Tellurは、……現在色々物色中です。

「英語に強くなる本」(岩田一男、ちくま文庫、2014)

2015年7月8日  2015年7月8日 
歴史的な名著は必ずしも現代の良き教師とはならないということ。  少なくともこの本を読んで一番感じるのは古臭いということである。それは仕方がない。そもそも原著が出たのは1961年。内容の古さはこの本の歴史的な評価を下げるものではない。だが、参考書として使う上ではキツイ。ただし英文はなかなか使える表現が多いし、勉強の仕方も恥ずかしながらこの歳に至るまで気付かなかったこともある(特に基本動詞であるgoとかhaveとかを集中して使えるようになれというアドバイスは現代でも通用する)。つまり原著の時代性を念頭に置き、内容を取捨選択出来る人が読むべきだろう。……果…