2008年4月30日水曜日

「失踪日記」感想


 吾妻ひでおをリアルタイムで読んだことのない僕にとっては、彼の偉大さはわかりません。大塚英志他いわゆる「おたく」の世代が絶賛し、新聞でも取り上げられたことのある「失踪日記」ですが、まあ吾妻ひでお補正があるんじゃないのかなとは思います。作品自体は面白いし、題材もある漫画家がアル中になり病院で治療されるというあまり類のないものですからね。ただし大塚英志並みに讃え挙げるかと聞かれると、考え込んでしまいます。

 いわゆる「おたく」の世代にとっては吾妻ひでおは神のような存在らしいです。これはBSマンガ夜話やら大塚英志がことあるごとに彼の著書で繰り返していることから連想されます。で、現在の「オタク」にとっても吾妻ひでおは神様でしょうね。今の「オタク」の絵などには吾妻の影響はほとんどありませんが(大塚英志は見出したりするけど)、ジャンルなどマンガの外に対しての影響がとんでもないほど大きかったらしい。ただし僕なんかは大塚英志が言及するまで吾妻ひでおを知らなかったくらいなので、歴史に隠れかかっていた人なのでしょうね。ゆえに僕は「失踪日記」に対してもただのルポマンガ以上の感想を持てないのですよ。
 つまり……このマンガを評価するときは吾妻ひでおを知っているか否かでかなり変わってくるはずです。正直、このマンガ単体で読むのではなく、絶賛している書評などを読みつつ、「失踪日記」を読む方がより面白くて「おたく」の歴史を理解する参考になりそうです。

 考えても見れば作品の評価ってそれ単体だけでなく、作者とか当時の空気とかが当然のように加わりますからね。今回のは良い例かと。

2008年4月29日火曜日

「カスミ伝」シリーズ感想


カスミ伝全はAmazonに情報なし





 今日は唐沢なをきのカスミ伝シリーズ(カスミ伝全、カスミ伝S、カスミ伝△)です。
 まあ、いつもの通りの実験マンガマンセー路線のコメントを書くつもりです。

 この本を読むたびに「カスミ伝全の頃ってASCIIから売れるとは思われてなかったのかなー」と考えてしまいます。だってカスミ伝Sとかカスミ伝△はカラーページやシールなどがあるのにカスミ伝全にはないんだもん。ついでにカスミ伝△の方が紙質良いし。

 内容はいわゆる実験マンガのオンパレード。カスミ伝全の頃は方向性が定まっておらず、微妙な物もありますが、カスミ伝S以降は明確に実験マンガを目指しています。双六やらスクリーントーン遊びやらキャラをAA化するとか杉浦茂チックに書くとか……。まあでも唐沢なをきにしたら序の口でしょう。つーか、実験マンガとわかるだけ彼のマンガからしたらわかりやすすぎます。かなーり読者が実験マンガだと安心して読めるようにしてくれてますね。

 しかし唐沢なをきってすごいですよ。延々とマンガ手法を逆取った(メタ化した)実験マンガを書いていてネタがつきないのだから。何て言うのだろ、どこかで同じようなの見たことあると思ったら、駕籠真太郎に微妙に似ているかもしれません。特にこれの駅前一字。何か似ている。駕籠真太郎と唐沢なをきの違いって、唐沢なをきは徹底的に下らなく書こうとしている点だと思われます。駕籠真太郎がしばしば「アートっぽい」という評価をされるのに対し、唐沢なをきのマンガをアート性だとかテーマ性で読む人ってほとんどいませんからね。しかも唐沢なをきは本当は深いマンガを描けるのにわざわざ下らない路線に突き進もうとしているのがすごいのです。アート系の路線って最終的には読者のファッション感覚に頼ってしまいますからね。僕も含めて駕籠真太郎を好んで読む人ってただ面白いからだけではなくて、アートっぽいからとか「エログロがこんなに出てるのに、そこから何かメッセージを読み取る俺かっこいい」的なものがあって読む人が多いと思います。でも唐沢なをきはそういう読み方をされないのは幸せなんじゃないかなーと思ってみたり。
 

2008年4月27日日曜日

iPod Touch復活!

 今日、Apple Storeに行ってきました。まあファームウェアの復元とアップデートをしてもらいましたよ。僕の他にも同じ症状になった人がいるかもしれないから、そこで聞いた話をメモします。
 
「'iPod'が復元できませんでした。不明なエラーが発生しました(1604)」
 何でもApple純正ケーブルを使わずにPCとiPodを繋いだらこの症状になりやすいらしい。もしくはPCとリンクしている途中でiPodを外すとか。
 対処法としてはできるだけApple純正製品を使うことしかないでしょう。終わり。
 いや、Apple Storeに行っても工場に行っても問題が見つからないだけですからねー。

 で、iPod Touchを軽く遊んだ感想。
・iTunesが重くて、Firefox使ってるとFirefoxの描画に悪影響出まくる。文字が全て消えるよ。
 うーん、何て言うか不安だ……。

・画像とか動画を取り込むにはどうすればよいのだろう。第三世代からいきなりiPod Touch(しかも説明書なし)はきついぜ。

・正直、iTunesの曲の並び方自体に不満がある……。たぶんやり方が悪いのだろうけど、良い手順が見つからない。iTunesもマニュアルが充実しているわけではないからなー。

・同期させて音楽を取り込ませるのはきついな。普通に容量を食いまくる。

・何か不満ばかり挙げてるみたいだけど、前から思ってたことが大半で、iPod Touch自体はすっごく好き。再びiPod Touchが壊れてもAppleを恨むことはないだろうなー。

 それにしてもAppleがすごいのはこんな物を作ることのできる発想と技術力、デザインでしょう。
これを見てもわかるとおり、かっこいい。持って見せびらかしたいですよ。まあ、中身は東方同人音楽ですけどね。

 しかし、こういうのを見せられると日本の製品は眺めて喜ぶ感覚が欠けてるような気がします。例えば筆記具の世界がそうですね。実用性のみ。最近は値段を出せば性能とデザインが両立しているのを選べるようになりましたが。
 人に見せるだけでも楽しい製品で差別化・付加価値化するーーーなんてのが近年のキーワードですが、Appleはその戦略を地で行っています。頑張れ、SONY。無駄にATRAC(だっけ?)みたいな「優秀だけど他の企業製品やフリーソフトで採用されない独自規格」を作っている場合ではないぞ。絶対にダメなわけではないけど、一定の性能を手に入れた消費者が他に何を求めるのかを探すべきだと思います。

2008年4月26日土曜日

僕はこんなサイトを見ている、あるいはリンクの解説(2009/Dec/19版)

リンクの解説くらいは書いておいた方が良い、っていうか、リンクが大量にあって何も解説が書かれていないサイトは個人的に嫌いなので書いてみる。

【2009/Dec/19現在のリンク】
4Gamers.net:個人的には商業ニュースサイト系はリンクするつもりはないけどまともにPCゲーム専門のサイトはここしかない。ついでにこの僕のブログの性格からして4Gamers.netは参照頻度が高いのですよね……。
Alicesoft:言わずとしれたエロゲーの横綱。スタッフが「エロゲーを作るのを誇りにしている」と言うくらいのメーカー。エロゲーに対しては賛否両論あって当然だけど、この姿勢は見習うべきです。世界観とかキャラとかゲームとか遊べるのも○。
Going My Way:ライフハック系では有名な人。僕がデジモノを買う基準はこの人のレビューと使い方を参考にしますw。
・hhira35さん:友人
Life is beautiful:PC系なのかな? 色々面白いサイト。
Silver Tank:個人的には「UO冒険記」のサイト。いやそれ以外も面白いけど。
Slashdot:有名なサイト。ニュースと言うよりも雑談用のネタに近い。
Something Orange:オタクネタ。
Stack-Style.org:スタスタ。マンガとかゲームとか雑感とかお世話になってます
WIRED VISION:科学・技術系のサイト。
・はてなアンテナ:自分用
エウシュリーAlicesoftと並んで遊べるエロゲームを作る会社。正直、物語性とかが嫌いなわけでないけど小説とかでも表現できるものを選ぶエロゲーに飽きたらやってみるべし。
きっとみっかぼーず:UOで一緒に遊んでいただいている方。
フマクトの社:UOで主流じゃない遊び方をする人。しかしUOの楽しさを伝えているし、UOの将来をきちんと考えている。シャードを越えて会いに行きたいと思えた人。
人狼BBS まとめサイト:人狼のサイト。
情報考学:本、アプリ、その他についてのレビューサイト。はっきり言ってこの量と熱さを味わうとオタク関係のレビューサイトはアレだと感じた。
人生オンラインプレイ日記:UOで遊んでいただいている人。ゲームのレビューが参考になる。
物語三昧:個人的には書いている内容に納得できない部分も多いけど、面白いと思う。
独り言以外の何か:オタク系のニュースサイト。これくらいで十分だろ。

無限とはー

 無限のスキル上げは大変ではないけど、スキル値が低い内は一般と同じ程度しか育たないなぁ。という感じで、スキル上げに突入している状態です。という感じで無限のルールについて青キャラから見た説明をします。


・保険がない代わりに個人ブレスが一つ付けられる。つまり神装備なんてする意味ないためアイテム、特に装備品はどんなものでも貴重です。ぶっちゃけ秘薬低減15%しかついていないだけのスペル本が宝なくらいですからね。
・生産者は金が貯めにくい。PCは生産物・戦利品を含めて物を売れませんからね。PKerが現れるので生産者はおちおち狩も満足にできない。この結果として序盤はヘイブンエスコートでしかお金を貯める手段がありません。しかし頑張れば一日で以下のようになるw。

・ハサミなどもチャージがあり、ダブルクリックするごとにチャージが消費され、壊れる。けど、細工あれば作れるから……。
・Magery必須。無限ではリコール・セイクレッドジャーニー無効で、ゲートトラベルしか使えません。よってMageryをある程度(スクロールで使えるくらい)上げる必要があります。ついでに秘薬or神秘装備も貯める必要が……。まあマゲ上げの時は秘薬低減60%装備で十分ですけどね。

・トランメルでもPK可能でPKerはガード圏内にも入って来られる。

上はヘイブンの画像ですが、Sir Helperのおじさんが戦闘モードになってるのがわかりますか? 赤キャラが近くにいました。しかもSir Helperさんは赤キャラにパラライズを入れ、テレポパンチ+エナジーボルトを決めてました。
・スキルをNPCから習えなく、キャラ作成の時に振っていないスキルは全て自力で上げるしかない。まあ、これが武士道や忍術の25以下は上がらない問題を引き起こしてはいますが。
こんな状況、つーかバルクがバルクとして用いられている希有な例でしょう。

スキル値5とかでもバルクは出る。

 そんな感じで一般シャードに慣れているととまどいますが、楽しいですよ。

我が家に新しいiPodがやって来て、壊れた!

 えーと、なんで壊れるのかな……。

【あらすじというか事の経緯】
 4月26日、10時頃、ナオユキ君はお金を握りしめて某家電量販店でiPod Touchを買いました。
 13時頃、iTunesを立ち上げ、iPod Touchを始めてPCにつなぎ、ファームウェアのアップグレードのためにダウンロード、135メガ! え……。
 15頃、ファームウェアのアップグレード途中、いきなりiPod Touchがフリーズ、そして復元しようとしても「`ipod`が復元できませんでした。不明なエラーが発生しました。(1604)」。

 ……ok。とりあえず調べるか。ああ、こういうことか。何て言うか、今日買ったばかりだから保証も受けられるし銀座Apple Storeにでも行くか。
・つーか、Appleもサイトに情報を載っけて欲しいな。無駄に電話がかかってくるだけでは?
・今までのiPodはファームウェアのアップグレードはなかったはず。ネットで調べると僕と同じ症状の人がかなーりいるらしい。Appleがこういう仕組み(ファームウェアのバージョンアップをガンガンさせる)をするには早すぎたのでは?
・マニュアルとかが同梱されてないのも欠点だよな。今みたいに時間が余ったときに読めない上にトラブルシューティング集を手軽に読めない
・しかしバックアップなしでは怖くてファームウェアを上げることができないな

 本来ならば、僕がここでキレてiPod Touchを粉々にする動画をニコニコにでもアップさせれば完璧ですが、あいにくAppleファンになりつつあるのでそんな真似はできません。
 明日Apple Storeに持って行くけどどうなるんだろ。

2008年4月23日水曜日

Spore日本語サイトが公開

 Game Watchによると、Sporeの日本語サイトが公開された模様。
 発売は世界同時に9月の第二週か。日本語版でプレイができるということなのですね。

2008年4月19日土曜日

UOの開発陣が4Gamers.netと会談した

 UOネタだからUO日記のカテゴリーに入れます。

 UOのどこがすごいかと聞かれると、世界で最初のMMOでありながら、自由度が高く、10年もサービスを続けることが出来た点だと思います。特に自由度の高さ=多様性は相当な物でしょう。まあ人は最強キャラを求めて、それに対しての批判はありますが、それはそれぞれのプレースタイルですから……。
 まあそんなわけで4Gamers.netの特集はUOを少しでも知らしめる上で強力な物だと思います。MMOで製作者が表に出るってのはあまりないんじゃないなかぁ。そして何よりも共感できたのは
会社はボランティアではない。UOをビジネスとして存続させていくことが,EA Mythicに課せられた使命なのだ

の件。2chとかではUOプレイヤーでもUOを批判する人は多いように見えるけど、だからといってUOを離れる人ってのは少ないと思います。というのはUOみたいなプレイができるゲームはUOしかないからですよね。「文句を言うなら止めれば良い」という批判がありますが、それは代替手段がある場合であって、UO以上の自由度でUO以上の選択のできるゲームがない以上、UOにしがみつかざるを得ない。
 UO(というかEA)が真に優れているのは他にはない性質を持った「UO」を作り上げ、維持し、UOファンを離れなくさせていることだと思います。それは例えばUOクローンと呼ばれているゲームをやってみるとわかります。面白いしプレイヤー間の結束は固いのだけど、何かが足りない。それはGMniよるイベントかもしれないし(まあ無料だし、メインの目的はPvP=対人だからそれが当たり前ですが)、プレイヤー同士のイベントかもしれません(まあメインの目的は対人ry)。要するに本家UOを知らない、対人のみやりたい、無料でプレイしたいのであればUOクローンは便利なのでしょうが、EAのUOに対する姿勢にそれなりに賛同したプレイヤー達にとってはUOはこれ以上ない世界なのでしょうね。

 で、UOも改善すべき点は多くあります。戦闘目的のアイテム作成とか(フマクトさん参照)、消費のない経済(僕はこれのため、生産キャラを無限に作りました。正直、生産キャラを満足に動かしたければ無限に行かねばならぬ状況はおかしいと思われます)、AFの出現率や性能ってやっぱり変だよねーなど不満はありますが、でもUO好きなのですよ。

2008年4月14日月曜日

「健全恋愛ライフ」感想(こいずみまり後編)






前回の続き。

 僕は比較的作家買いをする方で、出版社とか雑誌とかの名前でマンガや小説を買うことはあまりありません。しかしひとたび、ある作家の作品を気に入れば他の作品も買っていくタイプの人間です。そんな僕ですがこいずみまりのマンガはあまり持っていないのですよ。最近の作品はタイトルしか知らないくらい。きっかけがないと買う機会がないな、と思っています。今までの買い方からはイレギュラーですが、でもこいずみまりの作品は好きなのですよね。

 それで、僕にとってどこが面白いのかと問われると以下になりますね。
・男はダメンズだが憎めない
・絵に特徴があるからか? 等身が低い&笑ってる目が多い
・女が主人公の作品は生き生きしている(逆に主人公を男にした「れっついっつびー」は主人公周りに男の友人とかいなくて生活感がなかった)
・4コマって少し前に流行ったコマ割りの漫画理論(視線誘導とか)からは何となく無視されていたけど(萌え4コマとかが出てきたからね。「らきすた」がマンガ読みからするとつまらない、って論争もあったはず)、かなりハイレベルであること
ですね。ついでに以下感想。
・「男がダメンズ」っと言っても内田春菊系の作品ではないのですよね。もっとギャグに特化して、さらに男も女もダメな奴はダメって感じがこいずみまりの特徴かも。
・こいずみまりの主人公達って男も女も独立してる感じがする。恋愛が主軸ではあるけど恋愛や結婚などに依存していない連中ですよ。自立とはちょっと違うかも。男も女も究極的にはお互いを必要としていないのかも。岡田斗司夫が「日本でフェミニズムが流行らないのは少女マンガで強い女性の見本が描かれたからだ」的な事を言ってたけど、まさにその通りかも。

 こんな感じで夜は更けていく。

「LET IT BE!! れっついっつびー」感想(こいずみまり前編)








 感想文なら時間の割に量を書きやすいことに気付きましたよ、こんばんは。今日のお題は、こいずみまり先生。タイトル上は「LET IT BE!!」のみですけど。

 こいずみまりの絵って何か色っぽいのですよね。エロマンガの絵とか萌え系マンガの絵とか、こいずみまりの絵よりも(素人目に)上手いマンガはあるにも関わらず僕はこの人の絵が好きなのですよ。何て言うか、三白眼ってこんなにきれいだったんだな、って。
 個人的には「LET IT BE!!」自体はラブコメであり僕としてはそこまで面白くは感じられない。もちろんこいずみまりを読んだことのない人に勧めるマンガとしてはこれが一番良いと思ってはいますがね。むしろ昔の4コマ漫画が一番面白いと思います。この作品はコマを割ってある物ですが、こいずみまりの昔の(2000年前後の)作品は4コマが多かったのですよね。「健全恋愛ライフ」とか「若奥様とサラリーマン」とか中々の作品があります。

 4コマ漫画群の中で気に入っているのは「ジンクホワイト」ですね。絵も一番色っぽさがあり、ストーリーも高校の美術部と画塾を舞台にしており、さらに4コマである。こいずみまりの描く人間関係のドロドロした部分も好きなんですよね、まあかなりステレオタイプ化されているのはわかってますが。たとえキャラクターの性格が簡略化されてはいても人間の採る行動って大抵はたぶん「ジンクホワイト」の漫画に出てくるキャラクターレベルじゃないのかな。

 何だか酔っぱらった感じの内容ですが前半はこれで閉めます。
 後半へ続く。

2008年4月13日日曜日

「Tentacle Lovers」感想


 あらすじ:触手生命体になった主人公が元の体を取り戻し、魔法の国のお姫様とラブラブになるお話。

 今から5、6年前でしょうか、あるエロマンガ(雑誌?)を読んだあと、作者のコメントで「編集者はファンタジーなエロマンガはあまりヒットしないと考えているため、企画が通りにくい」といった趣旨のことを読んだ記憶があります。当時は鬼之仁が最盛の頃でしたっけ。確かに今から思うとファンタジー系のエロマンガってあまり見なかった気がします。あの頃の主流はヒロインで言うと女子学生などの「リアルに存在する」系で、シチュエーションはラブラブか陵辱かの二択でしたからね。
 その後、二次元ドリームノベルとかでファンタジーエロマンガが台頭したり、やってることは完全に犯罪だけど本人達はラブラブみたいな複雑なストーリーが許容されたりしました。

 でも昔のエロマンガと比べて「Tentacle Lovers」が一番違うのは主人公(男の方)のキャラが完全に立っていることでしょうか。先にも書いたとおり、昔のエロマンガは男は陵辱するデブとか醜い顔の群衆か、性格があまり書き込まれてないハンサムな人間だったのですよ。「Tentacle Lovers」の主人公みたいに触手生命体にされ、お姫様を手に入れるために立ち上がるみたいな物語を背負えるキャラなんて本当に最近出てきたタイプの主人公です。そういや大塚英志が吾妻ひでおの触手マンガを批評して「触手が人間でないのは読者を想起させる男性性を極力なくすためだ」的なことを書いておりました。今とは全然違いますね。
 さらに吾妻ひでおの頃はわかりませんが、5、6年前はヒロインがお姫様ってのはそこまでメジャーではなかったはず。

 さて、一番上に書いたとおり、ストーリーは少年漫画的な王道を行っております。Stack-StyleさんではB級ライトノベル的と表現されていましたが、要はそういう感じの奴です。変に気合いを入れずに読むと面白いマンガですね。

 それなりにストーリーがあってエロシーンも豊富でキャラが立っているマンガです。昔のエロマンガと対比させて読むと中々面白いですよ。

2008年4月12日土曜日

白熊の冒険


 先月までウルティマオンラインを廃人プレイしていました。このブログを途中で放った位だからどの程度面白いか書いてみようかなーと思ったのですが、僕の場合、ブログにアップすることを前提としてのプレイはしていませんでした。故にスクリーンショットがないw。
 そのため新しいシャードにて新規キャラを作ってほぼリアルタイムで成長させることにしました。シャードは無限。新しくUOを始める人は絶対にプレイしない世界です。さらにUOを何年もやっているベテランすらあまり無限で遊んでいないため、過疎が……。しかし、そんな世界だからこそ人との繋がりが濃いらしく、さらに生産者が重宝されているらしい。と言うわけで、ちょっと見て来ましょう。



 キャラクターを作るときに、大まかな成長方針を決めます。これはNPC(コンピュータが操作しているキャラのこと)がプレイヤーから買い取ってくれないこと、生産に必要な資材を売ってくれないし、さらに物価が一般シャード(シャードとは普通のMMOで言うサーバのこと。UOの場合、サーバとはシャードの下位にあり、地域ごとのデータを管理するだけです)の3倍なのです。下手にあれもこれも手を出すと金欠で何もできなくなります。これからUO始める人はパラリシャンで調べながら遊ぶのがやりやすいでしょう。

 で、始めたのは3月29日。→のような感じでキャラを作りました。種族は人間、性別男。職業は鍛冶屋。一般シャードでは高性能な武器防具しか売れないため、無限でしか新規参入しての商売は中々できないのですよ。町は……選択権がありません。ヘイブンを選んで出発です。





 あ、あれ……?
 ヘイブンに人がいないぞ。
 一般だとベテランがだべってたり、ヤングキャラに物を与えまくる邪魔者がとかがいるはずなのに……。ちなみにこの画像はある程度、活動してから撮りました。多分1時間前後プレイしてましたが、ヘイブンには人っ子一人いなかったです。
 こんなので大丈夫かw。

「夢のおもちゃ工場」感想


 どっかで見たことあるネタが多いなーと思ったら、駕籠真太郎プロデュースのおもちゃの宣伝だったのですね。なんていうか、SF(少し不思議)ではあるけどパンチが足りない作品もあるかも。何て言うか、おもちゃシリーズはマンガとしてもおもちゃとしても個人的には面白さを感じられなかったから……。スカトロネタって飽きるのが早いのですよ。
 以下適当に個別の感想。
・「白い糸」。最終コマのテレカから出ている白い糸の話を読みたかった。これって無機物とか動物とかのネタに発展させた方が面白そうですよ。
・「なぜなに地震と火山」。火山を女性の体に喩えると……? な作品。面白いんだけど、詰め込みが足りない……。
・その他スカトロシリーズ。「アイコ一六歳」を読んでしまうとやっぱり少し落ちます。

2008年4月8日火曜日

「穴、文字、血液などが現れる漫画」感想



 僕にとって駕籠真太郎の漫画は少し古い作品の方が好きです。絵柄から推察するに1990年代の作品群ですね。駅前シリーズとか、万事快調とか。この理由を考えながら、今作品「穴、文字、血液などが現れる漫画」を読むとなんとなくわかりました。
 それは、
抽象化されたゆえの表現・ネタの転がし方の面白さ
が古い作品にはあったなぁ、と。
 別に最近の作品が悪いわけではないのですが、今作に収録されている「バトル・ロ愛ヤル」にしても「堀江くんとホリえもん」にしてもネタになるモデルが現実世界で、しかもリアルタイムで活動しているため、どうしても枷となってしまいます。この程度のいじり具合だったら、下手すると現実でスキャンダルが起きたらそっちのほうが想像を超えているかも可能性があります。
 「バトル・ロ愛ヤル」は日本の「愛ちゃん」たちがそれぞれの技を披露して他の「愛ちゃん」を殺していく話ですが、オチをチンパンジーにするよりも「愛子さま」にしたほうがネタにはなったと思います。
 「堀江くんとホリえもん」なんていじっている部分が少ないくらいです(これなら孫社長とか三木谷社長×堀江社長の関係に持っていったほうがインパクトはありました)。
 「女子アナのあな」は女子アナを捕獲して養殖して放流するネタをメインでやったほうが面白かったような……。
 面白くなり始めるのは「白の情景」から。貞操帯を着けられた男女がそれを外す為に頑張るお話ですが、この作品の肝は、貞操帯を外そうとすると罠が作動する点です。しかも何回も。この変な執拗さが駅前シリーズなど駕籠真太郎の漫画の面白さになっています。
 「満員電車」。簡単に書くと、電車に乗るという行為が性行為と同じであったら……的な話です、かなり端折っていますがね。落ちの、恋人同士で行う性行為と電車に乗るという意味の性行為はやっぱり違うという件はなかなかブラックで良いです。
 「駅前暗黒」から始まる駅前シリーズはいつもどおりの出来です。変な法則が支配している世界でごく普通に法則に従って生きる人々を描いています。訳わからないくらいしつこくネタ(しばしばエロやグロと結びつく)を転がし、しかも一切、突込みがないのは素晴らしい。
 「DRAGON BUSTER」以下駕籠真太郎古典シリーズ。絵柄から考えると「人間以上」の前後でしょうか。「人間以上」作品群と傾向は似ています。しばしば「ただ残酷なだけ」的な評価を受けるのですが、僕はこれはこれで好きなんですがねぇ。特に駕籠真太郎の古典作品はテーマ性がない分、嫌な後味の悪さがあって、おいしいですよ。
 
 とりあえず買って損はない。僕は駕籠真太郎の現在から過去、古典の作品の移り変わりを読めてうれしかったですよ。


【2008/Apr/29追記】
 そういや、「駅前一字」って何かに似ていると思ったら唐沢なをきの「カスミ伝」シリーズに出てきそうなネタだったんだな。詳細は別の日記で書くけど駕籠真太郎と唐沢なをきって実験マンガという枠ではくくれるんだな。まあ作風は全然違うけど。

2008年4月5日土曜日

ブログを微妙に改造中

 会社が始まると更新できなくなるから今の内に書き貯めしておきましょう。
ただ今、自分のブログとiGoogleのみで自分にとって必要なサイトやネットサービスをまとめている最中です。
就職したらネットの時間が短くなるから必要なサイトをコンパクトに読む必要があります。さらにFirefoxはUSBメモリに入ってますが、USBメモリ使えない場所とかあるから……。まずはiGoogle開けてGmailとGoogle notebook、RSS、そして自分のブログからのリンクで全てを済まそうとしています。
実際の所、ある程度の用事まではGoogleサービス以外を使う必要はないなー。例えばカレンダー系はReminder the milkとかあるけど複雑な用事でもない限りGoogleカレンダーで十分だし。Googleの強みは検索・Gmailと連携ができるそれなりに使えるアプリを大量に無料で置いてあるところの様な気がする。これ、後発とか他の会社がサービス・製品作りたいと思っても相当機能を高めて専門の人向けに出さないと潰されますな。
まあ一般人からすると全てがGoogleで済ませられる状況って便利だから良いのですがね。

ブログを改造中

 会社が始まると更新できなくなるから今の内に書き貯めしておきましょう。
ただ今、自分のブログとiGoogleのみで自分にとって必要なサイトやネットサービスをまとめている最中です。
就職したらネットの時間が短くなるから必要なサイトをコンパクトに読む必要があります。さらにFirefoxはUSBメモリに入ってますが、USBメモリ使えない場所とかあるから……。まずはiGoogle開けてGmailとGoogle notebook、RSS、そして自分のブログからのリンクで全てを済まそうとしています。

そして再び更新間隔が空いたのだった……

 とりあえず生きてます。
更新できなかったので、反省してみた。
2007年3月:4月から会社で時間がないので、UO廃人になった
2008年4月:3月の反動で朝起きるのが辛い&通勤ラッシュが……一日中勉強が……orz
それで今はHDの整理と久しぶり(6ヶ月以上)のニコ動。ついでに今流行り(?)のアキバパフォーマンス論争ヲチをやってるですよ。


以下駄文。
・ニコ動は飽きたときから全然変わってないな。MADとzipとアニメうp多すぎ。まあ初音ミクとかのツールがあるから、創作系も多いけど……。コミケの代替にはならんな、やっぱ。
・アキバは既に買い専オタ御用達の地ではないからしばらく行ってなかったなー。ぶっちゃけK-booksとか虎の穴とかでも「普通」の「売れ筋」マンガとか本とかしか置いてないからなー。神保町の方がラインアップが優秀ですよ。エロゲーも完全に熱が下がって、ブランド買い(通販)状態だし……。今のアキバって売れ筋同人誌&電子系の部品が大量に買える程度のメリットしかないんじゃないかな。アキバブームとかでアキバに行く人が増えた一方、僕みたいに行くのを止めた人もいる。そのため新規アキバユーザと古い人たちが対立するのは当然だろう。
 今回の問題点はオタクがどうのこうのではなくて、路上での写真撮影など後々問題となりそうな行為を制限しなかった自分たちオタク、もしくは行政の責任だ(そして行政の責任であれば法で規制する方向になる)。確かにアキバはコンテンツがコンテンツだから過激になりやすいが(店頭POPが問題にされたこともあったっけ)、基準とか自制とかがなかったら問題は起こるよな。
 適当な結論になるけど、まあオタク系の文化を守りたければ自制が必要、これにつきるかも。今のオタク文化の結構な部分が18禁的表現を含むから、目を付けられたらアウトでしょ。規制に対しての反論って表現の自由程度ですからね(表現の自由自体は大事だけど、エロゲとかエロマンガとかに適用することに違和感を覚える連中も多いはず)。今が良ければそれで良いじゃあ困るのですよ。