Tellurは、……現在色々物色中です。

サディスティックサーカス2017Autumn

2017年9月19日  2017年9月19日 
行ってきたよ。ちなみにサディスティックサーカス2017Springは こちら 。  出し物1つ目はMr.アパッチ。ジャグリングである。格好良くて最高。はしごの上に乗ったりお手玉やったりしてた。何とはしごの上で7つの玉でお手玉してたんだぞ、すごくない?  2つ目はPAIN SOLUTIONの前半。前半だからショッキングではなかろうと思ってたら針刺しショーおっ始めやがった。J型の針を人体にぶっ刺して、たくさん刺したら紐につなげて空中に吊るし、ブランコみたいにブラブラさせる。さらに紐を1本ずつ切ってた。最終的に乳首の針1本で空中に吊り下がってたけど、乳首って強…

「ダンケルク」(クリストファー・ノーラン監督、シンコピー・フィルムズ、2017)

2017年9月19日  2017年9月19日 
面白い映画である。最初は全く状況説明とかが行われず、お話がわからなかったが、仕掛けがわかった瞬間から一気に引き込まれた。  この映画は撤退戦を抽象化して描いた作品なんだな。そのためドイツ軍は具体的に描かれず、戦闘シーンもほとんどない。そのため戦争映画と言われてもかなり異色作なのではなかろうか。  実はこの映画の中で名前が出る人の方が少ないのだ。スタッフロールのキャストは「登場した順に書くよ!」と書かれており、それもフランス兵だとか列車に張り付いたおっさんとかそんな調子。町山智浩氏の解説( 「町山智浩『ダンケルク』を語る」 )を読むと、陸編の主人公がトミー…

「エイリアン: コヴェナント」(リドリー・スコット監督、20世紀フォックス、2017)

2017年9月19日  2017年9月19日 
エイリアン: コヴェナントを公開日当日の朝イチで見てきたが、見事なまでにおっさんと爺さんばっかりであった(僕もそんなおっさんの一人だが)。カップルや女性グループがいなかったことが、この映画の対象層を表していて納得した。そういやプロメテウスもおっさんと爺さん天国だった気がする。  でエイリアン: コヴェナント、前作の プロメテウス の続きであり、エイリアン1の前日譚という位置づけなのだが、前作プロメテウスの設定の甘さが今作でも見られる。最もダメな設定なのは、エイリアン: コヴェナントでは事件が訪れるのは目的地に航海する途中で面白そうな惑星を見つけたから、と…

ゲームが人生に繋がっていると感じた瞬間

2017年9月13日  2017年9月13日 
僕の親は貧乏性である。  これは親が生まれ育った環境に起因する。ど田舎で育ち、多くは語らないけど10代の頃かなり困窮していたらしい。そのため今でもお金を大事にする。多少ストイック過ぎていて、今時(といっても僕ももう歳だが)の子供としては付いて行けない部分も多々ある。それでも親の生き方というのは尊敬している。  そんなわけで、親は日々の生活でも極めてお金の支出を抑える。具体的には皮膚にあまり触れない生活必需品は近所の安売りスーパーの値引き時にメーカーを問わず大量に買い込む癖があるのだ。ゴミ袋とかフローリング掃除シート、ロウソクやDVDメディアなど、僕が…

「多重人格探偵サイコ」(原作:大塚英志・作画:田島昭宇、角川書店、2016、全24巻)

2017年9月13日  2017年9月13日 
この作品はなかなか感想を書くのが難しく、世間的には有害図書指定を受けた、と説明するのが一番簡単かな? 僕にとっては一時期大塚英志氏の評論が好きで、その創作論の具体例として読んでいた。  とは言え、リアルタイムで単行本を買っていた時はストーリーがとっちらかっていると理解した記憶がある。当ブログでも 記事 にしており、ここで書いた文句の大半は全巻通して読んだ今現在も感想としては変わっていない。とは言え、本作品が完結して全巻読んでみた感想でも遅まきながら書いてみよう。  まず自分でも驚いたのはむかし16巻くらいまで読んでたはずなのに途中から全く覚えていなかった…