2011年11月22日火曜日

【UO】Pub73(エゴアイテム導入)の雑感

そういやここ数週間、ブログ書いてないのう。
 さて、UOではパブリッシュ73が導入された。今までのマジックアイテム附属プロパティを一新する仕様であり、MLの安定性(というか変化のなさ)を一時経験した人間としては今回のような変更がパッケージなどではなく普通のパブリッシュで行われるとはびっくりだ。SA導入以後、AFでしか使われなかった特殊プロパティもモンス狩りでの戦利品に付くようになって、このゲームシステムを実現するために錬成やら新AFやらを普及してきたんだなと感慨深い。

†思えばUOは生産も売りにしたゲームであり、生産装備と戦利装備を両立させるために様々な工夫を凝らしてきた。
 かつては高品質鎧が職人の花形だったと聞く。AOSが入る前らしい。AOS以降は戦利品の目標であるAFがもてはやされ、バランスを取るために生産にはルニックが導入される。ML以降、AFは脇に置いても、スザクエなどで高性能マジック品を求める人がいた。ML中期でゴミ白豚をやったことがあるが、装備は回避低下メガネ・ルンビ胴or回避胴・嵐篭手・回避足を基本として残りや抵抗の足りない部分をマジック品で埋めていた。AF系もゲットは運次第だったが、高性能マジック品はそれに輪をかけてリアルラックが作用するのでAFで賄えるならばその方が得という感覚があった。ルンビ胴で1M前後した記憶がある。ちなみにベスト付き武器ダメ40前半・速度25・マナリ40後半のリフブレに至っては4Mしていた気が……。ソウルシーカーが「聖剣」とか言われてたのは、そういった理由なのだ。シーカー程度の装備をモンスから落とそうと思えば恐ろしいほどのトライが必要! 魔法使いはそれに輪をかけて装備の選定が難しかった。何と言っても戦士よりも必要プロパティが多い。白帽子・ルンビ胴・マギペンダントが基本で、あとは抵抗オール70とLTC100・マナコス40を達成できればそれで良いやとゴミメイジは思ったものだ。手に赤本を持てばアクセサリーで残りのFC・CRは埋められるし(全部でCR4程度になってしまうが)。合計抵抗60でLRC15・マナコス5のみという今の仕様では生産者専用装備でも指を加えて眺めるしか出来なかった。
(↑極端な例だと、こんな製品もルニックで作ることができた)

 そしてついにSAが入って錬成が導入された。錬成は今までの装備を根底から覆す正に生産者待望のスキルであった。自由に希望するプロパティの武器や防具が作れるのだ。マナリが確保できるためフルプレートに身を包む戦士、バシネットと首輪と手袋とアクセでも抵抗オール70を確保できるホコツなどプレイヤーの思いのままになったと思う。少なくともSA導入以前と比較すると戦闘時の「自由度」は格段に増えた。以降のパブリッシュでレリックゲットの調整、強化率を100%にするリアルマネーアイテムなど生産にテコ入れのラッシュが行われた。
 一方で、モンスターを狩って得られる戦利品やルニック品は見る影もなかった。戦利品はひたすらレリックを生産するためのゴミに成り下がった。ぶっちゃけ、ボスエリア周辺にソウルフォージを設置しなかったのがEAの良心だと思えたくらいだ。ルニックはわざわざ低レベルの物を使って、錬成元の速度やらマナコスやら属性変換やらを行うための道具だった。SAAF自体が、一部のアイテムを除けばレリックの安定供給源以外の何者でもなかったほど(でも一部に含まれる速度足やバカアーマー、バトルメイジ胴、タングル、スリサーは高性能すぐる)。
 前時代の戦利品・ルニック最強から一気に主役を奪い取ったのだ。そして錬成品がある程度プレイヤー間に行き渡ると、今度は戦利品に魅力を出すために新プロパティシステム、つまりパブリッシュ73を導入した。今までAFにしか付かない「吸血」やら「好戦」やらがランダムで付いたり、頂点クラスだと錬成品ですら軽くあしらわれるような性能を持つ戦利品の登場だ。
(↑こんなのかなあ。僕から見ると抵抗が少なすぎると感じるけど)

 確かによほど運が良くないと手に入ることはおろかベンダーで売られている姿すら見られないが、それでも錬成品のある安定感は着実に進化を遂げたといえる。
 何が言いたいかというと、アイテムゲー上等。コレクション最高。ただそれだけだ。

†ユーザー視点から、今回の新仕様の目玉は下記があげられる。
・戦利品はマジック低級~アーティファクト伝説級までプロパティ強度に応じて分類される
・最大錬成品がアーティファクト低級に該当するらしい
・戦利品はプロパティ5個制限が撤廃され、それこそアーティファクト伝説は6つも7つも付く可能性がある
・戦利品にしか付かないプロパティ(例えばマナダウンや麻痺カウンターや好戦)などがある
・ただし、現在、体感では高確率でカースド、修理不可、補強不可、幸運-100が付く
(↑これだよ、これ。いや、プロパ強度自体も微妙だが)
・錬成品で目が肥えまくったせいか、アーティファクト伝説級クラスじゃないと食指が動かない(意外とマジック最上級はアクセサリーなどが使える印象を受けた)
・結構な頻度でレリックにできる
・ただし新シェイムの敵は強い

 今のところ、錬成品から乗り換える気はないなあ。ベンダーなどでの売り物も見るけど、正直微妙。強いとは思うけど、高い金出してまでは欲しくない。いや、ML時代は強い装備に対価を支払ってたからケチになったわけじゃないと主張する。でもMLで憧れてた装備と比較するとまだまだ超性能には見えないってこと。プロパティの質もさることながら強度も僕からすると低いと思う。確かにリングでFC1・マナコス・LRC・スキルのプロパがついてダメ押しにCR4って一見強く感じるけど、でもメイジならどうせCR5は必要なんだから結局、もう1つのアクセでCR稼ぐよね(スペルブックという案もあるけど、上位特攻にCR付きは……茨の道)。
(↑つまり、この手の品をどう評価するかということ。僕は別段神装備とは思えない)

 そもそも防具系は抵抗パズルがあるから盾以外は錬成しちゃった方が強いんだよな。防具に付くプロパで戦利品にしかないものもないし。そう考えると、やっぱ新マジックアイテムは武器とアクセ御用達という感じもする。特にアクセは幸運マイナスさえ目を瞑ればカースドが付かなければ実用に足りるのでお手軽だ。

†欲しい装備
通常は錬成品で賄えるので、求める装備は必然的に人と違う物が多い。全てを神戦利品にしようとすると気が狂うので、本当に欲しいものをを求めればこんな感じ。もちろん全てカースド・補強不可・修理不可はなしで。

・ヒーターシールド:速度10・命中・回避・その他プロパティ(麻痺カウンターなら最高)
・ガーゴイル用ウォーフォーク:破片残留・追加魔法・その他命中回避吸血マナダウンがあればなおよし
・サイクロン:破片残留・速度・LT/FB追加魔法・その他遠距離追加……は投擲には付かないんだっけ・命中回避マナダウンなどがあればなおよし

2011年11月13日日曜日

Tweet (Sat, Nov 12)

  • 19:41  今ご飯食べながらどっかの番組の声優番組を観てたが親が異様に今の声優に詳しいことに驚いた。最近は声優さんもテレビに出るのね。
  • 19:40  久々にツイッターに入ってみたらログが多すぎた
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2011年11月6日日曜日

Elona始めました

 ローグライクゲームはクリアできないにも関わらず、気が向いたらちょこちょこ遊んでる(そして途中で詰まったまま放り投げる)。冒険の過程が面白かったので、もう少しグラフィックが強化されて戦闘以外にも売りがあれば良いなあと探してたらあった。

それがこのElonaである。

もともとはここの感想を読んで遊ぶことを決意したのだ。リンク先の情熱と愛を見よ。ここまで丁寧に特色をまとめられる文章はめったにない。

 まだ序盤しか遊んでいないが自由度は高い。前もって言われてた通り独りで遊ぶUOだった。ソロゲーならばルナティックドーンに近い感覚、というか、ルナドンの2やってないから比較はできないけど、少なくともルナティックドーン開かれた前途・前途への道標以上の遊びごたえはある。なぜならElonaはローグライクであるため行動自体も食べる、使う、地面に置くから始まり、読むとか飲むとか多岐に渡る。これだよ。まさにファンタジーの中で生きることをそのままゲームにしているのだ。僕はこんな感じのゲームを求めていたのだ。素晴らしすぎる。しかも無料であり、アップデートがまだまだ続いているときた。基本的にフリーゲームはある程度で開発が止まる印象があったので非常に好印象。
 ただし、問題はあって、ローグライクの例にならい非常に複雑。僕が初めてローグライクに入ったのは変愚蛮怒だけど、武器や防具の性能が全くわからなかったのだ。正直、今でも計算方法がわからないので数値とエンチャントのどちらを取るかを悩んでしまう。
 さらにはアクションの多さ。Elonaはチュートリアルがあるから比較的わかりやすかったが、これでもローグライク初心者は迷いそうだ。

 僕が遊んでいるものは「Enhanced Love Miracle」、俗にelmと呼ばれているバリアントだ。Elonaが優れているのはバリアントも開発が続いているところだと思う。elmバリアントはゲームバランスやグラフィックが改良されているらしい。遊んでいて特にストレスが無い。多少ゲーム自体が重く感じるときもあるけど、許容範囲内。
 初めてゲームを起動したときはキャラメイクから自由度高すぎで驚いたよ。そしてチュートリアルが終わって放り出された時の心細さ。UOにログインしてヘイブンでつったってたのを思い出してしまった。しかもElonaは序盤の金稼ぎ方法が極端に少ないので困ったし。

 続くかも。

感想文と日記

 旅行で大量に買ったラノベ&読むのを止めたマンガの感想でも。できるだけ完結したマンガのみを感想文にしようと思っているのだが、最近巻数の少ないマンガを読んでないからどうしても中途で止めたものしか感想文にできない。
†荒川アンダー ザ ブリッジ(中村光、スクエニ)
 同じ作者の「聖☆おにいさん」(中村光、講談社)は面白かった。だから荒川~も面白いのだろうと思って2・3巻まで読んだのだが、どうやら僕には合わなかったようだ。面白かったのは、僕にとっては珍しく読んでる最中に自分の意志で放り投げたことだ。続きを読む気になれない大きな要因も自覚している。
 それはキャラクターだ。ただし何が(というか誰が)僕の気に触ったのかと考えると結構難しかった。アンチになる気もないし、だからと言って暇つぶしに読もうとも思わない。ランキングとかでは好評だし、作者が同じ別の作品は大好きだったし、この手の作風のマンガも小説も別に嫌いではなかった。なんだけど、ここまでの受け取り方の差は何かなーと考えていた。
 どうやら僕にとって荒川~というのは少し心を病んだホームレスを描いた話として認識していたようだ。常識とずれた人が常識とずれた行動をすればそれだけで面白いのだが、僕の苦手な見せ方をしている、と。ああ、だからキャラクターに拒否感があったんだ。同じノリなのだと思うんだけど、「聖☆おにいさん」はキャラクターが少なくとも一般人としてデザインされているのですんなり入ることができていた。
 さらに考えると、吉田戦車氏やしりあがり寿氏とかのシュール系のキャラクターとどこが違うのかと思い至る。前者は「伝染るんです。」しか読んでいないが、人間じゃないキャラクターが多かったので違和感を感じなかった。しかし後者は弥次喜多にしても髭のOLにしても人間以上の何者でもないから不快感を感じるはずなんだけどな。
 嫌いな部分を名指しできないにも関わらず読みたくない不思議な作品。

 以下かなり昔に読み、しかも途中で投げ出しまくった&打ち切りになった作品の感想文。

†乱破GOGOGO!(八街歩、富士見ファンタジア)
 この本を読んだ当時は、撲殺天使ドクロちゃんが世に現れた時期であったためドクロちゃんのパロディな感じがしていたなあ。今から思うとヒロインの外見がほぼ同じなので、ついでに性格破綻具合も同程度なので、実際は「(有)椎名百貨店」(椎名高志、小学館)に収録される忍者2人のパロディだ。
 内容に関してはどうでも良い。ドクロちゃん系列の作品なのだからストーリーよりも細部を楽しむべきである。いや、本当にギャグマンガを活字化したものと考えるべき類の小説なのだ。
 ただしギャグマンガはよほど変なものでなければ読めるのに対し、ギャグ小説って何だか滑ってるように感じてしまうんだよね。不思議だ。
 当然のことながらこの作品の感想を書くときはネタバレできるような部分がなかった。
 
†「白人萠乃と世界の危機」(七月隆文、電撃文庫)
 ラノベ中心の生活をしていた学生時は色々地雷を踏みまくった覚えがある。いや、当時は地雷であることにすら気付いていなかったと言うべきか。スレイヤーズが出た後の2匹目3匹目ですらない劣化ドジョウ達、一部は秀逸な設定もあったが、大抵は2巻やら3巻で終わってしまった。何だかんだで今でも好きなのだ、あの地雷たちが。
 そしてこの「白人萠乃と世界の危機」も対象は変われどフォロワーの1つであると密かに思っている。それも撲殺天使ドクロちゃんのフォロワーだ。
 のっけから地雷の話をしてしまったが、僕は別にこの作品が駄作だとは思っていない。というか、地雷と感じた書物が数えるほど少ないのだ。つまらないと感じても、それは僕自身に前提知識がないゆえであり、「この本はそういうものだ」という魔法の言葉を唱えれば案外地雷認定できる作品なんてないものだ。実際の所、シュール系の小説に対して登場人物の行動の一貫性を求めるなんて愚の骨頂だし。
 何だか書いていて言い訳をしている気がするけれど、「白人萠乃と世界の危機」はドクロちゃんという下地があったことを踏まえて読めば相当面白い。いろんな意味で脂ぎってこってりとし、また素材の味をそのまま使った調理をしているので、ドクロちゃんが好きなおかつニコニコ動画が好き(百合だの変態だのネタを大してひねってないからニコニコっぽい笑いが醸し出されてるのだ)みたいな一定の需要はあると思うけど、とにかく人を選ぶ作品である。まあでも、ネタをそのまま書いた作品なんて今のラノベ界ではいくらでもあるから大丈夫大丈夫。
 あれれ、やっぱり貶ししか書いていない……。この手の勢いが全てな小説は感想とか紹介とか書きようがないので古本屋で見つけたら読むべきだ。波長が合えば面白い。

†「ひぐらしのなく頃に」(竜騎士07、講談社BOX)
 西尾維新とかでお馴染みの箱付き装丁のバージョン。他のバージョンがあるのかどうかすらわからんが。
 上で、地雷認定率が少ないと書いたけど、その少ない地雷の1つがこれである。この装丁のシリーズはもう2度と買わないと決めたほど。奈須きのこのDDDも続きが読みたかったが諦めた。そんな苦い思い出を持つ作品である。
 もともとひぐらしに対しては何の思い入れもなかった。初期の頃から噂は聞いていたが、なぜかスルーを続けて、ひぐらしの結末が出た時あまりの不評に少し興味を持った。その程度である。そんな中、講談社から奈須きのこのDDDのような箱付き装丁で当時流行っていたひぐらしの小説版が出ると聞いて買ったのだ。しかも単なるゲームの文章丸写しではないと聞く。クオリティが下がるかもしれないが、今をときめくひぐらしを小説で読もうと、勢い込んで買った大学4年の頃だった。
 結果は敗北。さすがにアレを「これぞ小説」と豪語するのはいくら何でもまずいと思う。講談社のブランドを下げている。スレイヤーズやあかほりノベライズで育ち、3流エロゲーの文章も問題なく読め、近年の金太郎ラノベですら萌えられればそれで良いと納得する僕でさえ投げ出してしまったあの文章・ストーリーの展開はひどすぎた。ひぐらしを実際にプレイしたことある後輩に聞いたら、どうもゲームの文章をそのまま本にしてるとのことだが本当だろうか? アマゾンレビューを読むと確かにゲームの文章のままor加筆したっぽいことが伺える。……今の時代、PCゲームですらこの文体・文章はきついと思うけどね。
 要は小説としてひどすぎるということだ。三点リーダーやオノマトペ物量作戦などはどうでも良い。会話文多用もそのような作風だと納得しても、無意味な文言・シーンがこれでもかと書かれている。アマゾンレビューを読んでいると「キャラクターが戯れる」という言葉を使っていた人がちらほらいたが、まさにそれである。別に物語にとっていらないだろうと思える主人公とヒロインの掛け合いは「キャラクターの戯れ」を眺めるためだけにあると言っても良い。ゲームだから主人公の日常を描写してもキャラが立つだけで済んでいるが、さすがに小説でそのやり方はどうよ、と思ってしまう。というかゲームのノベライズだってここまでレベル低くないし。ONEとかKANONとか瑠璃雪とか臭作とか、読めばわかるがエロゲのノベライズの方がまともな小説であるのは天下の講談社として失格なんじゃないかな。
 どちらかというと、僕の文句は筆者じゃなくて編集者に向いているんだな。出版するならちゃんとした「小説」として出版スべきだったし、キャラの会話文を多用したいならいっそのこと戯曲形式(まおゆうみたいな)にするべきだった。そこをストーリーに必要ない会話シーンを残して1冊1500円にするなど、原作を知っているラノベしか読まない層をだまくらかした商品だとしか思えなかった。ちなみにアマゾンレビューでも値段の不満が書かれていたがなぜか会話シーンの削除などは求められていなかった。なぜだ。不要な会話を削って、説明台詞を地の文に置き換えるだけで文庫3冊に収められると思う。
 その後、僕はメフィスト系列の本は怖くて手に取ることができなくなりました、と。編集が機能していないからねえ。