種類は共通だが、トレイターのみウォーマスターイコノクラストタイタンというユニットを採用できる。
さらに、トレイターは各タイタンに対してmutationというアップグレードを行うことができ、コストと引き換えにタイタンをヴァニラの状態から強化できる。
⑥mutation
トレイターは各タイタンに対して、base mutationを選択し、さらにbase mutationを持つタイタンに対してadditional mutationを選択できる。いきなりadditional mutationを付けることはできない。また、タイタンの種類によってadditional mutationをつけられる数は異なる。
全体的にmutationは強力だが、コマンドチェックにペナルティがかかるなどトレードオフはしっかりある。
⑦ウォーギア
コストがかかるけど任意で付けて良い。
⑧ストラタジェム
いわゆるストラタジェム。Adeptus Titanicusのストラタジェムはバトル開始時に使用するストラタジェムを「購入」して、「購入」したものしかそのゲーム中では使えないシステム。
ロスター作りはこんな感じ。
上ではタイタンレギオンのロスターを例に解説したが、ナイト(ハウスホールド)のロスター構成もマニプルズとウォーギアの選択ができないだけで同じようなもの。ただし僕はハウスホールドの作り方は詳しくないので解説できないのだった。