2009年9月13日日曜日

私立T女子学園

「私立T女子学園」(竹田エリ、集英社)を読みました。
何回目だろ……。微妙に普通のギャグとはずれてるセンスが懐かしくて、たまに読みたくなるんですよ。
 作者の竹田エリ先生は「メリーちゃんと羊」もそうですが"少し変"な世界やキャラクターを作るのが好きなのでしょうか。「メリーちゃんと羊」は普通の萌え4コマかと思えばSFめいた設定が出てきて度肝を抜かれたし。

「私立T女子学園」ですが、「メリーちゃんと羊」のようなブラックな人間描写が生で出てきます。普通の4コマだと思って読むと気分が悪くなる程度に直接すぎると思われ。クズちゃんネタが主なブラック部分ですが、先生関係も色々とアレですね。つーか、先生同士の人間関係って恐ろしくドライな気がします。さすが、竹田エリ先生。

 あ、これ以外感想ないや。

2009年9月5日土曜日

MONSTER感想

†MONSTER(浦沢直樹、小学館)を読みました。
 何というか、マスターキートンと正反対の作品っていう印象を何となく受けましたね。

あらすじ
ドイツ病院にいた天才医師・テンマ ケンゾー。
彼が男女の双子の子を診察したとき、大きな事件に巻き込まれる。
色々あって(笑)連続殺人の犯人と勘違いされ、テンマの追っている犯人の意図が微妙にわからない(読者からすれば連載が進むにつれ犯人の目的が変わってきている?)し、ゲストキャラも多数出します。
ラストバトルは中々面白い展開でした。犯人の母親の独白である後日談も皮肉が効いていますよ。


 さて、僕がマスターキートンと対局の作品だと感じた理由は、マスターキートンが短編を重ねて大きな物語とするのに対し、MONSTERは全体のストーリーがあり、その中でちょこちょこと短編が挟まっている流れなのですよ。このMONSTERの中の短編集ですが、はっきり言って全体のストーリーとは関係がないため微妙に感じました。もしかしたら序盤にテンマが逃亡したあたりでブラックジャックなみのヒューマンドラマ短編集にする予定だったのかもしれませんが。
 それでも良質のハッタリなどで面白い作品でした。