騎士でタイマン9:Slasher of Veils篇(前編)【UO日記】
2010年2月6日
2018年2月17日
*今回は完全に敗北しました*
*この記事の原稿はベイルス戦直後に書いてあり、現在とは考えが大分異なっている部分があります。「臨場感を大切にするため」に敢えて記事の書き直しはしてませんので、そこら辺差し引いて読んでください。*
Slasher of Veils(以下ベイルス)と初めて戦ったのはRedさんとカーンさんとムーンさんが戦っている中で横殴りをしたとき。殴った感想としては、堅くて強いの一言。カーンさんと共に包帯を巻き続けてましたが、包帯が遅れる→死亡、やムーンさんがタゲられる→死亡寸前、と言ったケースが大量にありました。
また、データ上もステイジアンドラゴンと違い魔法を持っていたので、どう考えてもHPが耐えきれないだろうと思い、スルーしていた面もあります。殴りで抵抗0の200ダメージは抵抗70で60、落馬攻撃で70、魔法コンボで20以上。計算上不可能と最初からあきらめてました。
しかし、ふとアビスダンジョンの悪魔沸きからの帰りでベイルスと戯れたら意外といけたんですね。
殴りはAuricの氷以外抵抗70・氷抵抗49で48ダメージ。こっちからの与ダメはエネワン・イグノアのみで70前後。被ダメを逆算すれば抵抗0では140程度しかベイルスはダメージを与えられません。確かに巷では名誉とってフェイントで殴っていれば勝てるとか言われてますが、まさかこの程度だったとは。
殴りで48、落馬攻撃で70、魔法コンボで20以上。AuricのHPは140。
面白い。数値上の困難はなくなりました。後は純粋に僕の腕と戦略の問題ですね。やってみようではないか。
今回使う武器は念願の悪魔特効ウォーアクス。ウォーアクスは速度25・スタミナ150でDF使うと最速攻撃ができます。ちゃんと命中低下も付けています。普段使いにできる武器にしたかったのですね……。ステイジアンドラゴンを倒したみたいな専門武器は使う局面が制限されるので。名前出して良いのかわからないから出さないけど、ありがとう>某製作者殿。
さらに物資として赤・黄POTを25ずつと包帯700枚、白POT2樽にトリンシックバラ50枚を持ちます。さらに最終兵器として銀の若木の種を所持。これは高かった……。本当なら自力で取るのが金もかからなくて素敵なのですが、ベイルスの強さが調整されるために是非とも今、戦いたかったのですよね。
これだけの荷物を持ってさあ出陣!
…
……
………
うむ、銀の若木の種が植えられない。もしかして取ったキャラしか使えないとか? それならば購入代金は一体……。いや、今回の戦いは非常に辛くなります。
【追記】
調べてみると銀の若木の種はスタックした山から取り分けると使えなくなるそうな。
参考公式サイト:銀の若木
今度やってみましょう。
とりあえずおもむろにアタック開始。時刻は朝の9時55分。いくら休日と言ってもこんな朝早くからUOってる廃人はあまりいないと思われるので、タイマンにはもってこいの環境ですね。
エネワン+特効+イグノアで140前後(上写真では151)の与ダメです。想定通りと言いたいところですが、やはりハンマーピックに比べて30ほどダメージが落ちますね。このダメージ差が後々重大な問題を引き起こします
被ダメはそこまで高くないものの、魔法がとてつもなく痛いです。しかも怒りの炎とか言う訳のわからん連続ダメージ攻撃まで完備しています。思っていたよりも見通しが甘かったことに気付きます。
うん、魔法持ちなのでステイジアンドラゴンと違って落馬して対応を誤ると即死亡しそうで怖いです。このときは、確か落馬攻撃を単品喰らっただけだからまだ生きてましたね。
近づくと魔法がガンガン飛んできます。だから自然と画面外にまで逃げて……。しかも毒まで入れられます。面倒なのでHPが多少減っても回復しないで戦っていると
あ!
死亡確認。
すぐさま銀の若木までダッシュです。銀の若木の種がなぜ使えなかったのかを早く分析しないと時間の無駄になりますねー。
蘇生後、さっさと戻ってベイルス討伐再開。まだ人気がないとは言え、離脱している内にベイルスを取られないとは限りません。
そうそう、AuricはレジGMなのにカースもバンバン喰らいますし、パラライズで1秒以上停止させられます。マナヴァンプも普通に飛んできてひたすらうざいものがあります。
しかしベイルスの体力を半分にしたら死ぬ危険度がかなり減りました。確か一度も死ななかった気がします。移動速度を遅くなるのは今戦いにおいて十分なメリットでした。
ただ、当初はベイルスのHPを半分以下にしさえすれば勝てると漠然と考えていましたが、それが非常に甘い考えだと思い知らされることになります。
このバトルは午前9時55分から始め、HP半分削るのに1時間前後かかりました。つまりはあと1時間あればベイルスを倒せるかな……
と思ったら、やって来ましたGH連打。Auricが接近すると延々とGHの音が聞こえます。一応GHに全力投球しているらしく、魔法攻撃の手が弱まっては居ます。でもかえって体力を削れないので非常にうざいです。
まあ画像を小さくしているために見にくいでしょうが、ベイルスのHPがほとんど減っていないことに注目。あ、一応減らしてはいますよ。ただ、戦っている最中は本当に減らしていたのかわからなかったため、それもあって泣きたい気分でした。
さらにAuricを襲うのはマナヴァンパイアの嵐。
イグノアを打とうとした瞬間にマナがなくなり不発に。これでもAuricはレジGMあるのですがね……。それで40以上あるマナを一瞬で0にするのって反則ですよぅ。ダメージは40程度しか与えられないのですから。
【追記】
実際に喰らっていたのはマナドレインでした。マナを吸い取られて少ししたら回復していました。ちなみに毒の世界を見る限り
「
・マナドレインの効果式
40 + 使用者EI - 対象レジストスキル (単位:mana)
・マナヴァンパイアの効果式
対象がPC: 使用者EI - 対象レジストスキル (単位: mana)
」
マナファンパイアの方が喰らっても得ということがわかります。つーか何でマナドレインは基本値40もあるんだよorz
ベイルスのGH連打を防ぐためにブリードアタックをも入れましたが、果たしてGHを防いでいるのか。
【追記】
GHの回復を防ぐのはモータルですよね。何でブリードなんて入れてたんだろ。
詰まった。ええ、完全に打つ手がありません。ベイルスのHPバーも減っていません。むしろ増えてるんじゃないかと思われます。少しずつ心が折れ始めます。
そしてリアル時間は11時55分になり……ついに敗北宣言。
このときのベイルスのHPは3分の1以上残っています。
敗因は、
・弱毒のために包帯を消費し、その分、DPSが低下した
・中盤以降のGH連打に対し、決め手がなかった
・マナを吸われまくった
・乗りドラがいないため張り付いてダメージを与えられない(もっとも乗りドラがいるから貼り付けるわけでもない)
で、お昼ご飯後でベイルスを見に行ったら白豚が普通に張り付いていてショックを受けたり。
それ、僕が体力を減らしてやったんだからな! 感謝しろよ!(ちなみに白豚は大抵、「名誉」を使って攻撃力を1.5倍にしてベイルスを退治します。「名誉」はモンスターが少しでもダメージを受けてると効果がありません。その白豚氏にとっては逆にいい迷惑でしょうねw)
*この記事の原稿はベイルス戦直後に書いてあり、現在とは考えが大分異なっている部分があります。「臨場感を大切にするため」に敢えて記事の書き直しはしてませんので、そこら辺差し引いて読んでください。*
Slasher of Veils(以下ベイルス)と初めて戦ったのはRedさんとカーンさんとムーンさんが戦っている中で横殴りをしたとき。殴った感想としては、堅くて強いの一言。カーンさんと共に包帯を巻き続けてましたが、包帯が遅れる→死亡、やムーンさんがタゲられる→死亡寸前、と言ったケースが大量にありました。
Slasher of Veils | ||||||||
ステータス | ||||||||
Strength | 904 - 1083 | Dexterity | 128 - 146 | Intelligence | 1078 - 1199 | |||
Hit Points | 50000 | Stamina | 128 - 146 | Mana | 10000 | |||
属性値 | 物理 | 炎 | 冷気 | 毒 | エネルギー | |||
攻撃 | 20 | 20 | 20 | 20 | 20 | |||
抵抗 | 65 - 75 | 70 - 80 | 70 - 80 | 70 - 80 | 70 - 80 | |||
スキル | ||||||||
Wrestling | 110.1 - 122.8 | Tactics | 111.4 - 126.3 | Regist Spells | 114.1 - 117.8 | Anatomy | 114.1 - 125.8 | |
Poisoning | --- | Magery | 113.4 - 127.5 | Eva. Int. | 115.9 - 130.0 | Meditation | 116.5 - 127.1 | |
特殊能力 | ||||||||
魔法, 火柱, 毒(Lv4), ペット特効, 全抵抗低下(-10), 硬直, 怒りの炎, Ul Flam(落馬+大ダメージ) | ||||||||
特攻 | 悪魔族 | バード難易度 | 144 | |||||
生息地 | Ter Mur, Stygian Abyss | |||||||
戦利品質 | S | 敵の強さ | S | カルマ・フェイム | S | 狩りの旨み | A | |
※ (最高)S > A > B > C > D > E >F(最低) もちろん僕の主観である。Sが大体、各ボスや強mobパラゴンクラスが目安。 カルマ・フェイムはあまり厳密に計っていない。「?」とあってもキニシナ~イ。 狩りの旨みはmobが弱くて戦利品質が良いほど最高ランクへ。 特攻があったり周辺環境が楽なら敵が強くても上位ランクになる。 | ||||||||
備考 | ||||||||
何か、硬直やら様々なdebuffはレジが高いと喰らわないらしいぞ。でもAuricはレジGMなのに硬直は喰らうわ(1秒程度)、パラライズも1秒喰らうわ、カースやら色々飛んできて酷い目にあったぞ。硬直喰らわないくらいのレジって110か? 120? ただ、退治が大変なだけあって戦利品はすばらしいの一言。 | ||||||||
(※ データはほぼ全てUOモンスター協会からの丸写し。感謝!) |
また、データ上もステイジアンドラゴンと違い魔法を持っていたので、どう考えてもHPが耐えきれないだろうと思い、スルーしていた面もあります。殴りで抵抗0の200ダメージは抵抗70で60、落馬攻撃で70、魔法コンボで20以上。計算上不可能と最初からあきらめてました。
しかし、ふとアビスダンジョンの悪魔沸きからの帰りでベイルスと戯れたら意外といけたんですね。
殴りはAuricの氷以外抵抗70・氷抵抗49で48ダメージ。こっちからの与ダメはエネワン・イグノアのみで70前後。被ダメを逆算すれば抵抗0では140程度しかベイルスはダメージを与えられません。確かに巷では名誉とってフェイントで殴っていれば勝てるとか言われてますが、まさかこの程度だったとは。
殴りで48、落馬攻撃で70、魔法コンボで20以上。AuricのHPは140。
面白い。数値上の困難はなくなりました。後は純粋に僕の腕と戦略の問題ですね。やってみようではないか。
今回使う武器は念願の悪魔特効ウォーアクス。ウォーアクスは速度25・スタミナ150でDF使うと最速攻撃ができます。ちゃんと命中低下も付けています。普段使いにできる武器にしたかったのですね……。ステイジアンドラゴンを倒したみたいな専門武器は使う局面が制限されるので。名前出して良いのかわからないから出さないけど、ありがとう>某製作者殿。
さらに物資として赤・黄POTを25ずつと包帯700枚、白POT2樽にトリンシックバラ50枚を持ちます。さらに最終兵器として銀の若木の種を所持。これは高かった……。本当なら自力で取るのが金もかからなくて素敵なのですが、ベイルスの強さが調整されるために是非とも今、戦いたかったのですよね。
これだけの荷物を持ってさあ出陣!
…
……
………
うむ、銀の若木の種が植えられない。もしかして取ったキャラしか使えないとか? それならば購入代金は一体……。いや、今回の戦いは非常に辛くなります。
【追記】
調べてみると銀の若木の種はスタックした山から取り分けると使えなくなるそうな。
参考公式サイト:銀の若木
今度やってみましょう。
とりあえずおもむろにアタック開始。時刻は朝の9時55分。いくら休日と言ってもこんな朝早くからUOってる廃人はあまりいないと思われるので、タイマンにはもってこいの環境ですね。
エネワン+特効+イグノアで140前後(上写真では151)の与ダメです。想定通りと言いたいところですが、やはりハンマーピックに比べて30ほどダメージが落ちますね。このダメージ差が後々重大な問題を引き起こします
被ダメはそこまで高くないものの、魔法がとてつもなく痛いです。しかも怒りの炎とか言う訳のわからん連続ダメージ攻撃まで完備しています。思っていたよりも見通しが甘かったことに気付きます。
うん、魔法持ちなのでステイジアンドラゴンと違って落馬して対応を誤ると即死亡しそうで怖いです。このときは、確か落馬攻撃を単品喰らっただけだからまだ生きてましたね。
近づくと魔法がガンガン飛んできます。だから自然と画面外にまで逃げて……。しかも毒まで入れられます。面倒なのでHPが多少減っても回復しないで戦っていると
あ!
死亡確認。
すぐさま銀の若木までダッシュです。銀の若木の種がなぜ使えなかったのかを早く分析しないと時間の無駄になりますねー。
蘇生後、さっさと戻ってベイルス討伐再開。まだ人気がないとは言え、離脱している内にベイルスを取られないとは限りません。
そうそう、AuricはレジGMなのにカースもバンバン喰らいますし、パラライズで1秒以上停止させられます。マナヴァンプも普通に飛んできてひたすらうざいものがあります。
これを見よ。POT飲んでいるにも関わらずSTRが123までなっています。また、カースが入って抵抗が60まで落ちています。もう、最悪ですね。
これはひどい……。さすがに炎抵抗60は伊達ではない。こんなものでよく生きているなーと思いました。しかもベイルスは移動速度が遅いわけではないため、瀕死の重傷を負って大逃げしても、追いつかれて回復最中に魔法攻撃されるのですね。もうどうしようかと。
そんなことを思っていたらこのざまだ。ちなみに死んだ瞬間を撮った珍しいSSです。でも画面がただ黒くなるだけなので、画像サイズを小さめにします。
ちなみにこの後も3、4回ほど死んでしまいました。どれもHPが満タンでなかった時に殴り+落馬+魔法コンボ/怒りの炎を喰らったときと考えられます。もしかしたら接触した瞬間にパラライズされたために2発殴られたのかな? 確認していないのでわからないですな。しかしベイルスの体力を半分にしたら死ぬ危険度がかなり減りました。確か一度も死ななかった気がします。移動速度を遅くなるのは今戦いにおいて十分なメリットでした。
これでも余裕なのですよ。
このバトルは午前9時55分から始め、HP半分削るのに1時間前後かかりました。つまりはあと1時間あればベイルスを倒せるかな……
と思ったら、やって来ましたGH連打。Auricが接近すると延々とGHの音が聞こえます。一応GHに全力投球しているらしく、魔法攻撃の手が弱まっては居ます。でもかえって体力を削れないので非常にうざいです。
まあ画像を小さくしているために見にくいでしょうが、ベイルスのHPがほとんど減っていないことに注目。あ、一応減らしてはいますよ。ただ、戦っている最中は本当に減らしていたのかわからなかったため、それもあって泣きたい気分でした。
さらにAuricを襲うのはマナヴァンパイアの嵐。
イグノアを打とうとした瞬間にマナがなくなり不発に。これでもAuricはレジGMあるのですがね……。それで40以上あるマナを一瞬で0にするのって反則ですよぅ。ダメージは40程度しか与えられないのですから。
【追記】
実際に喰らっていたのはマナドレインでした。マナを吸い取られて少ししたら回復していました。ちなみに毒の世界を見る限り
「
・マナドレインの効果式
40 + 使用者EI - 対象レジストスキル (単位:mana)
・マナヴァンパイアの効果式
対象がPC: 使用者EI - 対象レジストスキル (単位: mana)
」
マナファンパイアの方が喰らっても得ということがわかります。つーか何でマナドレインは基本値40もあるんだよorz
ベイルスのGH連打を防ぐためにブリードアタックをも入れましたが、果たしてGHを防いでいるのか。
【追記】
GHの回復を防ぐのはモータルですよね。何でブリードなんて入れてたんだろ。
詰まった。ええ、完全に打つ手がありません。ベイルスのHPバーも減っていません。むしろ増えてるんじゃないかと思われます。少しずつ心が折れ始めます。
そしてリアル時間は11時55分になり……ついに敗北宣言。
このときのベイルスのHPは3分の1以上残っています。
敗因は、
・弱毒のために包帯を消費し、その分、DPSが低下した
・中盤以降のGH連打に対し、決め手がなかった
・マナを吸われまくった
・乗りドラがいないため張り付いてダメージを与えられない(もっとも乗りドラがいるから貼り付けるわけでもない)
で、お昼ご飯後でベイルスを見に行ったら白豚が普通に張り付いていてショックを受けたり。
それ、僕が体力を減らしてやったんだからな! 感謝しろよ!(ちなみに白豚は大抵、「名誉」を使って攻撃力を1.5倍にしてベイルスを退治します。「名誉」はモンスターが少しでもダメージを受けてると効果がありません。その白豚氏にとっては逆にいい迷惑でしょうねw)
後編に続く!
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