2010年12月30日木曜日

ある地方でのこと

 先日、職場の下戸同士で集まり夕食会を開いたときに、偶然住んでいる場所の話題となった。
 たまたまその場に集まった皆は同じ県に住んでいた。僕が一番会社(東京)に近く、他の人達はかなり遠いらしい。まあ1人は交通の便が悪いことで有名なN市だし、そもそもみんな通勤に2時間とかかかっているかならーと思っていた。いつしか地元の田舎自慢となったため、かつて中高の頃住んでいた町を思い出した。
「駅の周りにもコンビニがないから町に不良すらいないんですよねー」
 そう発言したら、みんなからそれはないとかコンビニがないなんてありえないとか酷い言われようだった。え、田舎というか地方というか、都会じゃない所ってそんなもんじゃないの? つーかボロクソに言ってくれるが、かつて僕の住んでいたそこはこれでも住宅地だったんだぜ? 東京まで電車に乗っている時間はこの場にいる先輩たちよりも短かったはずだ。終電が10時半とかそんな連中にド田舎なんて言われたくねーよw どうやら田舎と言っても東京から時間がかかるという意味での田舎と、文化や民度が低いという意味での田舎と、2つの意味があることをただ一人で知った。
 そんな感じでまた1つ世間を味わった中で、少し考えてみた。でも駅周りにコンビニがないのが田舎の条件だと思うけど……。

 人によって田舎とか地方とかのイメージは違うと思うが、僕は住みたくない。非常にストレートな物言いだけどそれなりの理由がある。別に僕の経験が田舎全てに当てはまるわけはない(つーか、一応は住宅地に住んでいたんだから「田舎暮らし」という言葉から思い浮かぶ世界ではないんだよな)。でも都会化から漏れてしまった地域の、それも2chですら書き込む対象ではない世界の姿を記録しておくのは僕にとっては意味のあることなんだ。


 僕は転勤族の子供で、小学校~高校までは関東地方の某所に住んでいた。ちょうど東京駅から電車で1時間程度で最寄り駅まで行くことができる。ボカして書いてるけど、一応は首都圏に入っている。バブルの頃は家の値段も相当高かったらしいのだが、いかんせんこの不況で価値が暴落してしまった。そんな田舎町だ。

 上に書いてしまったが、僕がその頃住んでいた町は駅の周辺にコンビニすらない有様だった。引っ越したバブル末期時には数年したら開発されるとか甘い言葉があったけど、それから10年しても全く変わらない町だった。駅から少し離れた場所に旧商店街+旧住宅街があり、そこから広大な田んぼが広がり、田んぼの真中に小学校・中学校がある。さらに駅から離れると、僕の住んでいた住宅街とゴルフ場が田んぼの中にぽつんと存在する――そんな世界だった。当然ながらテレビの映りは悪く、衛星放送もNHKのBS程度しか、携帯電話なんて電波が入らない感じだ。インターネット? なんだそれは。その当時(2002年くらい)でも東京から少し離れるとそんな住宅街があったのだ。
 誤解されるといけないから書いておくと、住宅地の規模としては多分小さくはなかったはずだ。4丁目まであり、それぞれ150軒以上の家があったはず。最低でも500以上の世帯はあったと思う。一時期はスーパーマーケットが近所に出店したくらいなのだ。小学校だって新しく建てられたし、色々と売りポイントはある。「広い間取りの家、近所に広大な公園があり、テニスができます。ゴルフ場だって歩いて行ける距離だし、近くに川もあるので釣りができます。なにより住宅地の中心に小学校があり、さらに子供たちの遊び場も多数」。あ、書いててどんどん田舎っぽさが出てきた。
 そんな環境だったが、僕が成長するにつれて「限界住宅地」っぽい雰囲気を醸しだしてきた。
 最大の問題点は、交通の不便さが挙げられる。住宅地から最寄り駅まで徒歩1時間半以上。自転車だと田んぼのど真ん中を突っ切ります。ゆえに車やバイクが必須になる。バス? ラッシュ時でも1時間で3・4本しかなかったはずだぜ。そんな艱難辛苦を乗り越えると電車がラッシュ時で1時間3本程度という試練が待っている。
 それでもバブルと崩壊後の数年は良かったのだ。いつか開発される、今を乗り越えれば電車が東京駅まで直通になる、そんな幻想を抱くことができたんだ。でも頭を冷やす余裕が生まれた頃に発見したのは、利便性の高い隣町に住宅街が開発されて失敗作を掴まされた自分たちの姿であった。余りにも田んぼのど真ん中を電車が通るから風雨の強い日は電車が動かなくなったりするしな。

 そんなこんなで人口流入の減少が大きな影響を与えた。バブル最後にスーパーマーケットが建てられたものの、それ以降の商業施設が全く作られなくなった。確かめようがないが、住宅地周辺への商業施設建築を反対する動きが、その当時あったはずだ。今となっては理由はわからない。
 公民館や図書館がついに駅の近く(家から歩いて1時間半)にしかなかった。現在(と言っても数年前だけど)見に行ったら、ついにスーパーが閉店し、代わりにシルバーケアがあったぞ。
 住人の意識も悪化した。長く住むにつれて近所ともなあなあで付き合う。するとすべての意味でだらしなくなるんだ。車は道路に出しっぱなし。庭の手入れも行わない。飼い犬は犬小屋に閉じ込めて散歩しないので、延々と鳴きっぱなし。なぜか週末の朝は10時頃でも誰も外に出ていない。ゴーストタウンみたいだ。
 僕の当時の隣人もまたとんでもない人で、今で言うゴミ屋敷な家だった。しかも毎日庭で何か燃やしている。僕の家中の電気を消すと炎が見えるんだ。10年近く住んでいたんだが、ボヤすら起こらなかったのは奇跡だと思う。

 そして、何よりも問題だったのは教育環境だった。僕が子供だったからそういう視点で見ていたわけだが。住居環境的に車必須であるため普通に暴走族(つーか珍走団と呼んだほうが近いかも)が誕生する。ヤクザとかになるわけではないが(僕が知らなかっただけかもしれないけど、そもそもヤクザが出て来るほど利益のある産業すら存在しなかった。さすがに田んぼじゃヤクザも困るよねえ。道路工事だってほとんどなかったし)、昼間は高校をサボって隣町まで出かけてうろつき、夜はバイクで一っ走りな陽気な人々が多かった。
 近所にできたスーパーには本屋はあったが、有名雑誌+マンガしか置いていなかった。教科書すら売っていなかっただろう。しかもマクドナルドとゲームコーナー付き。住民の数は多いはずだが、それでもペイしないと判断されたのか、カラオケのような娯楽はついになかった。
 僕の同級生は小学校で100人ほどいたが、その内10人前後は中学受験。いや、非常に多いほうだ。しかもみんなそれなりの中学校に入ったし。中学受験をしなかった連中は、近所の公立へ。そこから一部はちゃんと高校へ行き大学やら就職をするらしいが、一部は高校で暴走族となる。行き着く先は親の脛齧り。中学受験組も地元の友達と遊んでて気がつくと大学まで保証されてるのに一人は明治→体育大学だし、一人は系列中学→別の高校と。何のルート脱線だ? 恋愛ADVならびっくりだ。
 そして中学受験組の家庭は良くわからないけど同じ中学受験組の家庭と交流するのを好む傾向があるっぽい。近所とかが切れてしまうんだね。これって藤子不二雄の短編集で見た砂漠の町を脱出するマンガを思い出してしまうが……。確かに近くの公立中学と私立中学だと高校進学なども含めて話題が違い過ぎる。
 結局は可能性の欠如なのかもしれない。刺激と書くと別の意味も混じるが、要は中学・高校と色んな物を吸収して考えることのできる時期に、小学校でも見た代わり映えのないものを延々と見せられて、それでも年齢相応にバイクが解禁される。将来性なんてどん底だから親も焦るべきだが、周りを見ると意外と同じような行動をしている子供は多いのだ。だから子供は刹那的に生きるし親だって何も言わない。
 団地ができて長くても15年程度だったことも楽観視していた理由の一つだろう。子どもが5歳の時に引っ越しても20歳になったばかり。もう少ししたら大人になって、就職もするさ。周りの家族だって同じような状況だし。それに我々(親)だってまだ若いからパラサイトを飼う余裕はあるさ。

 とにかくそんな町、もとい住宅街だった。周囲から隔絶され、引越しによる流入が少ない上に新しく開発された番地に住むために価値観が固まってしまう。番地ごとに子供の年代、そして親の年代がある程度揃っている環境。周囲に娯楽施設が、ビデオ屋・カラオケ・書店などがない上にテレビもろくに見れない、ネットも常時接続できない(断っておくが2000年代の話だ)ため、時間の持て余した人々は井戸端会議か近所のスーパーでバイト(これも最終的には店員と客が顔見知りなので雑談所状態だった)に精を出す始末。悪しき田舎の雰囲気がピンピンとしていた。
 その一方で都会人特有の悪しき身勝手さも大いに発揮された。ゴミ捨て、生協、まあ色々とそれはもう自己中心的に動く人も数としては少なかったものの一部ではいた。路上駐車は当たり前。まあ邪魔だからどかしてくれと「お願い」すれば応答するだけマシだとも言えないことはない。本当にどうしようもない連中は逆ギレするらしいから。
 そうそう、家の外壁塗装もネタだった。以前に楳図かずおのシマシマハウスが話題になったが、シマシマまではいかなくとも周囲がクリーム色の中に一軒パステルグリーンとか、なかなかやってくれる家が増えていた。いや、これをもって都会人はとか田舎者はとか言う気はないが、庭や駐車場から雑草を生やしてるのに家だけを塗り替えても、ね。それくらいしか楽しみはないのだろう。
 極めつけは住人の存在感の薄さ。周囲に道路がないから活気がないこともあるが、それにしても閑散とした雰囲気だった。いや、人はいるのだ。理由はわからないが、引越して出て行く人はいないため、住んではいるはずだ。でも外で人を見かけない。大学受験勉強をしていた頃、気分転換に外に出たりしたが、犬の散歩ですら滅多に出会わなかった。今住んでいるところは昼間は当然のこと、早朝も夜中も犬の散歩にであるので、やはり異常だったのかもしれない。

 最終的に僕の家族は引っ越した。中学から地元を離れ、コンビニとか本屋とかに触れ合っていたから(大げさだけどw)未練は全くなかった。当時、新築を買うとバブル期の1/5以下の価格。中古物件はそれ以下で手放された。僕の小学生時代はそんな交通の便の悪い中で育ったということか。
 数年前にふと見に行ったときが最後だった。今どうなっているのか知らない。あれからリーマンショックなど色々景気の上下があったけど住人に影響を与えているとは思えない。
 風の便りだが僕の同級生は3兄弟そろって暴走族のリーダーとなったらしい。周囲の子供(女の子)持ちは怯えているそうだ。僕自身は小学校時代の彼を知っているから意外ではないものの警察のお世話になるとまでは考えていない。でも世間の水準ではDQNと呼ばれる種族なんだろうな。
 引越しをしてから数年後、かつて町は隣の市に吸収合併された。前々から話は出ていたがやっと実現したらしい。町の名前は駅名として残っているから、その点ラッキーだろう。そういえば駅周りの再開発も行われ、駅から徒歩15分の距離にコンビニができた。……あれ? 駅を利用している人には意味ないよね? 住宅街にあったスーパーは撤退し、駅近くに新たなスーパーができた。その代わりシルバーケアハウスと薬屋と精神病院が住宅街に建設された。個人病院ですら相変わらず駅まで行かなけりゃない。
 冬の午前中だったが、道路に人の影が見えず、晴れていたのに暗かったことしか覚えていない。

 別にこの経験から何かを結論つけることはしない。逆に、生々しすぎて一般論として当てはめる気になれないんだ。「田舎が嫌」からスタートした回想だが、僕が普通に会社員になってオタク生活を満喫出来ているのは運が良かっただけだ。教育環境への絶望・中学受験・引越し・大学受験。全ては親のおかげで今ではこうして元地元を馬鹿に出来る身分になった。
 都会ではないが田舎ではない、田舎にすらなれない、そんな見放された世界を書き留めたかった。バブルの乱開発によって田んぼの真ん中に住宅地を作り、住宅の中だけで生活をする。土地を持っていた人たちとの交流は全くないため、開発も優先されない。今の時勢、田舎ですら店やコンビニはあるが、それは旧商店街に出店され、住宅地には何の影響もない。話だけなら田舎だけど、でも家と家主は一応は都会の行動様式で動いている。そんな田舎ですらない忘れられた島。10年もすると当時のサラリーマンの多くは定年になり、その後病院すらない環境でどうやって生活するのか想像もつかない場所。住民が2chとか使えないから誰も知らないだけで、東京周辺は実はこんな場所がいくらでもあると思うんだ。
 ただ一つ学んだのは、子供への教育の必要性。そして路上駐車・ゴミ出し・夜中にゴミを燃やす家の有無を確認してから家を買おう、と誓ったことだけだ。

最近のUO

 やっぱみんな帰省とかしてんのかな。ヘイブンにも人が少ないしIRCも少ないや。酒場も年末年始はほぼおやすみだし。


 えっと、12月の壱の市にむらさきうにさんがやってきたよ、の図。一応UO内では有名人だからすげえと思いつつ、普通の宵闇な会話をしていたのであった。


 ベインイベントで妖精特効の刀をゲット。なぜか青骨デーモン2匹目で出現。それからは全くでないけど。


 ……えーとサンタイベント、の関連ネタ。サンタイベントの宣伝用(?)としてブリにこいつがいた。イベント自体は見れなかったけど、喋る内容が中々カオスだったのでこれはこれで元を取った感がある。
「あ、ありのままを話すぜ」
「先生、脳内彼女が恥ずかしがって脳から出てきてくれません!」
「バレンタインの時と同じ失敗は繰り返さない……絶対にだ!!」
 10数分毎に同じ会話を繰り返していたがそれもあって異様な雰囲気だった。


 サンタイベントとの関連がわからないけど、コンパニオンイベントが開かれた。ヘイブンの街は久々のイベントにワクワクする連中が集まっていた。その後ただの料理体験だと知って去る人々が続出……。


シニアコンパニオンの方を激写。シニアコンパニオンさんのローブはアイテム扱いじゃないのか。プロパが見れなかった。仕方がないからランタンでも見よう。


 そして宵闇亭。マスターがいなかったせいか、ユキマルさんがまさかの白帽子装備。


 で、クリスタル集めなう。吸血鬼になってひたすら狩る。ラジエントシミターを最初使っていたが、Dメイスの方が殲滅効率が高いことに気付く。高かったのに……。

2010年12月29日水曜日

今日の私

†本日は会社の最終日。世間の人々が休みなのに何で会社に……とか思って電車に乗ったら、結構な人ごみだった。あれ、最近ラッシュが激しい? とか思ってたら、ああ、学生は休みね。僕の使っている電車は某米帝ネズミーランドの駅を通るため、夏休みや春休みのほうが学校のある時期よりも混雑するというジレンマに直面しているのであった。つーかカップル大杉。爆発ry。

†会社。やったことは大掃除・伝票出力、そして11時から4時間ほど大宴会。おいおい、それだけのために人を呼び出すんじゃねーよ。しかも一応は経費節約の辞令が交付されているだろうに。つーか営業の方が質素倹約しているのはどういうこっちゃ。うちの会社は相当古い体質だと思ってたけど、さすがに今の時勢でこんなことやってるのはまずくないか?

†帰り道。電車でふと起きたら、目の前にでっかい袋を持っているこれまたでっかい男がいた。袋は肌色だった。水色ぱんつも描かれていた。……そっか、今日は大祭か。またの名をコミケとも言う。ビッグサイトで開かれているが、JRの最寄り駅が僕の使っている電車のとある駅なのであった。
 電車という公共スペースで自らの性的嗜好をおおっぴらにするその心意気は、世間体を捨て去り二次元のみへの帰属を高らかに宣言する行為としてオタクとしては見上げたものだと思う。しかしそれでもここは電車だ。君がフランドールが好きとかそんなことはどうでも良いのだ。ぱんつはやめろ。つーかオタク絵はできれば隠せ。こちらまで赤面してしまう。ん、まさかこのキャラがフランドールだとわかる香具師を炙り出す踏み絵として使っているのか?

†つい先日ゴールデンエッグスの第一話を見た。なぜか心が暖かくなった。んーすべってる? まあシュール系のギャグって合わなかったら悲惨だしね。ツボが違ったんだろ。他の作品を見よう。

†氏賀Y太というマンガ家がいる。グロマンガと呼ばれるジャンルの作品をコンスタントに書いていた日本でも唯一の作家だ。グロさ自体はは千之ナイフをはじめとするホラー漫画家や駕籠真太郎とかアート系の作家が描いたりしていたのだが、氏賀Y太のエポックメイキングなところはエロマンガとして発表したのだ。要は性的な意味での男性向け18禁マンガ雑誌に掲載してそのまま性的な意味での18禁マンガとして単行本化された。2004年頃が一番流行ってたかな。色々な人々にトラウマを与えまくったが、気がつくと商業の表舞台からはいなくなっていた。
 つい先日の東京都ポルノ規制条例も成立したことだし、彼のようなマンガ家が消えるのは残念だなーと思った。いや、消えたかどうかは知らん。サイト持ってるはずだが見に行く気がおきん。だってグロいんだもん。

2010年12月27日月曜日

「ハンニャハラミタ」(駕籠真太郎、集英社、2005)

 駕籠真太郎のマンガをレビューしていた当ブログだが、意外と抜けがあるらしい。この記事で書こうとしている「ハンニャハラミタ」に初の一般向け作品である「パラノイアストリート」など。一応駕籠真太郎の商業単行本は全て持っているので一刻も早く感想文を書こうと決意。

 さて、「ハンニャハラミタ」だが、集英社「ヤングジャンプ」に掲載された作品群である。さらに比較的古い作品が多い。そのためキャラクターも士郎正宗的可愛さがあり、しかもスカトロとか下品系ではないネタ。普通にSFしてるよ、どうしようって感じである。作品の感想は以下のとおり。

・仰ゲバ尊し
 ストーリー:小学校が鎖国化され、生徒は一生小学校の中で暮らし、学ばねばならなくなった世界。生徒たちは小学校に入ってから外を見たことがないため、何があるのかわからない。ちなみに小学校は先生が権力者であるため、生徒たちは日々を怯えて過ごしているのだ。
 要はある種のディストピアだ。ちなみに以下「動物の王国」までがこの単行本のディストピアシリーズね。小学校というのはどうしても体に叩き込むという教育をしがちだが、それを延々と大人になるまで引きずるとどんなになるかなーと、それがこの作品だ。別に教師も、教育制度も批判していない。それは黒幕が実はただの小学生で、こんな事件を起こした理由が「永久の小学生をやっていたかったから」みたいなセリフからも読み取れる。みんな流されっぱなしかもしれないが誰にも悪意はなく、結果として目を覆いたくなるようなディストピアとなった。ただそれだけだ。そして最後に主人公達は外の世界へ「卒業」するが、他の学校も鎖国してしまい、しかも主人公達は外の世界を全く知らないため生きて行けるのかどうかすら怪しい。希望も何もない終わり方だけど、外に出ることに情熱を燃やす主人公は救いを見いだせる。ってこれって少女革命ウテナ(それも劇場版)の一つのバージョンじゃないのかい?

・DEMON SEED
 ストーリー:異形化した人間に傷つけられウイルスに寄生されると、異形化してしまう。主人公は異形と化した人間を殺すハンターだが、恋人もまた寄生されていた。恋人は逃げ出すがその時に主人公もウイルスに寄生されてしまう。主人公は自殺する勇気もなく仲間のハンターと共に異形人間を殺すが、ある日自分が完全に異形になっていることに気づく。寄生されても思考は普段のままとわかる主人公だが、かつての仲間は主人公を殺そうとする。主人公は人間よりも異形人間達を選ぶ。
 要は吸血鬼だよね、異形人間は。それも一時期流行った社会に適応するタイプの吸血鬼モノか。つまり吸血鬼は人間の上位互換であり、人間から吸血鬼に変身するが、闇雲に血を吸うと生態系のバランスが崩れる。そのため吸血鬼の社会では人間世界に溶け込む掟があり、その一つとして滅多に人間を襲わないってな感じ。吸血鬼系の作品を余り知らなかったら面白いかも。特に終わりの方で寄生されていることに気付いた主人公の同僚が手を返して主人公を殺そうとするのは、吸血鬼モノのお約束とは言え、悲しい物があるよ。

・ハンニャ ハラミタ
 ストーリー:「菩薩」と呼ばれる製品により幸福感を感じることができるようになった。これを合法化しようとする組織とドラッグとみなし弾圧しようとする当局。「菩薩」によって恐怖感も紛れ、どんなに傷を負わされても非暴力運動を行うことができる。しかし新しくロボット警備員が導入され、躊躇なくデモ隊を殺すことができるようになった。デモ当日、「菩薩」合法化運動を行う組織の面々は次々に殺される。「菩薩」はもちろん無力だった。
 はい、「菩薩」に「イデオロギー」と入れてください。ああ、そういう読みは邪道かな。でもこの「菩薩」って奴はストーリーを作る上で何にでも置き換えることができるマジックワードなんだ。そんなことを思いながら読んだ。物語自体には別に目新しいものはないだろう。若気の至りは怖いねえ、しかも思想に肉体の快楽がからんでくると――な感じ。

・動物の王国
 ストーリー:生類憐れみの令が社会の理想となった世界。人間との共生はもちろん不可能であり、お互いを傷つけつつ、生き物を守る思想は廃れていった。
 「ハンニャハラミタ」に出てくるディストピアの究極系か。現実でも2010年度はシー・シェパードとか自然との共生がテーマになったから、その意味でこの作品はまだ光り輝いている。何というか、どのような倫理も政治の思想の道具になれば「良いこと」の一言では済まされなくなってしまう。理想を見栄のために支持する大衆、理想にしばしば反してしまう現実、理由はどうあれ理想を守れなかった人間に対する大衆からのバッシング、理想に政治が絡むととたんに湧いてくる金の匂い。さらに行き過ぎた理想に対するバックラッシュ、そしてバックラッシュを支持する運動家は世間から理解されないためカルト化する傾向にある。理想を守るための犠牲が現実の生活でどのくらいかを見せつけられると、とたんに文句を言い始める大衆。これだけの短い作品の中で「理想」というイデオロギーをめぐる全てのゴタゴタが描かれている手腕は素晴らしいとしか言えない。

・ataraxia
 太田出版の六識転送アタラクシアの元になった作品。異世界へ旅立つってのは児童文学でもよく見られるフォーマットだが(それこそハリポタが有名だよね)、現実での辛い出来事を忘れるためという側面があるのだ。児童文学での旅立ちってその手の「喪失の保管」(この場合はポッカリと空いた心を取り戻すという意味で)がかなり多いよね。
 で、この作品も見事に当てはまる。主人公が精神世界に行くのはイジメからの逃避。しかも逃避しても微妙に馴染めないとかイジメを解決しようとしても最終的に自分に被害が及ぶとかそんな因果応報オチも用意されている。
 それにしても精神世界の表現は面白かった。サイバーパンクSFでは電脳世界・精神世界は小説上で表現されるが、実際に絵にすることってまずないからね。その意味でこんな表現もあったのかと感動した。こりゃ次に精神世界を表現する人は大変だぞ。

・描きおろし(飛んで目に入る夏の虫・尻尾考)
 小ネタ。感想省略。


 内容が濃かった。作品の濃度もそうなんだが、いろんなテーマ・題材からの借用があるのだ。さすがに〇〇の基礎知識みたいな辞典を単行本にくっつける作者だぜ。
 駕籠真太郎の古い作品、しかも一般向けということで、王道のSFばかりが集まった感じがする。ところで駕籠真太郎ってディストピアとか反体制とかが好きなのね、としみじみ思った。しかもサヨクとか今の日本では理想とされる社会が容赦なくディストピアとして切られているのだ。これが少し昔の作家であればここまでメッタ切りにされなかっただろうに……。やはり駕籠真太郎はソ連崩壊以後の人間なんだね。
 まあそんなことを思いながら書き上げてみた。

2010年12月26日日曜日

なぜかへんかんできない……

 あい・えむ・いー さんが こわれた わけじゃないけど、もじがなにか おかしくなりました。
 でも にちゃんぬるには ぜんごのかんじが ちゃんとへんかんできてるのに いちぶだけ おかしくなってる しょうじょうのひとびとがいるので まだまだ なおなお(いちにんしょう)のは だいじょうぶだなとおもいました。
 よく「ふいんき(なぜかへんかんできない)」とかあるけど べつに「ふいんき」は みすたいぷ するひと いないとおもいます。 どちらかといえば
「げんいん」を「げいいん」とか、「ぜんいん」を「ぜいいん」、「こういう」と「こうゆう」とかにしたほうが ねたっぽさがでて おもしろいんじゃないかな とおもいます。 ちなみに なおなお(いちにんしょう) のぐーぐるあい・えむ・いーは なぜかへんかんできないねたが いっぱつででました。 さすがにいんたーねっつのぶんしょうを かるくほそんするていどの のうりょくの おやだま。 はやっているねたは だいいちこうほに してくれるとは あなどれない。 こうゆうの(なぜかへんかんry)を こーぱす ってゆうんでしたっけ。
 なおなお(いちにんしょう) てきに なぜかへんかんできないけいは うえの「ぜんいん」などのほかに
「そのとおり」→「そのとうり」
「じしん」→「ぢしん」
「いずも」→「いづも」
みたいなものがふさわしいと おもいます。 ってこれはただの しょうがくせいの こくごのれんしゅうではないですか。どうも なおなお(いちにんしょう) てきには ぢ と じ のまちがいとかが すきなようです。

 ふう。ひらがなだらけって つかれますね。 ぼくのばあい ひらがなだけのぶんしょうは すっごいむかしに とあるきゃらの ぱろでぃとして たようしていたじきがありました。 いちにんしょうを なおなお にするのも そこからきたねた。 じつは ひらがなだけだと ことばのえらびを すこしくふうするひつようが あります。 たとえば「とあるきゃら」とかきましたが かんじまじりのぶんだったら 「ぼうきゃら」いったくなんですよね。 でもひらがなで 「ぼうきゃら」だと ぜったいなんのことだがわからないので 「とある」におきかえました。ああ、ここは「ちかんしました」なんてかきませんけど。
 また このぶんしょうもそうですが てきとうなぶんせつで すぺーす をあけています。 これは「わかちがき」といいまして ひとむかしまえの げーむなどでよくみられていたとおもいます。 ひらがながつづいており よみにくくなったときに ひともじあけて しにんせいをかくほするのが おもなもくてき。 こうすると あらふしぎ。 この げしゅたるとほうかい しそうなぶんしょうも よみやすくなるなる。

2010年12月23日木曜日

サロゲート(Surrogates)

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 何だかよくわからん映画だった。ストーリーに納得できなかった。僕の理解が間違っている可能性があるので、完全ネタバレで書く。

【ストーリー】
 身代わりロボット(サロゲート)によって社会生活を行う世界。生身の人間は自宅に引きこもり、寝っ転がりながらサロゲートを操縦していた。既に生身の肉体同士が顔を合わせる機会が全くなく、逆にサロゲート使用者にとって生身の肉体は嫌悪感を催すものになっている(注:映画のいくつかの描写からそう感じた。設定的にも合ってると思う)。サロゲートの最大の特徴は交通事故などにあっても生身の肉体には何ら影響がないこと、また自分の理想とするボディになるため犯罪が激減すること(注:なぜかは不明w)だった。
 しかしある日、サロゲートが殺される事件が起こる。特異なのは使用者も同時に殺されていた点。この不可解な犯行を解明するためFBIのグリアー捜査官が極秘に捜査を行う。
 殺されたのはサロゲートを開発したキャンター博士の息子。キャンター博士はサロゲート技術を開発し、世界のサロゲートを独占する巨大企業を作るが会社から追い出された。キャンター博士の息子は博士のサロゲート(イケメン)を秘密裏に用いてクラブでナンパしたところを博士と勘違いされて殺されたらしい。ざまあみろ。
 グリアー捜査官は犯罪に用いられた武器が反サロゲート運動家の手に渡ったと知り、突撃し、反撃を受ける。実はその武器は軍がサロゲート無力化の兵器として開発し、実は中の人間まで殺すとわかり廃棄されたものだった。サロゲートの会社は、実は反サロゲート運動を行なっているキャンター博士が目障りになって殺そうとしたものの、最終的には反サロゲート運動指導者(予言者)=キャンター博士の手に入り、息子を殺されアヒャったキャンター博士が全サロゲートに向けて武器を用いようとするがグリアー捜査官によって危機一髪阻止された。しかし結果として全サロゲートは壊れ、人間はサロゲートを今後も使い続けるのか、それともサロゲートを捨てるのか。課題を残し終わる。
 ハリウッドお馴染みの夫婦の問題、一匹狼となり所属するFBIからも追われる主人公、とってつけたような人間の根本に関わる主題も盛り込んだよ。

【感想】
 生身の肉体を捨てて、仮の姿(アバター)で社会生活を行うネタってのは、諸星大二郎「夢見る機械」がもろに当てはまり、攻殻機動隊やサイレントメビウスに要素としてあるし、マトリックスもある意味そうだろう。まあ、マトリックスは生身の肉体に戻れないから外すとしても……。要はサイバーパンク系の活字・マンガSFなら既に使い古されたテーマである。そういえば篠房六郎のMMORPGネタマンガもまさにサロゲートのような作品だったかも。
 なのでSFにある程度親和性のある人ならガンガンと突っ込むことができる。
・社会生活上ロボットを操縦してまで避ける危機って何だろう
・強制的に生身の肉体に戻らざるを得ない(例えば性行為)時はどうしてるんだろ
・ここまで技術が発達しているならば肉体改造もできると思う、というか肉体改造の方がメリットあるよ
・引き篭っている生身の肉体は絶対にヨボヨボになってるよねー
・サロゲートの五感は生身の肉体にフィードバックされるのだろうか。そうしたら事故にあっても痛みを感じるぞ(ここらの技術上の理屈がわからないからイマイチ危機感がない)
・ジェニファー捜査官のサロゲートに入るグリアー捜査官。え、サロゲートって生体認証とか全く行ってなかったんだ
・グリアー捜査官の息子って一体なんだったの? そもそも存在してたの?
・全人口の98%まで普及……は置いておくとして、アメリカ大都市全ての人に普及ってありえないと思うんだ
・犯罪が減る理屈がわからん。サロゲートの維持に金がかかるから余計に犯罪が増える気がする
・いくら身代わりロボットがあっても寝てる間や、直接生身の肉体を叩かれれば終わりだから意味ないよ
と、軽く考えただけでもこのくらいある。念のためググッてみたが、やはり考えることは皆同じで。犯罪が減るなんて嘘だよねーという声は大きかったな。
 まあしかし、どうでも良いことを突っ込むと叩かれるからよそう。何と言ってもAmazonレビュー
・という事で (1)B・ウィリス主演 (2)SF (3)89分で完結 を大前提にエンジョイしましょう!!
がこの映画の全てを表しているのだから。

 というわけで、内容のツッコミ。
 たぶん主題は人と人とのコミュニケーションのはずだ。主人公のグリアー捜査官が妻に向かってサロゲートではなく、生身の肉体で自分と向きあって欲しいと叫ぶシーンとかにそれが現れている。でもさあ、それって別にコミュニケーションの本質ではないのでは? ググるとサロゲートを携帯電話とかに関連つける人もいるみたいだが、どちらかと言えば整形・化粧・サイボーグ化とかそっちの技術に当たるのではないだろうか。サロゲート同士でコミュニケーションをしても身振りや表情は必須っぽいし。少なくとも今の現実で使われている意味でのコミュニケーション不全であるわけじゃないと思う。
 僕がストーリー上引っかかったのはここなんだ。サロゲートが悪だと言われる根拠がわからないのだ。強いて挙げれば先程のコミュニケーションの問題となるだろう。でも生活が劇的に変わっている様子はないし……。街中が美男美女だらけになったら人と人が向き合っていないことになるのだろうか。
 映画の中では、サロゲートは身体の不自由な人のために作った→健常者が使うのはケシカラン!!→サロゲートは悪だ! という理屈も紹介されているが、これはまあ筆が盛大に滑ったのだろう。この理屈を主張するのはキャンター博士1人な上に他に主張する人がいなかったものだから。
 それからサロゲートを開発した会社の黒い話。そしてサロゲート自体の欠陥も上げられる。映画の中で人々がサロゲートについて考え出すきっかけがこの事件を通したサロゲートの欠陥だからだ。でも、事件(実際にはテロだけど)が起こったのは軍が破棄した計画を不正に流用した結果であり、防ぎ様がないと思うが。例えるならば軍で保管されている毒ガスが都市部でばらまかれた→軍はイクナイ! にはならんだろう。不謹慎だが、9・11テロで飛行機が使われたり、オウムのサリン事件で地下鉄が犯行現場になったからと言って飛行機や地下鉄に対して反対した人はいなかったはず。サロゲートを開発した会社も「普通」の企業っぽいし。サロゲートを使って寝ている人々を利用して発電したり、サロゲートが知能を持って人類に反抗させるよう仕向けたりとかみたいなわかりやすい悪じゃないため、スケールも反サロゲートの根拠も薄いのだ。
  最終的に、サロゲートを悪と断言する根拠は恐怖心なんじゃないかな。カルトと言っても良い。劇中で反サロゲート運動家たちがたいした理由もなく「予言者」と呼ばれる人間に賛同したり、事件を犯したりするなんて現実世界の某事件とかを彷彿とさせるものだった。「一般人」と呼ばれる立ち位置の人々もサロゲートが全て動かなくなった後、憑き物が落ちたような顔をして、恐らくサロゲートを捨てて生身の肉体に戻るだろう。ラストシーンのレポーターのセリフからも伺える。事件自体の考察も待たずに空気によって流される姿がここにある。サロゲートを使っている人々も、それに反対する人々も理性を使って選択した結果でないわけだ。これもまた現実世界で思い出されるものがあるだろう。脚本家がここまで考えたかは知らないけど、この映画はサロゲートの良し悪しよりも、技術とそれに流される人々を描き出したのかもしれない。今、この記事を書いててそう感じた。

 まあ、そんなことはさて置いて。シナリオが意味不明だった。なぜキャンター博士は予言者だったのか。キャンター博士を殺すにしてももう少し合法的な技はなかったのか。そもそもキャンター博士が全サロゲートを生身の人間もろとも壊す理屈がなりたたない、などわからない部分が多数。シナリオを通すとさっぱりなので、上の僕の理解も合ってるのか心配。助けて。

 僕個人の意見だが、サロゲートには大賛成である。反対する根拠が見つからん。まあ、もっと進めて全身の機械化とかの方がメリットが大きいと思うけど、サロゲートか生身の肉体の選択をするならばサロゲートということで。ただしサロゲートが普及すれば同時に整形など肉体改造も普及するだろう。だって夫婦生活とか絶対にサロゲートを脱ぐ時が来るのだから。美人の基準が人工皮膚に覆われたサロゲートとなってしまうのだから生身がどこまで綺麗だったとしても整形に走る人々が出るだろう。でもお金を持っていない連中はサロゲートはあるものの、生身を整えることはできない社会となる。そこまで行き着いたら「美」の財産化として社会問題になるのかもしれない。少し前にYouTubeかどこかでブスを守る会ってのがあって問題となったけど、それのさらに深刻なことになる。
 ただしどこまで行ってもそれは人間による人間自身の問題だ。サロゲートにはパーツによって人間の性能を越えることができるため(映画に描写されている)、そんなパーツを使う人が増えるに連れ従来の倫理観が壊れるとか、そっちに向かうならまだしも、ただのカルトの戦いだからねえ。もう一歩深くなってほしい作品だった。

2010年12月22日水曜日

最近の私

†UO:よーし、お父さんヒーラー作っちゃうぞー。げ、獣医ってどうやって上げるんだ→放置
  よーし、お父さんベイン倒しちゃうぞー。げ、青いでっかいの強すぎ。勝てないよ→放置
  わークールすぎー

†iTunes:ガメラ3邪神覚醒をハケーン。でもレンタル……。200円と安いんだけど、2G近くダウンロードして視聴期間が限られるのって何となく納得いかん。でも近所のレンタルビデオ屋にガメラ3はないし。

†Golden Eggs:つい最近知り合いから勧められた。以前ニコニコ動画で寄せて上げるブラネタを見て、DVD買いたいと思ってたが……値段高すぎ。これはファン度を測る試金石ですね、わかりたくありません。

†ボドゲレビュー:やっぱりというか、レビューの更新は止まりましたね。すいません、許してください。実はカタンとカルカソンヌが自分的にイマイチだったので、マイルドな表現を探すうちに更新をやめてしまいました。

†マンガ:モテキとかカラスヤサトシとか色々読んだけど、感想を書く気力がないや→放置

†ポケモン:夢島ポイントメンドクセ→放(ry

 ここまで盛大に放置してるとネトゲだったらアカバンされるんじゃね?

ゴジラVSビオランテ

『ゴジラvsビオランテ』(ゴジラたいビオランテ、または、ゴジラ ブイエス ビオランテ)は1989年12月16日に公開された日本映画で、ゴジラシリーズの第17作である。観客動員数は200万人、配給収入は10億4千万円
Wikipedia:ゴジラvsビオランテより)
 まて。1989年……だと? 僕が物心全くついていないころかよ。そこまで昔の作品だったとは思えなかったが……。

 今作は所謂平成ゴジラと呼ばれる作品の第2作目。敵がゴジラ細胞から誕生したとか、ゴジラが災害だとか(山本弘のMM9だよね)自衛隊の超兵器とか、遺伝子工学とか、超能力とか、そもそもストーリーの主軸が科学技術をめぐる組織対組織の争いでありゴジラは味付け海苔程度だとか、もうそれまでのゴジラからは明らかに転換を図っていた。しかも後のゴジラ作品を含めてもかなり特異な立ち位置にいる。
 要はゴジラ、意味ねえなみたいなものなんだが。ゴジラ細胞、そしてそれから作られた抗核エネルギーバクテリアは核を分解することができるため、核兵器がもはや最終兵器ではなくなり世界のパワーバランスが崩れるのだ。核兵器の威力を保持し続けようとするアメリカ・バイオメジャー。対G細胞を組み込んだ小麦を使いアメリカを越える農業国になろうとする中東サラジア(しかしなぜサラジアが抗核エネルギーバクテリア争奪戦にまで参加するのか、意味不明!)。表向きはゴジラを倒すため、裏では色々黒い考えを持っている日本。この3者が謀略を図る怪獣風サスペンス、が一応のストーリーである。うん、ゴジラは空気。
 まーこのころってサブカルの地位が上がってた最中だったはずで、世界情勢とか組み込むのも今から見てもかっこ良いなあと素朴な感想を抱いたり抱かなかったり。ストーリー面で社会派へ頑張ってるのがわかって面白い。
 確かにビオランテとのバトルが全く盛り上がらないためゴジラ・怪獣映画としては失格な気がするけど、1989年製作としては最高傑作だと思う。こりゃ平成ゴジラシリーズ中No1と叫ぶ人がいるわけだ。


 ……と思っていた。ちなみにこの作品はバブル真っ最中に作られていた。
 劇中で抗核エネルギーバクテリアの研究を推進する社長(大河内誠剛:日本勢力)がこんな感じで言う。
抗核エネルギーバクテリアが必要な理由はゴジラの災害から日本を守るためだ。(抗核エネルギーバクテリアにより最強の兵器を日本が入手することに対して)日本はかつてアメリカから核で被害を被った。日本が核を越える兵器を手にしても良いではないか

 あくまで大河内は悪役としてわかりやすいセリフを吐いただけだ。劇中でも主人公に反対されるは計画が台無しになるはで3流悪役っぷりを見せつけていた。
 しかしこの映画が作られた時代はこの手の思想がそれでも社会的にある種の立ち位置を持っていたんだね。それがびっくりした。時は既に三菱地所がロックフェラーを買い取ったとか何とかやってた頃。高度経済成長は軍事でアメリカに勝てなかったものの、今度は経済で戦争をしかけたーーみたいな言説が時々見かけるが、まさにそれを具現化したキャラだったんだなと感じた。そしてバブルを生きたある年代の人々は打倒アメリカをそれなりに信じてたみたいで、その後の時代を生きている僕なんかは思わず笑ってしまったよ。
 でもよく考えるならば、今の僕らの時代は自衛隊がイラクに行ってみたり、米軍に補給をしてみたりと昔の常識では考えられない事態が起こっている。言論だって北朝鮮に対する先制攻撃とか核武装論とか米軍追い出し(これはすでに消えたのかな)とか昔とは全く違う。
 月並みだけど、時代は変わるものだねーとオモタ。


 良く解らんのだが、何でサラジアが抗核エネルギーバクテリア争奪戦に参加したんだ。さっぱりわからん。

2010年12月19日日曜日

音楽

 最近iTuneで色々音楽を買っている。まあポケモンと東方だけじゃいかんかなと思ったんだ。とりあえずLady GaGaと少女時代を。
 で、これって好きなのか嫌いなのかイマイチわからんなーと感じた。
 というか、僕は音楽の好みのセンスが殆ど無いらしい。別に好きでもないけど、だからと言って買って損したとも思ってない。多分僕の興味からは外れているけど、でも聞くことは苦じゃない。恐らく、中高生の頃、勉強するときに音楽を全くつけなかったからそれで好みとかを育てられなかったのかもね。

 これと対称的に、僕は小説・マンガにはかなり好き嫌いが激しい。最初と最後を読んで面白いか否か決めたり、後書きや解説がなかったら本の魅力が下がるみたいなセリフを吐いてたりする。まーだってねー。この年になって新しいジャンルとか手を出す気もないしねー。自分の好きな世界で完結してしまっても問題ないよ。それでなくても乱読してるほうだから、本に関してはより好みしてオッケーと決めている。
 でも音楽に関しては全くわからない。何となく聞いていて心地良い曲はある。MOSAIC.WAVのアルバムを全部買ってるけど、2~3アルバム中で1曲ほどは他と比べて再生率が段違いのものがある。ぶっちゃけそれだけ延々とリピートしているみたいな感じ。だから本来はアルバムなんて買わずに、試聴してから気に入ったもののみを買えば良いのだ。ちょうどiTunesは試し聞きができるんだから。ちなみに僕はファーストインプレッションで永久リピートリストが決定すると、他の曲を聞いても聴き続けたいとか思わなかったりもする。それもあって試聴をするべきとあれほど言っ(ry。

 恐らく、音楽のことが全くわからないからこそ、出されたものを全部平らげるべきと考えてしまうんだろうね。本などは自分で勝手がわかるから与えられた中から適当に取捨できるんだけど、音楽は好き嫌いがいまいち自分でも自覚していない上に、ジャンルとかがわからないので好きそうな似た曲が見つからないという情けなさ。自分でもどうかと思うよw

mixiで中高の同窓生を(大学はコミュニティに入ってるからどうでも良い)

 僕の職場には高校の先輩がいる。少し前に発覚。ついでに取引先には中学・高校の先輩がいた。これはかなり前に発覚。かがくのちからってすげー。
 いつの間にかmixiにも同窓生を検索する機能がついていて、マイミク申請したいなーとか思ってたけど、普通に卒業して7年程度。全くコンタクトとっていなかったのだ。そんなレベルでいきなりマイミク依頼が来たら、やっぱマルチ商法か宗教勧誘か、投票依頼とかそっちの路線で考えるよね、ありえねーwwwみたいに思ってた。
 いやでも今のテンションならいけるかも、と言い訳をしつつブログ更新。ここの記事ってmixi日記に出てたらしい。昨日はじめて知ったよ!? 駕籠真太郎ネタとかボドゲネタとかを延々とmixiで晒してる僕って気持ちわりい。いやでも我々の業界にとっては御褒美です。

2010年12月16日木曜日

今日の日記

青少年育成条例がついに可決されたか。
でも税制改正のほうがもっと大切だぜ!

2010年12月15日水曜日

つれづれ

†ネットで実名か匿名かの議論って一昔前に流行ったみたい。はてな界隈には疎いから気付かなかったよ。実名云々の議論は人それぞれだと思うからかなりどうでも良いんだけど、なぜか僕自身は匿名を使えなかったりする。最近2chまとめを読んでてわかったんだけど、自分が発言するときは何らかのハンドルネームを付けようとしてしまうらしい。2chスタイルの完全匿名主義(名無し)だと書き込めないっぽい。読むだけなら小説みたいに何も感じないんだけどね。
 別に匿名じゃ書き込めないからと言って、「オカダナオユキ」or「Tellur」しか使わないわけじゃない。一回しか書き込まないような場所ではその場その場で適当にハンドルネームを作ったりする(その経験自体めったにないけど)。別に「通りすがり」とかでも良いけど、自分なりに意味のある言葉にしたいんだよね。
 仮に僕が2chに書きこむとしたら、初回は名無しになるかもしれないけど、2回目以降はレス番号を名前にする気がする。よくわからんこだわり。

†iPod TouchとiPadでボドゲアプリ使ってるんだけど、カルカソンヌとカタンには相性が悪いらしい。クニツィアのケルトはそこそこ楽しめるけど。何が決め手なんだろう。

†最近買ったマンガ。モテキ。カラスヤサトシ。道満晴明の秋田書店本。まかまか。現在積んでいる。

2010年12月14日火曜日

失恋した

※今回の記事はいつもより激しくオナニー度が高くなるので注意。キモイのが嫌いな人は回避推奨。しかもリアルで僕のことを知っている人が見れば気付かれるかもしれないけど、誰にも言ってないからいっか。

 つい先日というか昨日、失恋した。多分向こうはこのブログ読んでいないと思うから詳しく書いちゃうけど、同期の女性で意識してから大体1年くらい想い続けて、玉砕。それはもう見事だった。後で書くけど、2chまとめとかでそれなりに友人として良い関係を築けていてそれでも恋人関係にはなれないみたいな片思いからすると怒られそうなほど清々しい散り際であった。根暗人間バンザイ。
 僕は完全に非コミュとかそっちの方の人間で、その子とも全くメールとかしない関係。唯一課外活動で週一で会うか会わないか程度だった。要はこの状態で告白しても高確率で駄目だったんだよね。それは自分でもわかっていた。しかも僕は自分からコンタクトなどは一切せずに、僕としてはそれでも満足だったんだけど、意識し続けてそろそろ1年。いい加減に進退を決めないと僕自身も限界になったんだ。
 特に職場的に出会いがないから婚活とかするならするで決めないといけなかったのだが、片思い中だったので完全にその女性以外の人に魅力を感じず、動く意志がなかったのだ。だからそろそろどのような返事を得るにしろ告白しようと思っていた。大体年末の飲み会で意識して、1年ほどたった昨日が調度良い日だった。
 でも自分でも泣きたくなるけど、僕はこれが初恋であって、全く告白とか自然な関係を築くとか、そういった行動がわからなかったんだ。もう25にもなって恋愛沙汰がわからないなんてどんな馬鹿だよ。
 やったことは飲み会でその女性ともう一人の女性と帰りが一緒になったときに「前から好きでした。付き合ってください」と言っただけ。その前後の友人としての段階とかをすっ飛ばしてだよ。しかもその場にいたもう一人の女性が気を使って先に帰ってしまう事態に。orzorzorz

 結果は言わずもがな。見事にふられた。告白しようかどうしようか迷っていた期間に、そこら辺の覚悟は出来ていたからやっぱりねーみたいな気分で帰った。個人的には中途半端に返事を伸ばされるよりも即断ってくれたからそっちの方が嬉しかったりした。だって生まれて初めて気になった人が自分の為に言葉を考えてくれたんだぜ。

 で、なんつーかこれを書いている間、この感覚が何かに似てるなーと思ってたんだけど……。
 これか。
暇なのでキモメールを送ろう
 うげぇ。今ならわかるよ、こいつらの気持ちが。いや、僕がキモメールを送りたいとかじゃなくて、人間関係が破綻してしまうのにも関わらず、送ってしまう連中の気分が理解できた。以前は何こいつらキンモーとか思ってたけどわかってしまった。
 多分だけど、キモメールを送ってしまう奴らって、その女性に惚れてるんだよな。でも関係が全く進展しない。だからこそ変なメールを送ってどうにかバランスを崩したいんじゃないかな。それが僕みたいな(場にそぐわなくとも仮にも)告白なんかじゃなくて、キモメールになっちゃうのは相手の女性に真剣になってほしい……からなのかも? 全然自信ないけど。ちなみに電脳ポトラッチさんでは小学生の嫌がらせと同じという指摘だった。やーい、ばっかでー。
 少なくとも断られる一瞬だけは相手が自分に向きあってくれて嬉しかったからつらつらと思った。

 以下蛇足。
 でさあ、個人的に一番ショックだったのは振られた瞬間全く動じなかったんだよね。告白したときは足ガクガクで一番緊張したけど、それ以降は別に気にしなかったというか。告白したことも自分の感情にケリをつけたいという勝手な動機だったからなあ。
 マンガとか読んでるともっとショックで、さすがに泣くとかそんな訳はないと思うけど、夜眠れないんじゃないかなーと思ってたけど、そんなことは一切なかった。いつも通りに普通に生活してたんだよね。何かこの1年間の僕の気持ちってこんな程度なのかなと情けなく思ったよ。
 あの時、ちゃんと笑えてたのかな。人生で一番大切な時期に仏頂面なんかだと笑うに笑えないよ。昔、どこかのマンガ家が自分の泣き顔すら鏡で観察してスケッチをするーーなんてエピソードを描いてたけど、僕は振られたときの自分の顔を見る勇気がなかった。
 さらに、一番ダメダメなのはこの期に及んで自分のことしか書いていない僕の心持ちだよね。今から思うともう少しタイミングとかを考えてあげなよ、と思うんだ。いくらこの気を逃せないと焦ってたからと言って、告白するときに第3者の目の前ってのはどうかと思わずにはいられないよ、僕の馬鹿。



 最後に、多分ここを読んでいない誰かに対して。
 ちゃんとお返事が聞けて嬉しかったです。しかもフォローまでいただいてしまい、告白して良かったと思えました。今後も良き仲間としてお会いしましょう。貴女の幸せを心より祈っております。ありがとうございました。

2010年12月5日日曜日

最近の日記

†マンガ強化週間
 モテキやらアザゼルさんやら最近の作品を読み始めた。面白い面白い。

†ポケモン
 夢特性で狙っているのがポイント高すぎ。計算では数ヶ月かかるっぽい。

†UO
 テイマー育成中。キャラをほぼ北極に放置する日々。せめて102に上がれば即クーシーを捕まえに行くんだけどなー。ああ、ML世代だからクーシーにあこがれを持ってるの。

†iPad
 いつの間にか映画がiTunesで買えるようになった。ガメラがレンタルしか出来ないけど何の嫌がらせ? 買いたいぜ。

「アナモルフォシスの冥獣」(駕籠真太郎、コアマガジン、2010)

 前回のエントリーで、「フラクション」に対してあまり面白くないなーという感想を書いた。今でもそれは変わっていない。しかし今回読んだ「アナモルフォシスの冥獣」は面白かった。方向性は「フラクション」と同じ叙述ミステリー(のマンガ版)なのにどこが僕の琴線に触れたのだろうかと色々考えていた。

 そもそもこの作品って実のところ駕籠真太郎の作品の中では定番のシチュエーションだったりする。通りすがりの人に怪獣の着ぐるみを着せてミニチュアの町に放り込むなんて「健康の設計」で似たような短編があったぞ。また、怪獣に踏み潰される人間視点の作品は「超電脳パラタクシス」を始めとしてそれこそ様々。そんな訳でシチュエーション自体の意外性は全くない。強いて言えば、駕籠真太郎がストーリー長編を書く珍しさはある。超電脳・アタラクシア・フラクション、他にあったっけ。絶対数が少ないから楽しめたというのはあるかもしれない。
 ただしこんな感想は駕籠真太郎のマンガを読んでる人間からの視点であって、普通はわけがわからんよなあ。冒頭で紹介されるドッキリカメラの解説なんて常識からすれば突込みどころ満載だし。
 ストーリーは、殺人現場を再現して我慢大会を開くことに情熱を注いでいたイカれた資産家が、ドッキリカメラ撮影中に死んだ俳優のシチュエーションを再現させ、参加者が呪いで殺される中、俳優の死の真相が明らかにされる――だ。かなりきれいにまとめてみた。このあらすじを読んだ感想と実際のストーリーは全く違うが、何せトリックに関わることなので。
 さて、今作は一種のミステリーで、最終章がトリックの解決編という形になっている。前作フラクションとは全く違うトリックが斬新だった。フラクションは良くも悪くも駕籠ワールドな展開で、まさか輪切りの正体はそれかよ、みたいな落ちだった。予想はしてなかったが、ミステリーにそのトリックはまずいだろう、な感じで。今作はより現実性のあるトリック。つーか「リアリティのある」と言い換えても良い。それが災いして一部の伏線が上手に回収されていない気がするが気のせいだろう。何せ「叙述」だとこっちが読みきれてないのか作品が失敗したのかはっきりとわからないからね。現実では成立しないものの、でももしかしたら……と思わせるさじ加減が絶妙だった。

 表題作の他、幾つか短編も収録されている。「うぶモード」に連載されたらしい、ってそんな雑誌を今初めて知ったよ。
 この短編集だが、個人的に大好きだ。最近の駕籠真太郎ってスカトロネタがメインの印象を持っていたから久しぶりにキレのある彼を見た感じ。僕自身がスカトロネタ嫌いなのもあるんだけど、強い刺激の物ってすぐに飽きるからスカトロメインの駕籠真太郎を評価できなかったんだ。いやー久しぶりに駕籠真太郎を初めて読んだワクワク感が蘇ったなあ。ただし小ネタがメインであり、駅前〇〇みたいな密度の濃さはない。そんな中で「改造」が中々ブラックで素敵だった。駕籠真太郎お得意の超人ネタをこのように持ってきますか。この手のイタズラ(あえて嫌がらせとは言わない)は誰でもやろうとしたことはあるだろう。マンガの中だから最終的には殺人までいきついてしまうが、軽い嫌がらせめいた行為はむしろやっていない人の方が少ないのではないかと思いたい。僕は覚えている限りで数回行った。フォローするなら子供の頃の話で……って言い訳すると格好悪いか。まあ子供はまだ他人というのがあまりわからないから、その意味で変な攻撃性を実際に発揮してしまうのかもねと読んでて思った。後味の悪さも含めて最近の駕籠真太郎の中では大好き。

 で、回収されていない伏線だけど、幽霊とか呪いとかってやっぱりあったんだよね。それから執事と坊主は犬死したんだよね。

2010年11月30日火曜日

「フラクション」(駕籠真太郎、コアマガジン、2010)

 ついに駕籠真太郎も一般マンガを書き始めたか!?
 と思ったけど、全く違った。まあ、出版社がコアマガジンだから一般も何もないか。

 内容はミステリー。駕籠真太郎自身がマンガで説明したように(ああ、マンガに駕籠真太郎という漫画家が出てきます。メタ系ですな)、叙述系のミステリーを描いてみた感じの作品。つーか、彼自体が元々ミステリーではないにしろ、叙述的な、実験的なマンガをこれまでも描いてたから路線が変わった印象を受けなかった。むしろ下手にリアリスティックな設定にしたから今までの(万事快調までの)破天荒さがなくなって小ぢんまりしてしまったというか。こんなネガティブなことを書いてて言うのもなんだが、このマンガ売れてほしいなあ。そうすればかつての面白い作品を描いてくれるんじゃないかなーと思わずにはいられない。そんな作品。

 彼の作品の特徴として様々な先人たちの作品からの引用があり、それが作品中に言及され、さらにマンガの後ろで「基礎知識」として辞典形式で載っている。僕はそれが駕籠真太郎マンガの魅力の一つだと思っており、前提知識としてオリジナルな作品も鑑賞したいと考えている。今気付いたが、ちゃんと引用元を紹介するのは彼の誠実さの現れだろうね。良くも悪くも、普通マンガで参考文献を明らかにする習慣なんてないのだから。大塚英志くらいかな、他には。
 で、今回の前提知識はミステリー。特に叙述系が中心だからマンガの中で駕籠真太郎という登場人物が解説してくれる。……うーん、駕籠真太郎を好んで読む人がこの程度の知識を持ち合わせないとは思えないが……。また、ミステリーファンは鼻で笑うトリビアだろう。僕は今まで、赤川次郎→アガサ・クリスティー→エラリー・クイーン・有栖川有栖の流れでミステリーにハマりミステリーから離れたけど、この程度の知識でも元ネタがかなりわかった。私見だし異論は出ると思うが、今のご時世で叙述ミステリーやるのであれば、ネタ元は実験小説や現代詩を使ったほうが良いのではないかなーと思う。以上、チラ裏。でも実験小説ネタのミステリーは出てるはず。

 多分やろうとしたことはマンガで叙述(ミステリー)なんだろう。今までのもろ実験マンガなテイストと違う作品にしようとしたのかもしれない。でも「フラクション」の路線だと駕籠真太郎の過去作とバッティングするんだよなあ。正直駅前〇〇とかと比べて勢いがないと思ってしまうし。また、実験の方向性的に唐沢なをきの壁が出てくるんだよなあ。唐沢なをきはエンターテイメントよりの実験マンガがメインだから。同じようにコマとか枠線とかをいじっている唐沢なをきに勝てるのだろうか。

 最終的に、どのような読者を想定していたのかイマイチ掴めなかった。読者を広げようとしたなら最後の方に出てくる痒い痒いネタはNGじゃないかなあ。そして今までのファン向けなら帰ってきた男とかは既読なんだよねえ。
 ところで駕籠真太郎はかつての士郎正宗的なかわゆい女の子は描かないのかな。好みの絵柄だったんだけど。

2010年11月14日日曜日

◎断章のグリムを買った&ついでに大塚英志の「とでんか」も

 かつてオタクやってて、ラノベを読んでいた。今も継続中のラノベは「断章のグリム」のみ。まぶらほはいつの間にか購入を止めているが、短編が完結したら大人買いして通し読みしようと固く誓った。フルメタは……もういいや。何かスパロボでお腹いっぱいになっちゃった。
 僕は何か都市伝説や童話などそっち系の話が好みらしい。大塚英志の「とでんか」3巻を買ったのだが、うん、知っている話ばかり。でもそれなりには楽しめたんだ。断章のグリムは薀蓄面からすると劣化京極夏彦だが(いや、内容ではなくて分量が)、その分話が簡潔で分かりやすいメリットがある。ある程度妖怪とかに興味があると京極夏彦の本程度は知っていることしか書かれてないからなあ。対してグリム童話とかモチーフ論は完全にスルーしていた。だから断章のグリムを読み続けているんだろう。

 このシリーズは結構グロと呼ばれるシーンや表現が多い。
 僕自身も一応は氏賀Y太と駕籠真太郎で克服したつもりだったんだが不意を突かれると大ダメージを受ける。まあ本当に苦手なのだ。
 で、ついでと言っては難だが、僕は乗り物酔いし易い人間だ。電車も小学校時代は辛かった。今でも体調が悪いと朝ラッシュで気分が悪くなる。大抵は偏頭痛と共に襲ってくる感覚か。
 ある日通勤電車の中で断章のグリムを読んでおり、ふと、自分の体調がピンチなことに気付いた。普段はこうなるもっと前にわかるのになんでだろう、と必死に考えていると、結構没頭して読んでいたことに気付いた。それから先は頭が痛い上に乗り物酔いで、しかも断章のグリムのグロ描写で終末的な気分だった。
 まあそれくらい面白いということだ。
 読者の気分を悪くさせたなんてこの手の作品の勲章ですよね。

 いや、普段だったら別にグログロ言うほど酷い描写ではないっぽいけどその日の僕の体調がすっげえ悪かったってことで。
 でもよくよく考えたら断章のグリムって一昔前の必殺技を叫ぶ系のラノベなんだよね。絶滅したと思ってたら意外なところから出てきてびっくり。

Kill Doctor Lucky

Titanic Games
人数:3~7人
時間:60分
デザイナー:James Ernest
★★☆ (2/3)
 チーパスという会社から出たゲームの再販(リメイク版?)らしい。ラッキー博士(Doctor Lucky)を人知れず殺そうとした人間が屋敷に集まってこっそりと殺そうとするゲーム。

【遊び方】
 目的はただ一つ。ラッキー博士を殺すこと。
 マップにプレイヤー・ラッキー博士の駒を置いて、追いかけあって殺そうとする。でも「視線ルール」があり、殺すためには他のプレイヤーから見えない位置(視線が通っていないこと)が必要。ここらへん、洋ゲーっぽいよね(UOとかWHFBとか)。
 もちろんこれだけだとプレイヤー達がひたすらラッキー博士を追いかけるだけになるため、特殊カードを駆使する必要がある。
・移動に影響与えるカード(自分・ラッキー博士のどちらかをテレポートできたり、移動距離増加ができたり)
・武器カード(攻撃力増加)

 ちなみにラッキー博士のHPは1なので、武器カードは本来必要ない。じゃあ何で武器カードを使う必要があるのかと言うと、他のプレイヤーが邪魔をするからだ。具体的には、「攻撃力減少」のカードがあって、それを使って自分以外のプレイヤーによるラッキー博士の殺害を防ぐ。殺害を防がれたプレイヤーは恨みポイント1をゲットする。恨みポイント分だけ攻撃力を永続的に上げることができる。ただし、移動カード・武器カードは使用すれば捨札に置かれて山札がなくなった時点で再度山札となるが、攻撃力減少カードは使ったらそれきりだ。恨みポイントも攻撃力減少できるから、プレイヤー全員が恨みポイントを使い切る前後がゲーム終了のタイミングとも言える。

【感想】
 今から考えると中々面白かったよ。遊んだ直後は記憶に残らなかったけど。
 遊び始めてすぐに面白さのポイントがわかって、
・ラッキー博士を追いかけるか/待ち伏せるか
・序盤から殺害しまくって恨みポイントを貯めるか/どの武器を使うか
・攻撃力減少カードを誰が何枚出すか
が重要。特に全員がラッキー博士を追いかける時は視線の関係で殺害の試み自体ができないから、離れた場所でテレポートカードを使うほうが効率良いっぽいね。
 また、武器にも種類があって、最低威力の武器は特定の部屋で使うと威力が大きくなる。ただしそれ以外の場所では恨みポイントを貯める訳にしか立たない。そして威力の大きい武器は特定部屋ルールが存在しないので恨みポイントを持っていなかったら、部屋補正あり武器の方が使えるんだ。これがなかなかの悩みどころ。
 そしてこのゲーム、あるプレイヤーが殺害を試みると、他プレイヤー全員で攻撃力減少を行うんだけど、別に誰が何枚カードなり恨みポイントなりを出すとは決まっていない。まあ、ゲーム中盤までは減少カードを必要以上確保する意味はないからガンガン切るけどね。
 それで一回山札がなくなった時からが本当のゲームの始まり。だって、2回目の山札には減少カードがないので、プレイヤー全員が持っている分+自分以外の恨みポイント以上の攻撃力があれば勝てるから。だから他のメンバーがどれだけ減少カードを持っているか、自分の攻撃力がどれくらい有効なのかを真剣に考える必要があるんだ。
 ぶっちゃけ、終盤で一度失敗したら、その時点で次に殺害を試みるプレイヤーの勝ちが決まったも同然になるからすっげえジレンマ。
 この記事を書いててわかったんだけど、ゲームのポイントが(僕にとって)わかりやすいから楽しかった。

サンファン

人数:2~4人
時間:45~60分
デザイナー:アンドレアス・ザイファルト
★★★ (3/3)
 世の中にはプエルトリコというゲーマー向けゲームがあって、それを難しいと思う人も当然いるわけだ。そりゃゲーマーが諸手を上げて賛成するゲームなんぞ、ルールが複雑怪奇ではあるよな。しかもコンポーネントの量も莫大だし。というわけで、ライトユーザ向けにカードゲームとして軽い作りにしたのが、この「サンファン」である。プエルトリコとの最大の違いは、運の要素を強めにしたことと生産という概念を簡潔にしたことだ。これによって戦略ミスをカバーすることができるし、何より初心者にとってプレイしやすくなる。

【遊び方】
 最初に各人1枚ずつ、インディゴ工場を設置し、山から4枚を手札にする。親から順番に「役割」を取っていき、「役割」に指示された行動を取る。全員が役割を終えたら、親を次の人に移動させる。工場やその他施設を設置するときはコストに応じて自分の手札を捨てる。つまり、手札を含めたカードは、建設しない限りはお金(資本)でしかない。また、手札の補充は「役割」を使用するか、工場で生産した製品を売ること、またはゲームが進むと建設した施設の効果で補充できる。
 そして一番最初に施設を12個作った時点でゲーム終了。点数を数えてトップの人が勝利となる。

【感想】
 一回軽くインストされると僕でも理解できたよ!? つまりプエルトリコはこれ以上難しいということか。そしてジョーコ・デル・モンドで言われてる通り、ソロプレイ的であるのは確かだと思う。相手に嫌がらせを行う戦術(電力会社なら燃料の買い占めとか、オークションでの値の釣り上げとか)が取れないってのは結構辛いかもしれない。でも同じ種類のカードはそこまで多く無いため、他人に渡したくないカードを工場生産物として所持し続けるとか、山場のカードを見据えた戦術を取るという方向ならば可能なのだ。そしてそれがサンファンの大きな魅力だと思う。直接叩かれるのは嫌ってな我侭者にはぴったりだぜ。
 そんな僕みたいにガチンコで嫌がらせとかされたくない人にとっては中々良さそうな印象を受けた。確かにカード運にかなり左右されるが(ゲーム2回目、慣れたはずなのに工場が中々手に入らずに延々とインディゴ工場1つでサンファン開発してた……。当然ビリッカスだーよ)、それを差し置いても中々好感の持てるゲームだった。
 評価は3点中の満点。ゲームの面白さに加えて、カードゲームであることの箱の小ささがポイント。そしてカードの絵も雰囲気バツグン。
 レースフォーザ・ギャラクシーがこれの宇宙版だって? やってみたいな。

カタンの開拓者たち

人数:3~4人
時間:60~75分
デザイナー:クラウス・トイバー
★☆☆ (1/3)
 伝説のボードゲーム。マニア向けのボードゲームの中一般の人にも知られているのは、これとモノポリーくらいか? 
 確かにタイルを入れ替えれば何度でも遊べるゲーム性。計画立てて街を配置しないと上手く生産品が取れない戦略性と、生産品はダイス目で決まる適度な運の要素。高価だけど絶大なる性能を誇る特殊カード。そして盗賊。全てが高レベルにまとまっているんだよ。流石だね。
 しかし、実は僕にとっては少し不満点もある。それは直接攻撃される点。んー、嫌がらせをされるんだったらカモーンなんだけど、盗賊によって生産品が取れない&一方的にカードを取られるってのは納得いかなかったなあ。個人的にはそこが不満だった。

【遊び方】
 ダイスを振って配置した街に隣接したマスの目が出たら生産品ゲット。生産品を消費して道路を建設して、街を作ろう。特殊カードを得よう。あ、盗賊が来た。やべえ占領された、カード取られたorz

【感想】
 一番最初に書いたとおり、僕にとっては全部大賛成なゲームではない。確かにバランスがすげえ良いから初心者に勧めやすいだろう。でも盗賊はプレイヤーをカモる要素だから、駄目な人は駄目なんだ。僕は相容れなかった。
 実はこの点がゲームの面白さに対して評価を下げているポイントでもある。ゲーム自体は言うまでもなく面白かった(初めてだったこともあり初期配置に失敗した。確か隣接したマスが10とか11とか5とか。どうするんだよ、みたいな。しかもよくわからなかったから同タイルの外周上に配置してしまったし。そして何とゲーム終盤まで羊タイルを隣接させていなかったから完全に都市のアップグレードも町の量産化もできずorz いやーある意味で良い思い出ですw)。
 まあ、今から思うに資源を独占化できたら強いのと、自分が一番手に入れやすい資源を効率よく他の資源に変換するための港を手に入れるのが近道だろうね。それと初期段階では鉄は微妙だったね。実は僕が初期配置した同じタイルってのが鉱山で、最初の方は目が出やすかったから鉄鉱石長者状態だったんだけど、他の人も不必要な上に盗賊が来たら没収されて困った困った。しかもゲーム中延々と僕の鉱山上に盗賊を配置されててどうしようもなかったぜ。ビリッカスだったけど、何となくCiv4と同じ感覚で一直線に道路と町を建てていったら道路王の称号を得た。町4点と合わせて6点か。トップの人が10点だったからまあ大負けみたいな状態にはなりにくいっぽい(ただし、僕の状態がそうだったように初期で失敗したら取り返しにくそうなのが難点だね)。
 結論としては、ゲームは楽しい。でもネガティブ要素が自分にとって致命的だったために買う気はない。つーわけで、3点中1点にさせていただいた。

2010年11月8日月曜日

ゴジラVSメカゴジラ(1993年版)

 僕にとってのゴジラは84から連なる所謂平成ゴジラシリーズだけど、その中でも特にお気に入りの作品だ。何と言っても徹底的に娯楽に徹して作られているのが素晴らしい。全てはゴジラとメカゴジラの戦い、そしてベビーゴジラと人間・ラドン・ゴジラの交わりに沿って描かれているから戦闘以外のストーリーも無理がないのだ。しかも細かいところの作り込みがあるからリアリティが十分にあったりもする(ブログとか見てると「テレパシー」に対してやっぱり不満を持つ人もいるみたいだけど……僕は問題ないと思う)

 個人的な見所だが、何と言っても最初に映るメカキングギドラの残骸。メカゴジラの建造やスペックの解説をしたあとで流れる重長なメインテーマとメカゴジラの全身像。冒頭からケレン味たっぷりでこれだけでも見て良かったと思えてくる。
 なぜメカゴジラなんて製造できたのか、という疑問にも未来人のメカキングギドラを解析したからという理由を付けており、納得。メカゴジラ建造用のCGとか、細かな作り込みが今作の迫力を作ってるんだ。
 ストーリー的にはベビーゴジラにスポットを当てている。まあ、主人公の青木一馬が完全にアレな人というか、オタクの悪い側面をガッツリと出してくれて正視できないw
 京都の研究所に勝手に入り込んで写真をとるとか、有給休暇とはいえGーフォースの休んで京都に行ったりとか今では考えられない描写がでるけど、1993年だから仕方がないと思う。サリン事件も9.11もまだ起こっていないのだから。さすがに登場人物の動きとかは時代に引きづられてしまった模様(それでも平成VSキングギドラみたいに明らかな時事ネタはなかったけど)。
 子供の頃は「ゴジラすげー」で終わってたけど、改めて見るとG-フォースが完全にヒールに徹していて好感が持てる。ベビーゴジラを囮にするぞーとかベビーの可愛さもあって安心してG-フォースって嫌な連中だと思わせてくれる。ただしG-フォースは彼らなりの使命感があるんだけど。それにしてもG-フォースって国連組織さを押し出していてかっこ良いね。かつて怪獣映画でここまで外国人を起用した映画ってあったのかな。ゴジラ対策の講義もいかにもっぽいし、しかも英語で行われるからかっこ良いし。
 
 今回のゴジラはベビーを取り返しに来ただけだが、その過程で逃げ惑う人と壊れる建物、恐らく逃げてる人の多数は建物の下敷きになっていると彷彿させるシーンはあくまでゴジラが問答無用の災害だと描写している。これがG-クラッシャー作戦の正当性をもたらすわけではないけど(G-フォースが悪人面すぎるからねえ)、善でも悪でもない巨大怪獣による被害を印象付ける。これって次作のスペースゴジラとは完全に別だし、1995年のガメラへと繋がっていくのかねえ。
 メカゴジラの初陣はオーバーヒートによる活動停止。まあお約束か。
 最終決戦は序盤にフラグを立ててたガルーダとの合体によるスーパーメカゴジラ(これってスーパーガンダムから取ってるよね? 外見がそっくり)。オールウェポンアタックなど迫力満点。事実、スーパーメカゴジラは一時ゴジラを倒したのだ。
 それに対比するゴジラ復活のラドンとの融合。「魂」とか「命を分け与えた」とかじゃなくて「エネルギー」という言い方がこの場面での放射能怪獣のリアリティか。
 問題のテレパシーだけど、うーん1993年という背景も踏まえるとこれくらいで仕方がない気がするけどなあ。あまり憶えてないけど、超能力が完全にリアリティ失ったのってオウム事件が起こったからじゃないのかな。子供ながらゴジラVSメカゴジラは夢中で見れたけど、平成ガメラは既に微妙だったと思う(平成ガメラは古代人が作った存在であり、ヒロインとテレパシーで通信できるのだ)。
 ある意味、かつてはSFというと超能力が出てきたのだから古き良きSFとして僕は見れたけどね。
 それは別にこの作品が全てオカルトで覆われているわけじゃなくて、 「第2の脳」というガジェットとか「託卵」とかそれなりに科学的な要素も持っていることからわかると思う。確かに苔からテレパシーによる音楽が以下略とかは「な、なんだってー」レベルになってしまうけど、それは僕らが色々と経験してしまったからじゃないのかな。少なくとも公開当時はストーリー的な違和感(リアルさがどうこうとかじゃなくて)とかはなかったはず。
 そしてベビーゴジラが復活したゴジラの後を追って海に入って終わるわけだけど、このシーンで何回見ても涙が出てくるんだよなあ。ここでゴジラシリーズが終わっても違和感はないよね。まあ赤いゴジラとあのラストを見れたVSデストロイアは僕にとってのゴジラシリーズラストを飾る作品として一番相応しいけど。

 しっかし脂が乗りまくってる作品だった。ストーリーパートと戦闘パートで緩急ついた作りだし、音楽もまさにゴジラ。メカゴジラが登場すると後光がさすし、幕張も高層ビルがあってゴジラの町っぽい。そうだよ、1993年の幕張はあんな感じだったんだね。

 最後に突っ込み。コンテナがラドンに襲われるシーンがあるけど、自由落下してるのにも関わらずベビーもあっちゃんも宙に浮いてないよね。あと、地上に降りたラドンwithコンテナに一斉射撃を仕掛けるG-フォースの連中は鬼だと思いました。

2010年11月7日日曜日

アキバの中心でサントラを探す

 先日、ポケモンBWのサントラを買ったわけだが、いやーゲームのサントラを買うのは久しぶりだなあ。I've目当てのエロゲとかテレカ・初回特典目当てのエロゲとか、そんな不純な動機で買ったのを除けば、初めてかもしれん。純粋にBWの音楽が気に入ったんだろうね。
 それでアキバまで行ってえっちらおっちら買ったんだが、いやはや売ってる店を見つけるまで1時間ほどかかってしまった。僕の記憶していた店舗情報が1年以上前だったらしく、店が見つからないという異常事態。さらにソフマップの音楽館ですら売ってないという。いや、アキバで商売するんだったらBWサントラの需要もあるんでないのか? さらにアニメイトでも売り切れっぽく、最終的には虎の穴で買った。虎の穴は普通に在庫が結構あったよ。今までの苦労はなんだという感じだった。
 気が付いたんだけど、決してアキバだからオタ趣味全般に強いって訳でもないんだね。いや、BWサントラ程度で結論付けることではないし、たとえアキバですらカバーできないジャンルがあったとしても、他の市町よりは充実してるんだが。
 仮に今回の経験から結論を無理矢理引き出すとすると、
・アマゾンや通販のために実店舗が在庫を持たなくなった
・実はポケモンのサントラは一般人に人気があるため、アキバで売るジャンルではない
・ポケモンBWのサントラを欲しがる奴なんてアニソン聞く奴より少数派だ
・そもそもアキバはアニメ・マンガ・ゲーム系にしか対応していない
などが思いつく。
 あとは、ネットの発達で数年前なら存在すら知らなかったジャンル(ボードゲームやメタルミニチュア)が可視化された。ネットのない時代は知り合いを通じて情報を得て、自分たちで遊んでいたが、ネットが発達するにつれ情報を発信する人が増えた。発信されたものだけ見ると、リアルでも人気があると錯覚してしまうが、実際はマイナーな存在のままであるために情報・商品の需要と供給の齟齬が生じている、といったところかな。あ、でも確かにそうかもしれない。アキバの品揃えのバイアスは多少あると思うけど、それ以上にポケモンのサントラ聞く奴なんて最初からアマゾンとかに行っちゃうので店舗に置いてないのかもね。でもニコ動とかではオススメ商品欄に登録されてるから一般的な人気があると勘違いしちゃったのかも。

 さて、次回何か音楽関係を買うとすると、iTuneで買えなかったら虎の穴を使うべきだろうね。アマゾン使うのが手っ取り早いけど。

2010年11月4日木曜日

ポケモンBWのサントラを買ったよ

 すっげーこんなに音楽あったんだ。普段ポケモンやってるときはニコ動で対戦動画見てるから気が付かんかったよ。やっぱジムリーダー戦の音楽はいいね。今作では対ジムリーダーで相手の手持ちがラス1の時に音楽が変わる仕様になってて、初代のアレンジだから燃える燃える。買って良かった。

2010年11月1日月曜日

アリスソフトの新作

そっか、大帝国がついに始動か。
この時勢、大番町ライクな青春モノになるんだろうなあ。

2010年10月31日日曜日

Civ5 OCCプレイレポ(ナイルの河は豊穣のはずで)

 我がエジプトはピラミッドやアレクサンドリア図書館という雅な建築がある。ついでにエジプト神話を誰でも聞いたことがあろう。というわけで下賎なる者共に我が優美なる風俗を与え、洗練させようとしてみむとせ、するなり。文化勝利が第一優先。マップは群島、OCC、戦闘シーン省略。

 うわ、のっけから当たりくじを引いた予感。見にくいけど、魚×2、金山×2、バナナ×2、香料1。これで勝利できなかったら恥だなーと思いつつ首都建造。初期戦士は我が島を探検に。

 はい、お菓子小屋から技術ゲット。実は既にお金も恵んでもらってるんだ。首都では着々とモニュメントが建造されておる。この後、労働者を作り周囲を改善し、それからコロッサスを建築する予定。せっかくの魚×2だし、コロッサスがかなり生かされるはず。そのためにも採掘→青銅器→暦→哲学と研究ルート設定。金山2つをタイル改善したころにコロッサスへ。
 実はこの前にも何回か試してたんだけど、コロッサスを取るとどうしてもストーンヘンジ・大図書館・オラクルの内2つが取れなくなる。だから今回も一応ハンマータイルに労働者を置きつつ、大図書館とストーンヘンジは諦めてたんだけど、

取れた。
 むむ、これはやはり金山ボーナス、か? 
 さらにオラクルも取れたが、このころには社会政策も既に3、4個取れていた。序盤に伝統で食料を増やし、そのまま遺産建造速度アップを取るのが手っ取り早い。

 そのまま順調に、ごく何事も無く我らがエジプトは首都の拡張を続け、
!?


 いつの間にかこんな状態に。

 そして2020年頃には社会政策を5つコンプリートし、ユートピア計画を着手する。……なんだろ、ユートピア計画って。手塚治虫のマンガとかSFとか読んでると、洗脳電波を放って国民は幸せだワショーイみたいな匂いがプンプンとする。これ、選択した社会政策が宗教とか金融とかだからまだ救われるけど、統制とかだったら目も当てられないディストピアだよね?

 最終的に2050年、エジプトの民はユートピアの世界に囚われ、みんなでドロドロに補完し合い、イデの地の底に沈んでいったのだった。

【総評】
 さて、エジプトの勝利は一体何によってもたらされたのだろう? そもそも何でこれ以前のゲームでは負けこんでたんだろう?
 一つの答えとしては、マップの違いがある。以前はランダムを選んでたけど、今回は群島。やってみてわかったけど群島って守りには徹しやすいんだよね……。Civ5では兵士も直接海を渡ることができるけど(船フォームに変身する)、兵士船って移動力が少ない上に攻撃力も低いのだ。ぶっちゃけ、大陸系のマップだと一度宣戦布告されると周囲からひっきりなしに兵士が湧いてくるけど、群島だったらまずは兵士船が来襲する。……うん、こっちの防衛ガレー船が火を噴いたぜ。だから非常に楽だったのもある。
 さらに周囲の資源も勝利の決め手かな。魚・金山・バナナ・香料。それぞれ、漁業・採掘・暦で改善を建築できる。初期に余計な技術に手を出したり、また地形を残すところなく改善建築ができたのは大きいかも。そしてやはり金山。金→建造物やユニットの購入ができる→精神的余裕 のスパイラルが起きるため、金山は重要だと思う。でも、なかったからやり直すほどじゃないけどね。
 そして周囲の文明。今回は戦争なかったなー。以前のゲームではオラクル建造した辺りからキナ臭くなったこともあったっけ。通常、僕のプレイだと極端に軍事ユニットが少なくなるため、近世で宣戦布告を食らう可能性が高い。この時点で技術力で圧倒できていれば別だけどね。
さらに戦略資源の有無。OCCだと鉄と馬が手に入らないケースが高いからなあ。戦略資源の内、ゲーム後半の石炭か石油かアルミだったら少なくとも一つは首都圏内にあるんだけどね。序盤~近世までは技術開発優先でユニットの質を改善できるけど、近世・近代以降はそれが不可能になる。石炭以降は技術コストもユニットのコストもそれなりに重いのだ。そう考えると、石炭かな。一番重要なのは。

おまけ

2010年10月30日土曜日

戦女神VERITA感想

公式サイト

 えーと、初回特典ゲットしたものの、忙しかったから積んでいて、やっとプレイしてる最中だぜ(2010年9月8日現在。うん、下書きを書いたあとでポケモンがやってきたんだ。だから全く進んでいないぜ)。まだ1周終わったばかりって言うか、全部コンプリートしてからの感想なんて拷問に匹敵するから見切りで書いちゃう。後々のプレイで考えが変わったところだけ別の記事でまとめる予定。特に1周目が正史でないから追加記事の出る可能性は高いかも。

 さて、本作は1999年にエウシュリーより発売されたオリジナル看板エロゲRPGシリーズの最新作。ボリュームも物凄いし、キャラも多い。やり込み要素もたっぷり。ストーリーも分岐しまくり。
 僕が初めてエウシュリーに触れたのが2002年の戦女神2だから、もう8年も経ったのかと感慨もひとしお。
 そうなんだよね。8年も経ったのに主人公セリカの過去を明らかにしているだけなんだよね(笑)。
 エウシュリーの2大主人公を全面に出した作品として、すごいんだけどさ。

0.はじめに
 エロゲで同一主人公・世界観のシリーズ物を作るってのはかなり大変であることはプレイヤーも気付いていると思う。今のところアリスソフトのランスしか他には作品がないんだし。
 この原因って、主人公が同一だとその脇を固めるヒロインも同一だからエロシーンに初々しさがなくなり、それへの対処で新しい女キャラをスポット登場させて……というループに陥っちゃうんだよね。しかも主人公がエロシーンに突入する根拠を作ってあげないといけないし。この段階で現代物だと破綻が起きるので、ランスにしても戦女神にしてもファンタジーの(「冒険者」というのがリアリティを帯びている世界ね)RPGとなるんだろうね。
 ランスの場合は、女を得るために冒険するというある意味目的と手段が入れ替わった男を主人公としており、しかもヒロインはラブラブ(シィルやマリア)か無理やり(志津香やかなみ)かと両極端なのである意味初々しさがなくても問題ないというか。僕自身に限って言えば、エロシーンのある種マンネリさがランスっぽくて安心できるし。わざわざファンタジー世界の主人公をこの設定にしたアリスソフトのスタッフは相当な天邪鬼だと思う。
 対してエウシュリーは、主人公が神殺しなために冒険せざるを得なく、力(精気)を得る目的で性魔術を行ない、シリーズ毎に新しい女キャラが登場する形になっている。良い意味で正統派というか、エロゲRPGでシリーズ物を作ろうとしたときの過不足ない設定が詰められている。さりげなく主人公のセリカがほぼ不老不死で、エクリアを筆頭とするヒロイン系も不老不死になっているので、今後戦女神シリーズの作品数が増えても戦女神ZEROで章を分けたように時間経過を使ってサブキャラ群をリセットできるメリットはある。
 現在エロゲで同一主人公・世界観を使用したシリーズ物はこの2つしかない(はずだ)のが、ランスと戦女神の全てを物語っているんだ。

1.攻略
 ストーリーは幻燐の姫将軍2のごとく正史ルートと光と闇ルートで分岐する(らしい)。
 僕は普通に正史っぽい行動をとっていたつもりなのにいつの間にか光ルートへ……。
 あれだ。愚者の館でも読んでストーリー分岐はよく考えよう。というか、1周目はシステム的に絶対に正史ルート固定にして欲しかったぜ。ちなみに闇ルートは使用キャラが少ないから後回しにすべき、らしい。
 あと、セリカ編でミニゲームの釣りができるけど、勘弁して欲しかったなあ。RPGする人の数%かはアクションが苦手な人もいるとは思うのに。つーか僕は釣りで1個もアイテムを取れなかったですが何か。まあ、アイテム・クエストコンプリートにしか影響がなさそうだから許容範囲だけど。

2.バックグラウンド
 幻燐の姫将軍シリーズの伏線を回収しつつ、戦女神シリーズに繋げている。そのため、主人公をセリカとリウイの2サイド体制にしたんだけど……。
 うーん、戦女神シリーズにリウイが喰われちゃっているなあ。それはタイトルがあくまで「戦女神」であることもそう。システムもSLGじゃなくて、RPG。完全に戦女神の一つとして制作されてしまっているのだ。
 初エウシュリーが戦女神2であり、セリカに思い入れのある僕が見ても違和感があったんだから、リウイ&カーリアンが大好きな人からするとどう感じるんだろう。しかもサイド切替時の一枚絵がセリカ&エクリアであるのに対して、リウイ&イリーナだし。この作品だとカーリアンが完全に噛ませ犬になっちゃってるよ。できればここはカーリアンを全面に押し出して欲しかったな。物語で語られているほどは、イリーナって戦女神VERITAだけだとプレイヤーの心に残らないし。なんつーか、この作品で描かれるリウイとイリーナってシャアとララァみたいな変な関係という感想しか抱けないんだよね。
 このイリーナの存在って実は幻燐の姫将軍シリーズプレイしないとよくわからなんだ。特に戦女神VERITAはイリーナが死んだ後を描いているため、今作だけだとプレイヤーはリウイやエクリアがイリーナをどう思っていたかなんて読み切れないし。そこら辺が思いっきり出てしまったのがカーリアンの扱いの悪さなわけで。プレイヤー的にはリウイサイドの序盤から戦えて、戦士としてのダメージ源、睡魔による魔法や敵捕獲など、思い入れはかなり高まっているんだよね。なのに最終的にはカーリアンは主人公格じゃないってのがアンバランスだと思う。多分物語中死んでしまうシルフィアの方が見せ場が大きいんじゃないかな。しかもアペンド入れたらシルフィアも戦えるしorz

 いっそのこと、エクリアを主人公にしてその周りでセリカとリウイを描く形にした方が良かったんじゃないかな。そのほうが両主人公を公平に描けたと思うよ。
 実はセリカもリウイも朴念仁というか感情の起伏に乏しいキャラだから読んでて疲れるんだよね。光ルート最終章あたりでは「俺」が誰のことかわからないときがあった。2章か3章あたりでエクリアの一人称があったときにこのままこの形式で物語をすすめる方が良いなあ(わかりやすい、感情移入しやすい)と思ったような思い出がある。

3.ストーリー
 セリカとリウイの2大主人公を操って両サイドからストーリーを進める形式なんだけど、セリカ側って恐ろしいほど話がないんだよね。これは単純にセリカもエクリアも逃避行を行うだけであって、対してリウイは王国の統治の一環としてストーリーに関わるために情報量が全く違う。セリカって結局はエクリアと共に逃げる中で、ラプシィアに神の墓場に招待された挙句、アビルースに見つかって云々と振りかかる火の粉を払うな流れでしょ。対してリウイは深凌の楔魔と延々ストーリーを引っ張り続けるし(ただしここでリウイが深凌の楔魔と絡まなかったら、リウイは戦女神VERITAに絡まないわけで……)。。
 このこともあって、主人公二人体制ではなくて、エクリア一人に絞るべきだと思ってるんだ。ぶっちゃけセリカのストーリーの大半は酒場でクエスト受けてこなしてただけだからね。同じ逃避行ものでも戦女神ZEROは神殺し誕生の秘密とかハイシェラとの出会いとか、セリカが巻き込まれる形でシナリオがあったのに対して、戦女神VERITAは違うからねえ。

 ストーリーは、「イリーナを巡って、リウイやエクリアがどう決着を付けたか」で全てが表せられる。それ以外は序盤の深凌の楔魔ですら便乗した連中に過ぎなかったりする。その行程100年を1作品でゲーム化しようとするんだから、すごいもんだよ。まあ、色々と以前の設定に対して大人の事情な変更が加えられているのはご愛嬌。戦女神2で色々設定を出してプレイヤーに妄想を膨らませて、その期待に違わないクオリティを出した製作者たちに拍手したいくらい。まあ、ストーリー的にはやっと過去回想編が終わった段階なんだけどな。ベルセルクの黄金時代編完結! みたいなもん。

 しっかしエウシュリーってハッピーエンドと見せかけて、微妙にハッピーじゃない形にするのって上手いよね。ハッピーエンドのはずなんだけど、致命的な部分で影を落としてるんだよな。今作で一番衝撃を受けたのは光ルートで死ぬシルフィアと正史のルナ=クリアだったな。やっぱ死んじゃうのかーと。

4.キャラクター
 そういえば今作は絶対的な悪が存在しないよねー。戦女神2はラプシィアが、幻燐の姫将軍2はケルヴァンがそれこそ問答無用の悪人として描かれていたけど、戦女神ZERO以降はある程度敵にも感情移入できて、そしてVERITAでは絶対的な悪がなくなったんだ。いや、正確には、敵側の描写もしっかりするようになった、が正しいかな。つまり敵の過去や考えを描いてるんだ。これによって本来ならただの悪でしかない敵キャラにも味が出るんだよね。パイモンって、もう数年前のエウシュリーなら悪役兼黒幕として名を馳せたろうに、普通に良い(?)奴で終わっちゃってるんだ。まあ光ルートの終わり方を見て良い奴と言い切るのは不安だけど。
 一応、アビルースとかブレアードあたりが強度の高い「悪」っぽさを醸し出してるけど……。アビルースは結局セリカに人生狂わせられた愛の戦士だし、ブレアードはストーリー上あまり強くないっぽい悪党だし。ランジェリーを殺したついでにエクリアorシュリを誘拐してセリカを陵辱したラプシィアにはとうてい及びもつきませぬ。
・あとはラピスとかティファーナとかリンとか、プレイヤーの声を反映しているようで素晴らしい。
・そうだ、「プレイアデス」ってもしかしてオカルト方面で有名だから、名付けたのかな。確かに胡散臭いキャラの名前としては似合ってる。

 グラフィックは戦女神ZEROからさらに萌え方面に進化した絵柄。久しぶりのエクリアがかなり萌えっぽくなっとる。最近のしか知らない人が戦女神2のキャラを見たらどう思うんだろう。リウイ側の連中はあまり変わった印象がないけど、変化ありなんだろうか。幻燐の姫将軍2引っ張り出す気はないので調べないけど。それよりもブラックエウシュリーちゃんがほぼ別人になっててびっくり。

 ボイスは相変わらず戦女神と幻燐シリーズだね、と。あ、カンザキカナリと児玉さとみはやっぱ引退かあ。がっちゅでファンだったのに残念。でもまあ個人的には違和感なかったから別に大丈夫だと思うけどね。戦女神ZEROからの水の巫女様の御声は素晴らしいとの一言。あの喋り方(演技)は最高。

5.システム
 いつものエウシュリー。何か使い辛いんだよね。いや、メニュー召喚とかセーブロードの確認とかがワンテンポ遅れるのは慣れたから別に良いんだけど(目をつぶってもタイミングがわかるぜ)。やっぱり非戦闘時のアイテムやら魔法の使い勝手が悪いのはなんでだろう。これでも進化してるんだけどな。……マウスのせいかな? パッドにしたら快適になるのかな。
 戦闘シーンはいつもの戦女神で、慣れてる人は説明書読む必要はないと思われる。そういやチュートリアルとかをちゃんと作っているんだよね、ここって。さりげなく素晴らしい。多分エロゲメーカー最高にユーザビリティの高いRPG・SLGを作ってるんじゃ?

 さて、戦闘。属性って微妙かも。特に僕はラクスハイシェラ欲しかったから1周目でセリカのレベルを400にしちゃったから属性がほとんど役に立ってなかったにょ。ぶっちゃけポケモンと違って属性による補正が高くはないので(例外:反万能・不死・霊体)、ある程度レベルが上がっていれば万能+炎or神聖で十分ゴリ押せるかも。それよりも防御属性が大事なんだ。可能ならば魔神や神聖/暗黒や霊体の鎧を着たい。
 まあ、ポケモンの属性概念も色々一部では言われてるから、極端ではあるんだけど、戦女神シリーズはそれはそれで属性が空気だからなあ。


6.感想
 そもそも何で僕は戦女神シリーズが好きなんだろう。
 僕のエロゲの(本当の意味での)原点だから? それともキャラクター? グラフィックとか世界観? ここ数年はエウシュリーの作品の中でも戦女神シリーズしか買っていないし。色々面白そうなのはあったけど、ついに遊んでいないゲームがあれとかそれとか。

 考えれば僕にとっては物心ついたときは既にファンタジー、ひいては「勇者」のいない世界だった。育った環境的にも、90年代って1999年の恐怖の大魔王直前だったしバブル崩壊による閉塞感が漂っていたし、さらにはエヴァで一度お約束を目茶苦茶にされた後だったからね。ファンタジーの牧歌的農村的な雰囲気(ちなみにこの手の言葉って大抵はジャップファンタジーのことだったりするんだが)や本来の「勇者」に何の思い入れもないばかりか、スチームパンクとか半分機械要素の入った魔法世界に馴染んでいたから、それもあって戦女神の世界観に共感できたのかもしれない。ユートピアが滅んだあとの実力本位の魔法世界、戦艦ドレッドノートもゲストで出ます、でも動力は魔法だから(え?)安心してね。
 世界を救う勇者も、僕が実感できるのはベルセルクのガッツみたいなキャラなんだ。決して世界をどうこうするとかそんなことは考えず、私利私欲だったり衝動に任せた行動の積み重ねだったり。それによって世界を救うタイプのヒーローが好きなんだ。もしかしたらUOの影響も多分にあるかもしれない。UOはまさに1市民にすぎないプレイヤーが悪魔と戦ったり生活したりするゲームだったから(初期、Log-inとかで読んだUO日記マンガはそんな世界だったんだよ)。
 そんなわけでセリカというキャラクターは何かよくわからないけれど好きなんだ。感情がないって設定も面白いし別に異常に強いわけではないのも愛嬌がある……。

 で、色々考えたけど今後も戦女神シリーズは買い続けるんだろうね。

2010年10月28日木曜日

にっきっき

†ザヴァンドールの鉱山を買った。競りゲームだけど、ルール読む限り値を吊り上げまくるタイプじゃなくてみんなでいっぺんに金額を公開して一番高かった人が勝ちーなシステムっぽい。まだテストプレイすらしてないけど、このゲームの肝はレベルアップだね。コンピュータRPG世代の僕からするとワクワクするぜ。さりげなくサイズがA4ってところがポイント。よほどな駄作じゃなければこの時点で★2つ決定。コンポーネントも比較的コンパクトだからA4のファイルケース+カードボックスでも持ち歩けるので素晴らしい。

†アーカムホラーというゲームが出るらしい。
http://taitou.blog50.fc2.com/blog-entry-562.html
 アーカムという町を舞台に開かれたHellgateによるクトゥルフ菌によるパンデミックを防ぐために封印したり戦ったりする愛の戦士ラブレンジャー達の物語。いえ、ググった結果からの印象ですが。
 面白そうなんだけどサイズはどれくらいなんだ? このページhttp://www.h6.dion.ne.jp/~al_azif/index.htmlによると30×30×7らしい。……やっぱA4じゃないのか。内容量的にもマップシート・ルール・カードボックス・小物入れ(巾着袋)なんかじゃ運べなさそう。上のサイトのプレイ記録を読む限りではプレイ時間も強烈だしねー(4人くらいで2時間前後かな)。ただしSAM値とかプレイヤー能力とか、TRPGのクトゥルフを彷彿とさせるシステムは嬉しい。遊んだことはないけど、僕のTRPGに興味を持ったきっかけだから。
 そうそう、プレイ人数1~8人なのは感動。ボードゲームって今の僕の環境だと、サークルに参加して遊ぶから5、6人前後コンスタントに集まるんだよね。そうすると4人までのゲームでは微妙に人数が合わないわけだ。8人か。そりゃ箱が大きくなるわけだ。
 ただしプレイ日記をググってると、どうもダイスゲーっぽい予感。不安だ。

†サンダーストーンも面白そう。
 要はドミニオンシステムを使った迷宮探索ゲームなんだけど、期待度が高い。いや、僕にとってドミニオンを楽しめなかったわけは、領土争いがテーマなのにそれっぽくなかったからなんだな。Civ5で箱庭ゲームしてるとドミニオンとのギャップが大きすぎるんだ。だからダンジョン探索・モンスターとの戦闘・レベルアップを行う……。などテーマに合ってそう。特に財宝を得る(山札を空にする)までにモンスターを倒した人が勝ち、なルールは感覚的に非常にわかりやすい。

†ロードキル・ラリーhttp://www.ifplus.net/?pid=21166464。
>レース中に、プレイヤーは路上歩行者を殺し、ライバルの車を壊し、チェッカーフラッグを1 位、2 位、3 位でくぐった時に得点を得ます。
あー。洋ゲーとかやってると数年に1度は出てくる作風のゲームだよね。ちなみに数年に1度出てくるもう一つの作風は、人間をひたすら殺すギャグテイストなFPS。あ、これは年に1度か。
 パーティゲームとしては最適っぽいよねー。面白そう。

2010年10月24日日曜日

D&D スリードラゴンアンティ

人数:2~6人
時間:20分
デザイナー:Rob Heinsoo (著), Craig Phillips (イラスト)
☆☆☆ (0/3)
賭けで勝者1人掛け金総取り。僕はカード運が良くて勝ったけど、かなり一方的な試合だった。

【遊び方】
 持っているカードの内、3枚の点数で勝負。一応、低い点数の人も利点はあるよ。

【感想】
 賭けを楽しめたら良ゲームとなる。楽しめなかったらきついかも。今時珍しいくらいバランスが取れていない作りだからなあ。ドイツゲームだったら、2番手・3番手にもお金が入ったり、ビリッカスの人が追加でカードを得たりしただろうに……。一度勝てば、かなりのアドバンテージを得てしまうのが難点。

ノブナガ

人数:2~5人
時間:20分
デザイナー:M.Sazuki
★☆☆ (1/3)
 NPCと(だよね?)勝利点を競うゲーム。このゲームではNPC(ノブナガ)が基本的に2位なので下手にPC同士で争うとみんな失格となる。多分協力ゲームに当たるんじゃないかな。

【遊び方】
覚えておらん。とにかくプレイヤーはノブナガというNPCに勝つべし。ノブナガに負けたら打首。

【感想】
 いや、最初は地雷かなーと思ったさ。遊んでてよくわからなかったから。でも最終的に点数計算したらノブナガの圧勝。そうか、このゲームは一見、プレイヤー同士の争いにノブナガを加えているように見えるけど、本当はノブナガVSプレイヤーが先にあったのかと判明。
 ちなみに僕が遊んだときはプレイヤー3人で、1ラウンドあたり2人まで点数が入り、ノブナガは基本2位だった。だから1人のプレイヤーが延々と1位を独占してやっとその人がノブナガに勝てるのだ。普通にプレイヤー同士で争うとノブナガに全員殺される。
 まあ、なんだ、意外と面白いよ。不思議なプレイ感。ノブナガの強さが圧倒的であるため、他のプレイヤーと協力しないといけないのが理由。最初は手順がわからなかったけど、面白さに気付いたら中々楽しめた。

2010年10月23日土曜日

ポケモンブラック&ホワイト総評

 やっとホワイトは一通り終わった。イベント・ウルガモス完了、殿堂入りがあと少しな状況だけど。まあ、四天王の平均レベル75なんてかなり廃レベルなんだから許してもらおうか。つーか、バトルサブウェイで忙しいんだよー。

 今作を評して「国民向けゲーム」と読んだサイトを見かけたけど、それが全てを物語っていると思う。以前から書いていた攻略バランスの改善、パッケージ伝説ポケモンのストーリーへの絡み方と捕獲のし易さ、漢字表記も含めたシステム、そして主人公をはじめとするキャラクターとストーリー。さらには対人戦をも見据えた種族値の調整や補助技のゲーム内での紹介(一番初めのジムでもらった技マシンは……ふるいたてる、だ)など単に子供向けではなくて、中学生以上でそれなりに真剣に対人戦を行なおうとする人に対しても視野に含めた作りであった。もう一つ例を挙げるならば技マシンの使用回数無制限化みたいにWi-Fi網も充実した現在、対戦ってのが特別なものではないという前提で作っているっぽい。
 もちろんその弊害はあって、代表的なのが過去作のポケモンがクリアするまで一切出なかったこと、最新ポケモンたちを引き立てるための戦闘バランスについていけない過去ポケモンたちが一部出かけてることだ。まあ種族値なんて今更変えることが難しいから仕方ないのだろう。もっとも後付け進化すら出さなかったのは、旧作からのファンに対して勇気がいったろうと思うが。
 
 まあ、ゲーム規模が大きくなりすぎるとどっちに動いても金が絡んできてしまうんだよね。出現条件がわからない準伝説(であろう)が3体いるけど、まあ映画だろう。商売上手って叩く人はいるし、時期を逃すと手に入らなくなる点でゲームの消費期限を制限してしまうので正直どうよとは思うけど、でもこの規模のゲームにしてはマシだと思う。だってそれこそ某箱みたいにゲイツマネーで新しいポケモンとか、新ポケがえげつないなら新技を買わせるみたいな商売は考えられたのだから。子供(というか親)の負担が少ない現状は評価できると思う。

 ただし、僕がここまで入れ込むのは赤緑・金銀以来で発売当初から遊んだからだろう。情報も余り無い中、手探りでストーリーを進ませ、ポケモンを見つけ、ジムを攻略する楽しさが評価に下駄を履かせているのは否めない。メノクラゲなど皆勤賞組を削除したのは不満も出るだろうし、ポケモンに対してストーリーを求めない層だっているわけで。2chとかまとめサイトを読む限りでは、やはり不満を持つ人ってのはいるのだ。それをいかに少なくするのかが今後のポケモンの課題でもあるが。

 何にせよ、子供+戻ってきたファン向けに細かく手の届いた作りだったと思う。表向きの健全さと対照的に、モブキャラの「ポケモン節」とも言うべき深いことを話してる風な会話もそうだし、「黒い」と言われてる内容も。タブンネ狩りとかビクティニ狩りとか、まあお察し下さいってね。

2010年10月11日月曜日

OCCのススメ(Civilization5)

†OCCとは?
 OCCはCivシリーズ伝統のOne City Challengeの略。一つの都市のみで勝ってみろ、てな内容。難しいと思われるかもしれないが、その性質上、都市とユニットの数がほとんど増えないため意外と楽だったりする。お時間のない貴方に、ユニットが増えると訳が分からなくなる貴方にぴったりのメニュー。ちなみにOCCルールだと一部の建築物がOCC用にカスタマイズされるために通常のゲームと遜色なくプレイできる。

†特徴
 メリット
・管理の手間と時間の削減
・都市(首都)人口が恐ろしく増え、その副産物として金銭・研究・文化・ハンマー(労働力)も通常のゲームだと考えられないほど、増大する(Civ4。Civ5だと建造物にも維持費がかかるため都市を専門化する必要性が生じ、結果としてOCC都市は専門化した都市にはかなわないケースが多いはず)
・プレイヤーにもよるが平和的なプレイスタイルになりやすい

 デメリットは
・都市一つで、最低限必要な建造物が存在するため、どうしても軍事ユニットが少なくなる傾向がある
・そのため制覇勝利は向かないし、一度敵が徒党を組んで攻めて来るとジリ貧になりやすい
・箱庭ゲームが嫌いな人には向かない
・Civ5だと軍事ユニットが足りない割に収入もよくないなどネガティブな器用貧乏に陥りやすい

 こんな感じのプレイに惹かれたら、レッツOCC!

†Civ5のOCC僕的メモ
 OCCはゲーム開始時に建てた首都から移動できないため、初期位置が気に入らなければ周囲を探索してより良い土地を見つけることもするべきである。ただし、多くのケースにおいてランダマイザーが用意した首都用の土地は非常に優れているため動かない方が得な場合がままある。また、初期の世界遺産は優れているものも多く、初期開拓者を移動させるターンがもったいないとも考えられる。
 もっとも、少し手を伸ばせば初期配置以上に資源が固まっている場所が見えていればそちらに移動したほうが良いだろうし(技術開発をして見つけられる資源はOCCを行う上で必要でない場合も多い)、プレイスタイルに合わない場所であれば移動するべきでもある。

 さて、ゲーム初期から考えておくべき勝利方法だが、選択肢は時間勝利を除けば文化・宇宙・外交の3点。個人的には文化勝利が比較的簡単かな。OCCの性質からできるだけ建造物を減らしつつ対侵略用の兵士を生産するため。生産が必要な宇宙勝利は次点。Civ4からの伝統で身近な文明は見方、遠方は敵なスタイルを取るために外交勝利は難しいと思われる。帝国を拡張できないために時間勝利はほぼ不可能。最初からチェックを外しておくべきだと思う。

 文明のチョイスだが、固有能力が内政的でユニーク建造物を所持しており、さらにユニークユニットが初期で作れる文明が最高。この点でイギリスは止めるべき。日本は固有能力がそれなりに使えるのでまあまあ。侵略されて防衛用ユニットがダメージを受けても戦闘力が下がらないのは受けプレイには最適。個人的には1位:エジプト、2位:ロシア、3位インドかな。
 エジプトは寺院代替の墳墓(Burial Tomb)が反則的。固有能力の世界遺産建設速度増大なんて鬼すぎる。技術獲得のアレクサンドリアの図書館(The Great Library) と社会政策獲得のアポロ神殿(Oracle)など欲しい世界遺産を確実に建設するために必須。ユニークユニットの重チャリオットは車輪を取るついでに作れるので非常に便利。マップにもよるが序盤の弓術をスルーできる。
 ロシアは兵舎代替のクレポスト(Krepost)が文化を産まないため2位。
 インドは固有能力が強い。まさにOCC向きだね。ただしユニークユニットが微妙なの(性能は高いが、その分コストも高いし。序盤にあのコストは辛すぎる。そして移動力が足りないのも重チャリオットとしては致命的)と、ユニーク建造物のムガルの城塞(Mughal Fort)も微妙。騎士道解禁って少し遅すぎないかい?

 Civ5新要素の都市国家は絶対に近隣の文化/海事志向と同盟する。そして文化志向都市国家とはできるだけ友好関係を保つことは必須だと思う。……が、果たして本当に得なのかはわからない。都市国家と同盟結ぶにしても仲良くなるための費用が高すぎる。むしろ都市国家の機嫌を損ねないようにするのが大切かと。また、他の文明と外交する場合は身近は味方で遠方は敵として振舞うべき。国境解放相手を誤ってはならない。。

 社会政策は下記5つを取る。
伝統(Tradition):太古(Ancient Era):初期から取れる生産系の政策としては便利だね
名誉(Honor):太古:取得時の蛮族への戦闘ボーナスはでかいため、最優先。その他軍事ユニット駐在都市の不幸-1は地味にお得(あくまで戦闘用政策として、だが)
信仰(Piety):古代(Classical Era):取得時の幸福+2、「信教の自由(Free Religion)」による政策2ゲットは大きい
交易(Commerce):中世:経済系の政策の決定版。これがないと序盤の金欠を解消できない
自由(Freedom)近世(Renaissance Era):最強のOCC向け社会政策。文化2倍、都市の火力アップ。最強。

 名誉→伝統→信仰→交易→自由の順かな。できるだけ交易を早めに取るのが鍵となるだろう。名誉にしても伝統にしても最後の方の政策までそれなりに効果があるから取っておいて損はないだろうね。理性も良さそうなんだけど、信仰との両立ができないのが難点。特に信仰が政策2ゲットだからなあ。どうしても信仰優先になってしまう。

 で、問題の技術なんだけど、とりあえず筆記(Writing)→哲学(Philosophy)を最優先。初期は首都周囲のタイル改善技術を研究する。よくあるパターンだと、採掘・畜産→陶器→暦→車輪→筆記→哲学行きかな。エジプトのユニークユニット重戦車兵は車輪解禁で生産可能だから非常に得だよね。
 でも実は本当に重戦車兵が必要なのかはわからない。周辺環境に依存するけど、例えば群島マップならコロッサス手に入れるために青銅器技術で槍兵を手に入れられるんだ。しかも群島だったらメインは海戦だし。むう、悩め悩め。

2010年10月10日日曜日

ポケモン白黒

 現在バトルサブウェイ中。
 のべ60回ほど戦ったかな。
 うーん、ポケモンに持たせるものがなくて厳しいのう。
 使用ポケモンは
・ゴウカザル(ASせっかち):インファイト・オバヒ・ちょうはつ・とんぼ返り@鋭い爪
・ギャラドス(HAいじっぱり):たきのぼり・エッジ・じしん・龍舞@先制の爪
・ナットレイ(HA勇敢):パワーウィップ・アイアンヘッド・宿り木・電磁波@ゴツゴツメット
こいつらを使ってるけど、微妙に最終進化系を倒しきれない。まあ、ゴウカザルは性格一致・素早さ個体値30で妥協してるし、ギャラドス・ナットレイにいたっては性格一致のみで満足してるからかな。

 特にゴウカザル。個体値のせいなのか、火力がなくて厳しい。バトルサブウェイで戦った経験からすると、対人戦では命の珠程度は持たせないときついかも。ぶっちゃけ1度ダメージ喰らったら引っ込められないんだからフルアタ構成で最大火力で叩くのがベストな運用法かも。あとはオバヒが当たらねえ……。命中率90なんてアテにならないことがよくわかる。
 そしてギャラドス。龍舞複数用にいじっぱりHA振りはダメだったか。電気が来ると一撃死の上に岩が来てもかなりきついや。ところで今作で先制の爪って発動確率上がったのかな。ゴウカザルの鋭い爪なんて全く急所ないのにギャラドスの先制の爪は延々と発動しまくる。まあ、一番先制して欲しい場面では絶対に発動しないんだがな!
 ナットレイ。こいつかなり強いかも。炎が来ない限りはストッパーとして最高だ。ゴウカザルをとんぼ返りで戻して場に出すんだけど、そこから普通に押してくれる。電磁波→宿り木→パワーウィップは万能コンボだね。勇敢にしてるためか火力も中々。スワンナ程度ならパワーウィップで乱数1。受けとして考えたら個体値適当で等倍なんだから十分な攻撃性能でしょ。受けに回った時の鉄のトゲ+ゴツゴツメットも地味に高性能。第五世代の新たな受けポケの誕生か。

2010年10月9日土曜日

現在の私

 ただいま仕事は山場。
 うー。やっとバトルサブウェイ用のポケモンを揃えたぜ。やっと各種持ち物を集められる。
 Civ5? いや、まだまだですから。一段落してポケモンを揃え終わるまでは難しいかもねー。
 あ、そうそうベルセルク35巻とエクセル・サーガ25巻買ったよ。
 ベルセルク:相変わらず話が進まなかった。せっかく新しい世界と融合したのにー。
 エクセル・サーガ:僕って意外と機械とかロボットが壊れるシーンが苦手みたい。
 

ボードゲームを遊んでみた(LAST NIGHT on EARTH)

人数:3人~5人
時間:60分~90分
★☆☆ (1/3)
 ゾンビゲー。ゾンビゲーと聞くと反射的に無双シリーズ(僕にとってはBASARAシリーズ)を思い浮かべてしまうのはなんでだろう。元祖ゾンビゲーことバイオハザードは別に無双を楽しむものではないらしいのに。
 楽しかったけど、積極的に遊びたいとは思わなかったし、買いたいゲームじゃないかな。内容は特殊カード・特殊能力満載だし、戦闘は完全ダイス型。WHFBを思い出してしまったぜ、あの理不尽な出目は。しかもプレイヤーはゾンビと人間に分かれて戦うんだけど、ゾンビが勝つ方法はいかに序盤に押しきれるかに掛かっている。だから中盤以降装備と足場が整った人間たち相手ではソンビが勝つのは非常にムズイんだよなあ。このゲームバランスは何とかならんかったのかな。僕が使った手段は保安官withリボルバーとナースwithショットガンを警察署に配置する作戦。万が一保安官がケガをしてもナースが回復してくれるし、リボルバーが壊れても(ダイス目によっては武器の壊れ判定あり)保安官が回収、ショットガンは警察署効果で回収できる無敵要塞と化したからなあー。
 特殊カード戦の弊害としてはどのタイミングでカードの処理を行えば良いのかわからないことと、カードの効果がわからないことがある。今山から引いた2枚の内、どちらが有利なのかさっぱりわからないのは致命的だろうね。
 また、ゾンビ側からすると、ゾンビの性能はゲームを通じて変わらないために、ダレる可能性があるのもマイナスポイントかな。確かにゾンビプレイヤーの手持ちカードは増やしたいほうだい(だよね?)だし、ゾンビの量産が可能ではあるけど、意識的にコントロールできるわけではないし。

 最終的に、サイコロをじゃらじゃら振るのは面白い。でも、サイコロ運が悪けりゃどうしようもないからね。最後の方は延々と銃が当たる上に壊れ判定がなかったため、俺tueeee! を満喫してたよ。しかも特殊カードによってランダム性が極めて高いイベントが起きまくるから、そのパニックを楽しめないと辛いかもね。
 いや、逆に実写なグラフィックとか作りこまれた設定とかからすると、TRPG風に役になりきって遊ぶのが一番なのかもね。ちょうど出来の良いフィギュアもあることだし。キャラクターに感情移入すればここで書いた欠点なんぞ気にならなく楽しめるぞ。

ボードゲームを遊んでみた(王への請願 Um Krone und Kragen)

人数:2~5人
時間:45~60分
デザイナー:Tom Lehmann
☆☆☆ (0/3)
 ダイスを7ゾロにすればおk。
 うーん、何かよくわからんゲームだった。手札の特殊カード(1ラウンド中1回ずつ使える)を用いて有効なダイス目を出して特殊カードを得たりダイスを獲得したりする。そして7ゾロを出せば勝利……な流れ。
 なんだけど、特殊カードの流れが初回では今ひとつわからないので困るんだよな。特殊カードでダイスを振りなおしたりダイス目をプラスしたり色々するんだけど、嫌でも有効なダイス目にならないかな? あとはダイスを色々弄るために時間がかかりすぎるんだよな。
 ただし完全に運ゲーであることが良い方向に動いたのだろうか、パーティゲームとしては相当高性能だった。

 数回ゲームをやってわかったこと。
 勝つための戦略が限られる。っていうか、序盤で取るべきカードが実質的に2種類とかその程度しかない。うーん
……。

2010年10月3日日曜日

Civ5感想その2

 OCCやってるのだが。いや、移動都市とか要塞都市とかそんなネタが好きだからOCCしかプレイしていない人間ですたい。文明はエジプト。いや、今作内政だったらエジプト最強だよ。

 むむむ、ゲーム序盤の戦士の重要性が薄れてるのう。足止め用の戦士1体と遠距離攻撃ユニットで対蛮族は可能なのか。対蛮族スポーンポイント戦も遠距離攻撃ユニットがあれば事足りるのか。んー、青銅器と弓術っていらないか。エジプトならば車輪で作れる重チャリオットが移動5あるから強襲用には非常に便利そうだ。擬似射程7だからね。序盤の研究が減ったぜ。
 Civ5では他文明を懐柔したり都市国家とお付き合いするのに金がかなり必要だけど、j序盤は人工を増やすことを第一の目標としなくちゃならないんだよなあ。金産出のために小屋タイル作戦すると人口増加が鈍るわけだ。するとハンマーも足らなくなるという悪連鎖に陥るみたい。だから必要以外の建造物は作らずに、戦闘ユニットも最低限しか保持しないことは必須っぽいね。維持費ってすっげえ辛い。金を得る手段ははタイル、偉人、建造物、社会政策しかないから序盤(中世はいるまで)はタイルだけで賄わないと厳しいなあ。市場建てられる時期が少し遅めだからなあ。もしかしてインフレシステムを採用しているのかな。何もユニット作ったり製造していないのに収入が減ったりする。キツイのう。
 つーか都市国家の扱いが一番悩ませられるなあ。序盤から250金貨とかって無理だからw 蛮族に都市国家が襲われてて槍兵で助けに行ったら陣地内にユニットがいるって友好度が下がる不条理軍団だからなあ。しかしも友好を維持したり同盟を結んだメリットって目に見えるほどない気がするけどどうだろう。同盟結んでもほっとくと影響下がるからね。250金貨を回収できるほどはおいしくないかも。

 しかし今作は外交画面で相手のステータスをどうすれば見れるんだろ。Civ4のように好感度が見れないから、いつの間にか相手をキレさせてて、戦争ふっかけられてるんだけど。

2010年10月2日土曜日

テキストエディタについて

MIFES、秀丸、ワードパッド、Tera Pad、MK Editor、メモ帳、紙copi、Story Editor、iText……

 思いつくまま、というか学校で会社で家で使ったことのあるソフトを一部羅列してみたんだけどね。
 アウトラインプロセッサ・付箋ソフトも含めたテキストエディタってのはコンピュータが市民の手に渡ってからそれはもう長きに渡って開発され続けている地獄のようなジャンルであって、下手に踏み入れるとズブズブと沈んでしまう、そんな世界なのだ。有名なコピペを使うならば「まあお前らド素人は、秀丸でも使ってなさいってこった。」と言ったところか。多分これに同意する人は多いはず。
 僕自身も2chレベルの神(大昔、橋作る際に捧げられて神になった人って人柱っていうしなあ)には遠く及ばず、2ch読んで使うソフトを決めていたりしていたのだが、それでも一般的な人よりもテキストエディタを試した頻度は高い。
 なんていうか、昔PCについて詳しくなかった頃は性能だけしか見ておらず、独自拡張子・非テキスト形式保存なソフトを使っていたんだよ。今は拡張子は気にせずにテキスト形式保存してるものしか目に入らないけどな。でも昔はフロッピーディスク(3.5インチ)しかファイルを持ち運ぶツールがなかったし、外のPCにはソフトを導入できないしでテキストエディタなんぞは自宅PC専用で十分だった。
 想像だけどGmailの流行テキスト形式保存がもてはやされるようになったんじゃないかな。そしてUSBメモリが流行ったためにレジストリ不使用・ファイルサイズと動作の軽さが絶対条件になったのかもね。

 テキストエディタってのは文章を書くためのソフトなんだ。普通は文章を書くときにMS OfficeのWordかExcelかパワポを使うんだけど、メモみたいな文章や日記とかアイデア整理とかワープロみたいな文章処理は必要ないって人も多いんだ。それよりも動作を軽快にしてくれとか検索機能を強化してくれみたいな。そんなギークどもを満足させるために生まれたのがテキストエディタってソフトなんだ。もっとも、僕もビジネス用の文章を作るときはテキストエディタとかに下書きせずに直接Wordに入力するから別にテキストエディタは万能じゃあない。ビジネス用途ではプログラミング以外は使えないんじゃないかな。でもプライベートで延々と文を書くための用途ならばとてつもなく強力なソフトなんだ。

 アウトライン機能とかがない狭義のテキストエディタってのも色々と宗派が分かれており面倒だけど、現在の僕はiText率いるLightwayシリーズを使ってる。自宅PC・会社PC・iPadの3機にこいつを導入してるんだ。ちなみにWindowsユーザにはiTextシリーズを無条件ではおすすめできない。アンドゥ(「元に戻す」)機能がいまいち挙動不審だから。あれってやっぱりMac向けになってるのかな。Windows付属のメモ帳もアンドゥが単純な直前作業のキャンセルとは違った動きだったことを思い出してしまったぜ。ちなみにiTextはCtrl+zとCtrl+yの組み合わせが致命的に悪いんだ。
 じゃあどんなソフトなら十分なのかと聞かれると、秀丸あたりかな。プレーンテキスト書くだけなら一番のソフト。誰にでも薦められて、どんな目的でもそつなくこなすことができる。しかも使用者が多いからマクロも十分だし質問もしやすい最高級なソフト。シェアウェアだけど。まあ、使用目的がはっきりしていて、そして一般的な使い方じゃないなら(例えばEmacsで日記を書こうとか←経験者)専用のソフトを使えば良いわけだし。そうそう、テキストエディタで日記書くのはやめた方が良いかも。合わない人はとことん合わない。僕は紙のノートだったら2年近く日記を続けているけど、テキストディタへは1週間持たなかったから。
 ただしプレーンテキスト書くだけだから金出すのもったいないって人はいるだろう。うん、わかる。そんな人へはTera Pad。フリーでも十分。これ以上のものを求めるなら自分で作るか買うかしたほうがよいかも。
参考:テキストエディタ・スクリーンショットwiki 
 
 もう一つ、この世界には重要なテキストエディタがあって、それはアウトラインプロセッサってソフトなんだ。簡単に書くとプレーンテキスト重視の情報カードだろうか。
 要は文章にタイトルを付けて、タイトルがツリーで一覧できるようになっているソフトウェアである。ほとんどのアウトラインプロセッサはツリー部分で各タイトルの順番を変更できるようにしている。場合によっては階層化もできるかも。なので、メインで使われるのはストーリーとか論文とかそのような文章を書くときだね。ちなみに僕の場合はNami2000]っていうソフトでこのブログの記事を書いてたりする。Nami2000を使っているのは機能がまとまっているからだね。テキストエディタよりも求められる機能が多い上に多くの人が同じポイントを評価するためにどうしてもオーソドックスなソフトを選んでしまうんだ。
 アウトラインプロセッサの世界では上にも書いたNami2000がフリーで、ユーザが多くて使いやすいと思う。ツリー上での管理が可能、テキスト形式の保存、テキストエディタとしても基本的な機能があるする、動作が軽いと要望を書いただけで相当な数がふるい落とされるからね。これ以外なら遅いけど機能が多いVerticalEditorとかStoryEditorあたりかな。2chのまとめも参考に。一番やってはいけないのは、秀丸みたいにマクロ組んでツリー表示をさせることかな。例えばキー文字を設定して(□とか◎とか)、キー文字が先頭にある行をツリーに拾うマクロ。秀丸じゃないソフトで使ったことあるけど、全く使えなかった。ツリー上での管理ができない、とアウトラインプロセッサとしては失格だったよ。

 まあ色々書いたけど、一番良いのは自分にしっくり来るソフトを見つけることかもね。僕だってTera Padが良いと散々書いたけど、外見のカッコよさとiPad用のソフトがあるからiText使ってるし。 逆に色々使って不満を感じないと自分に必要なものがわからないかもしれない。
 何にせよ深入りしすぎると大変なのでご注意を……。

Civilization 5ファーストインプレッション

 うわ、画面が綺麗ー。ますます箱庭ゲーとして磨きがかかったのう。
・勝利条件は下記5つ
制覇勝利(Domination Victory):最後までゲーム開始時に建設した都市が敵の手に奪われないこと
宇宙勝利(Science Victory):全ての宇宙船のパーツ(Spaceship Parts)を建設し、宇宙船(Space Ship)を完成させる
文化勝利(Cultural Victory):5種類の社会政策を極めてユートピアプロジェクトを建設
外交勝利(Diplomatic Victory):国際連合(United Nations)で世界指導者(World Leader)に投票される
時間勝利(Time Victory):スコア勝利
特に変更はないかな。
・タイルが四角形から六角形になったぞ
・幸福は帝国全体。でもOCCの僕には全く関係ない。強いて言えば、いちいち都市画面を開いて管理しなくて済む
・1資源タイルから、複数個の資源を獲得できる
・ただし作成するのに資源を必要とするユニットは維持するのにも資源が必要であり、獲得された資源の上限までしか生産できない
・そして戦闘ユニットは防衛時も経験値をもらえる
・戦闘ユニットのスタックができないが、都市は防衛能力を持つ
・遠距離攻撃能力を持つユニットが現れた
・社会政策(Social Policy)を得るのに文化が必要(文化は都市圏・国境を拡大する効果もある)
・社会政策は世界樹の迷宮とかDiabloのスキルみたいな形になった。カテゴリーを選んで、文化レベルが上がったら政策(Policy)を1つゲット。色んな社会政策に手を出すもよし、一つの社会政策を極めるのもよし。ちなみに5種類の社会政策を極めると文化勝利条件のユートピアの建設に入ることができる
・都市改善も維持費がかかるぜ

 かなりCiv4からの変化が激しいね。ヘックス制にしたから戦闘的なゲームバランスになったかと思ったら、戦闘ユニットを少数精鋭にする仕組みになっている。

2010年10月1日金曜日

ポケモン白黒感想4

 ゼクロムを捕まえてラストバトルで終り。ふう。ゼクロムの厳選は結局ある程度で妥協した。素早さ30ですでに気力が0だったぜ。僕のライフは1しかない。

 ストーリーだけど当初予想していたのとは全然違ったけど、これがまた良かった。シリーズ中最高だと思う。僕はてっきり挫折したチェレンがダークサイドに落ちてラスボスになるか、実はベルがNの生き別れの(略 で色々あってベルがラスボスになるかのどちらかだと思ってたから中々感動した。やっぱ変にオタ向けメディア見すぎて変化球しってるのは良くないよ。
 BWのイベントってかなりストーリーに沿って過不足なく進んでたけど、ゼクロム→ボス→ラスボス→宴の後、の流れは気合が入りまくってたなあ。こりゃセーブできないのは当然だよ。変にプレイヤーに操作の余地を与えるとテンポが悪くなる。しかしDPtのギンガ団から相当進化したなあ。
 で、ハンサムがやってきてすごい釣竿をくれるんだけど、この唐突っぷりが笑える。完全に狙って作ってるよね、これ。

2010年9月30日木曜日

Civilization5が届いたぜ

 さーて今週末は廃人だね。

2010年9月28日火曜日

ポケモン白黒感想3

 今作は至る所に回復屋がいて安心だ。今までは何だかんだ言っても回復屋がポケモンセンターしかなかったために攻略の難易度では上だったからね。まあポケモンセンターが無料だし、どこでも無制限セーブが出来るために他のドラクエライクなRPGよりはるかに簡単なわけだが。

 氷2倍or等倍のドラゴンポケモンが増えちまった。うげ、ドラゴン技は鋼以外に等倍の上に、大抵のドラゴンは地面か炎が使えるから対処が難しいんだよね。だからこその氷4倍だと思っていたのにー。
 ドラゴンだけじゃなくて他のポケモンも今までにない属性持ちが多くなったな。
 そして種族値がメリハリのある、というか……無駄のないポケモンが増えたね。バランス型のポケモンはそろそろお呼びでなくなったのかな。それでもウツボットなんかは葉緑素のおかげでかなりの性能だろうけど。

 毎度おなじみ〇〇団なんだけど、今作のプラズマ団はかなりストーリーと攻略に絡ませるね。四天王にまで影響与えてやがる。しかもプラズマ団ボスと戦うためにはレシラム・ゼクロム捕獲が必須で、ボス戦後に強制セーブか。すげえ。
 しっかし、かつてはショッカーそのもののロケット団が時を経るにつれて宗教団体になっていき、最新作ではエコテロリストか(だよね)。発売された2010年夏ごろにちょうどシーシェパードの事件があったから余計にイメージがダブってしまう。もちろん子供向けのゲームだからプラズマ団は人間の欺瞞性を突っ込んでは糾弾してないし、構成員の多くはロケット団みたいな「悪者」として描いているんだ。だから「善意VS善意」の泥沼バトルは繰り広げてないね。最終的にはプラズマ団のボスも伝説のポケモンを捕まえて、その恐怖政治により自分たちの主張を通そうとしていたのだから。

 それと都会を都会っぽく、多くの人を画面に出しているのが素晴らしい。今までは都会と云えども、人が少なくてゴーストタウンのようだったから。今作は都会は人を多く配置して、さらに通りを走らせてるんだよね。これってすごい雰囲気があるよ。
 そして橋。多少見にくかったりするんだけど、迫力満点。(たぶん川で分断されたため)架かっている橋を通る機会が何回かあるけど、どれも大陸を移動している風情があって好きだな。実はクリアまでならそこまで時間はかからないことから考えると、フィールド自体の広さはあまりないのだろうけど、いかにプレイヤーに広さを感じさせるかの試みは素晴らしいと思う。

 今現在、クリアする直前で、これからポケモンの本当の姿を味わうんだけど、無印以来のワクワクを感じた。それはストーリーなどの作り込みもしかり、プレイヤーに冒険を疑似体験させているからだと思う。リアルタイムでプレイできて良かったなと思いつつ、ゼクロムの厳選に移ろうかorz

2010年9月26日日曜日

ボードゲームを遊んでみた(あいだの数)

★★★ (3/3)
 遊び終わったときは最高傑作だと思い、買おうとしたほど。ボードゲームにハマるきっかけってみんな違うと思うけど、僕にとってはこのゲームで世界が変わった。

(遊び方)
 各プレイヤーに1~70まで数字が書かれたカード+特殊カードを配り、場にカードを2枚出す。この2枚のカードがそれぞれのグループである。どちらかにマーカーを置く。
 親はどちらかのカードに、それよりも小さいカードを出す。それから各プレイヤーは順に場にあるカードと前のプレイヤーが出したカードの間の数字を出し続ける。途中で出せなくなる人が出ると、その人がマーカーが置かれたカードを取る。その枚数だけマイナス点だ。マーカーはもう一方のカード群に移動し、場には再び2つ目のグループが作られて間の数を出し続けるのだ。

(感想)
 非常にシンプルなゲームだった。最初こそマーカーが移動する概念がわからなかったが、わかってからはそれを逆手にとった戦略も可能になった。
・どのカードを残すか(出せるカードは大きすぎても小さすぎてもダメ。あくまで他のプレイヤーが出した数字以上場に置かれてあった数字以下だ。ちなみに同じ数字はないので、以上・以下は本来ならおかしいけど良い表現がないからこう書いた)
・カードを出せなくなったときに取らなければいけないカードはあくまでもマーカーのあるカードである。それを逆手にとって、わざとカードを出さずに2枚・3枚しかマイナス点を得ず、自分の有利なカードに変える方法もある(けど、これって正式なルールなの? 何か裏技な気がする)
・詰まったら特殊カードを使って打開せよ

2010年9月24日金曜日

ボードゲームを遊んでみた(エルパソ)

★☆☆ (1/3)
 ダイスゲー。西部の町にギャングがやって来た。ギャングは保安官が来るまで民衆から強奪するのだ。強奪した物資は次の町に行く前に金貨に変える。保安官が来たらその時点で奪った物資は没収され、次の町に移される。最後の町で保安官が来るまでにどんだけ金貨を得たのかを争うのだ。

(遊び方)
 保安官が来る判定をダイスで行いつつ、奪える物資をカードで判定する。物資によってはダイスで目が出ないと奪えない時もある。ああ、運げー? いや、でもダイスの目は1/3ずつだからそこまでひどくはないよ。まあ僕は1回目で3ゾロ保安官フラグを立てて、2回目で2ゾロ保安官判定を出してしまったが。基本的にいかに保安官が来るまで粘れるかが勝負の決め手。
 カードの目は大きいほど優先的に物資を奪えるけど、早いうちにもらえる物資って旨みがないんだよね。そこを考えるのも難しい。

(感想)
 ダイスは怖いでう。いや、エルパソって何かエルパンの2ch表現みたい。ポケモンをポケモソと表現するみたいな。エルパンってなんだろ(ちなみにアメリカ合衆国テキサス州の最西端エルパソ郡の郡庁所在地とのこと)。まあ、面白いけど、続けて遊びたいほどじゃなかったなあ。
 何がこの不完全燃焼の原因かと考えると、完全にダイスゲーだったことかな。多少の運ゲームはボードゲームのパーティ性としての側面を強調するんだけど、エルパソは少し運に頼りすぎなんだ。ウノとかババ抜きの方が準備とイントロがいらない分、気軽に遊べるぞ。

ボードゲームを遊んでみた(サギ師)

☆☆☆ (0/3)
 僕には合わなかったよ……。いや、ボードゲームの経験はほとんど0だけど、それでも面白いゲームのほとんどは慣れると勝つための方法が見えてくるんだ。実際に勝ち筋通りに進められるかは別だけど。
 このサギ師は、ルールが分かりにくい上に勝ち筋が見えないんだ。それはゲームの性質上、上手くハッタリかませられた人間が勝つルールだからかもしれないけど。ただ、ジレンマとか嫌がらせの方法とかはなんとなく理解できた。6、7人でやったんだけど23前後以上がダウトっぽい。嫌がらせをするには、そこらの数を言わせるのが良いのですね、わかります。

ボードゲームを遊んでみた(チャーリー)

☆☆☆ (0/3)
 遊んでから1ヶ月も経っていないはずなのに覚えておらん。自分に合わなかったサギ師の方が印象深いとは如何に。カードゲームって手軽にプレイできる分、印象に残らないときは全く残らないんだよねー。確か、場にカードが置かれて、そこに書かれている数字分まで各プレイヤーは順番に自分の駒を出せて、あぶれた人が負け、だったはず。勝利条件もすぐに理解できるため軽く遊ぶには良かった。

ポケモン白黒感想2

 うわあああ、音楽がいいなあ。今度の舞台は中国という説を見たことあるけど、街中のBGMが雰囲気出てるじゃん。
 しっかし、たぶん散々ネタにされて耳のタコを酢のもので売ることができるほど言われてることだけど、ポケモンのデザインが……あー何だ、複雑になったもんだねえ。何か昔理科の教科書で見た植物プランクトンとかを思い出してしまったよ。まあ、ダイパを見た時もそう思ったから懐古厨の感想としてはありきたりなのかもな。実際、見慣れると中々シンプルな造形をしているし。それにしても完全新ポケオンリーで勝負とは思い切ったなあ。
 キャラで言うと主人公サイド3人組が中々良い味出してて見ていて楽しい。何かどこかのアニメキャラを彷彿とさせるけど(無口だけど実直な主人公、常にトップを目指す秀才メガネ、ボケボケのヒロイン)、一緒に旅をしている気分にさせられる。サブキャラがここまで主人公に絡むことって初めてだよね、まあ主観だけど。特に心に残ったのは、最初の町を出る時に3人で一緒に道路に踏み出すシーンかな。あの場面が一番好き。
 それにしてもチェレンもベルも僕より若いとは思えねえ。悟りすぎ。3人とも夢とか自分とかを見つけるために旅立ったのに、チェレンは将来的に挫折するであろうし(チャンピオンになっても次の目標がなく、しかも主人公にチャンピオンの座を奪われるんだろうね)、ベルは強さという才能がないことを知ってしまってる(ゲーム中でも言われてたけどな)。子供向けのゲームでここまでキャラを描写するとはねー。
 対人戦としては
 あ、何かカミツレという人が個人的に好みだったよ。電気ジムのリーダーね。こんなの子供向けゲームにありえない萌えポインツの嵐だと思いますまる

2010年9月19日日曜日

ポケモンホワイト・ブラックファーストインプレッション

 買ったぜ。
・主人公+友人2人でマジでビルドゥングスロマンをやってる気になった。雰囲気バツグン
・割と序盤に御三家の穴を埋める措置が取られてる。このバランスの取り方は今までとは違ってるね
わざマシンが使いたいほうだいだよ!
・3Dすげえ。少し見にくいけど、かっこええ
・感じ切り替え機能はありがたいでう

2010年9月18日土曜日

ついったーに再び興味を持つこの頃

 最近、またついったーに興味を持った。でもはてブは食指が動かない。なぜだ!
 ああ、多分だけど、僕にとってはてブはブログの亜種としか思えないんだろうね。だけどついったーは別、と。
 いや、ついったー上で議論がされているとか色々活用されているのを見て思ったんだ。これって実はチャットなんじゃないかなーって。かつて僕の中では何が面白いのかわからなかったんだけど、それはついったーがミニグログとして宣伝されていたから。そりゃブログ更新する方が面白いよね。でもって使っていたツールがあまり良いものではなくて、更新するにも読むのにも疲れたんだ。
 でも今はわかる。あれは多分チャットでありニコニコ動画のコメントであり、別に読み飛ばしても良いし、ただ独り言を書いているだけで良い。
 うん、ついったー復活させるよ。

2010年9月14日火曜日

ボードゲームを遊んでみた(電力会社)

電力会社
★★☆ (2/3)
 はい、わかっている通り、減点分は箱の大きさただひとつ。あとは紙幣が紙ペラなのも不満。でもゲーム性は極めて高かったよ。ジャンルはオークション(競り)ゲーム?

(遊び方)
 ドイツかアメリカの地図ボード上には各都市と電線が描かれている。各プレイヤーは電力会社となって発電所をオークションで購入し、各都市に建てた家へ電力を送るのだ。当然電力を送るためには維持費用がかかる。わかっているな。このゲームでは燃料と称するもので、市場原理に沿って値段が変わるのだ。同じ燃料を購入するプレイヤーが多ければ値段は高騰するし、ついでに燃料を使用するプレイヤーが多ければその分値段が下がる(このゲームでは燃料を貯蔵できるため、使用しなければ値段を高騰したまま維持できる)。
 もちろん発電所と燃料があるだけでは無駄だ。電力会社の使命は(各都市に建てられた)家に電力を送ること。家を建築しなければいかん。……あれ、思い違いか。「家」じゃないよね。正確には「支社」っぽい。ちゃんとルールブックを読みましょう。そして支社をたくさん増やして我が電力会社を成長させよう。目標は15支社!(5人で遊んだ)。支社を建てるルールは簡単。すでに支社がある都市と隣接した都市のみ建設可能。ついでに都市と都市の間に送電線を引かないといけないので、そのコストもよろしく。
 勝利条件は、支社15個以上建った時点で、できるだけ多くの支社に電力を供給できた人。つまり燃料も計画建てて持っておかなくてはならない。
 さあ、ドイツの電力業界を牛耳れ!

(感想)
 「魔法にかかったみたい」をやったのと同日に遊んだ。
 すっげえ楽しい。まあやることが多いから、その分時間もかかったけど(5人で3時間前後)。
 ゲームの目標もわかりやすく、直前にやったゲームが霞むほど。オークションで発電所をゲット→支店を建てる/いや別に立てなくても良いよ→燃料購入→好きな発電所を運転させて収入を得よう→最初に戻る、な流れ。序盤でつまずいても逆転のチャンスはあるし、適当に動いてもそこそこのパフォーマンスを得ることができた。
 ただし、戦略の幅が少し狭そうなことと序盤の配置で差が付きすぎそうなところは難点。オークションだからそこらの駆け引きを楽しめないと面白くないかも。そして所有している発電所はオープンなので各人が本気で発電所が欲しいか否かわかりやすいのは欠点。もう少し工夫できたらもっと面白くなったかも。あとはドイツだと送電線費無料の都市が人数分ないよ。序盤で送電線費がかかる人とかからない人が出てしまうのはあまり良くないかも。
 それでも経済をここまで丁寧にシミュレートしたのは好感が持てる。どれも簡単なルールで最大限にプレイヤーへの影響を与えることができる。
 いや、そんなことはどうでも良いんだ。やっぱり初手は送電線無料の都市2つに支店を置いて、安い発電所を購入。石炭は9個買い占められると初期の石油費よりも高くなってしまうので、石油発電所を購入するのも一つの手かも。そして風力発電所を何とか購入する道が一番早いかな。風力発電所は可能ならば支店2つをカバーできると楽かもね。第一フェーズが終わる頃は生ゴミやウランが安くなってるから、乗り換えるのも手かも。特に原子力発電所はウラン1つで複数の支店をカバーできるので(その分値上がりやすいけど)良いかも。ハイブリッド発電所(石油と石炭どっちでも使えるとか)は燃料の買い占めを自由に行うには良いかもしれんが、高いから微妙かも。僕の体験だと、勝った人は初期から風力発電2台と石油/石炭発電1台を所持していて、これがランニングコスト下げに影響を与えていたっぽい。2位の人も途中から風力1台と原子力2台に集中しており、安いうちに1種類の燃料を備蓄する戦術を取っていた。確かに彼がウランを独占し続けると誰も手を出しにくくなるから合理的だなあ。

 あ、という感じでこのゲームに関する話はまだまだあるけど、これくらいにしよう。こんだけ語れるくらい面白い内容だった。完全日本語化されてるから箱のデカさに目をつむれば買う価値はあるよ。
 どこかのサイトの言葉を借りればブオニッシモと称えるのがふさわしいと思う。需要によって物の値段が上下し、勢力を伸ばせば技術進歩の恩恵を受けた性能の良い高級品を最大限に活用できる点も素晴らしい。あとはインフレやら不況みたいなネガティブ系なものがあればなお良かった。こんなすげえ経済ゲームをやったら期待値が上がって仕方が無いぞ。

ボードゲームを遊んでみた(魔法にかかったみたい)

 この前の日曜日にとある縁でボードゲームを遊んでみた。
魔法にかかったみたい
★☆☆ (1/3)
 トリックテイクのゲーム? 実を言うとよくわからんかった。遊んでいる最中もルールがよく飲み込めず、数日たった今でもさっぱりわからん。いや、遊んでいる最中は楽しかったんだけど(まあ2回3回続けて遊びたいとは思わなかったが)、次のゲームが電力会社だから相手が悪かった。

(遊び方)
 特殊カードをみんなに12枚ずつ配って、各自その中から5枚を手札とする。手札は見せない。親が1枚カードを見せて、順番に他の人でも同じカードを持っていたら必ず出す(マストフォロー)。そして親になるか子になるかを選ぶ。親を選ぶと、他の人がカードをオープンし、親を選ばれると自動的にカードの効力が失われる。子だと親に比べて利益が少ないものの、必ずもらえる。ちなみに親は絶対に親しか選べないため、親になることはあまり美味しくないんじゃね? 少なくともみんなが持っていないカードを出せないなら危なすぎる気がする。で、カードに書かれた数値ずつ錬金術の材料やお金を得て、それを使って点数カードやポイントチップ(試験管)を購入する。その際もカードを出す必要がある。最後に点数カードで終わりのサインを数枚ゲットした人が現れた時点で、カードの点数と試験管の合計が一番多かった人が勝利。

(感想)
 「魔法にかかったみたい」って結局は、カードの点数とポイントチップ(試験管)の合計が一番多かった人が勝利なんだけど、2種類も点数があるから最初は勝利条件が全くわからなかった。しかも点数カードも試験管ゲットもやることはほぼ一緒じゃん。さらに、錬金術材料・お金と点数カード・試験管で取得方法がほとんど一緒なのでこれも混乱に拍車をかける。実は最初の手番が恐らく悪手だったらしく(これも他のプレイヤーから珍しいプレーだと言われて初めてわかった。今から考えると確かにそうだね)、材料とお金が不足する代わりに点数カードが貯まっていった。このゲームでは点数カードは勝利条件にしか役に立たないので序盤はかなりきつかったよ。
 いや何つーか、そういう「パッと見でのわかりやすさ」がなかったので、僕にはきつかった。ドイツゲーム大賞ノミネートも色々あるんだなーと。
 そしてコンポーネントなんだけど、うーん……。錬金術の材料3種が木の駒で試験管とお金が硬質紙なのが気に食わん。その他はおk。

2010年9月12日日曜日

UO?

†最近の私(と言うか今日だけど)。

 ぜーはーぜーはー。
 いや、リハビリがてらヤマンドンを叩いたんだ。そしたら武器が普段使いのDメイス。まともなダメージが与えられん上にエネワンやコンセクすら使ってなかったっぽい。慌てて逃げて装備を整えてやっつけたところ。うーん、爬虫類特効+エネワン+イグノアあれば普通に勝てるなあ。エネワン1回で2匹程度? まあこんなもんだろ。



†で、まあ別に一般のUOerからするとどうでも良いかもしれんけど、何か僕の琴線に触れたから言及しておこう。
1.フェルナンド改め、お宮改め、FibのUO日記
 (要約)とあるプレイヤーが便利なSAクライアントカスタムModを作ったら、EAJからファンサイト登録見送りされた。
2.戦技研Top(ベッセルさんトコのニュース?)
 (要約)ブリタニア資料館代表のathos氏の発言が元に、血をBlood Mossで洗う大議論に。

 まあ、あれだ。良い子ちゃん的に言えば「UOは確かに商売だけど、世界にただ一つしかない独特のMMORPGである。下手に過大な要求を送ってEAから切り捨てられるとユーザーである我々が悲しい思いをするから僕たちはお客様(笑)面してないで、一人ひとりが自制をしつつUOを盛り上げよう。ブリタニアの民よ、エンターテイナーであれ」かな。こんなのが通じないプレイヤーも増えているわけだけど。
 上記2つの事件を通じて、僕は自分の仕事を思い出してEAJの人に同情してしまったんだ、大変ですねーって。
 これから書くのは僕の経験したことであり、一般的でないかもしれない(特に4・5社しか知らないし)。でも一応、その分野では大きな会社・勢力だから一般的だと判断している。それを踏まえてね。
 僕の仕事は、法務部や経理部、知財部みたいに外(具体的には法律だったり業界団体の基準だったり)の規制に照らし合わせ、自社内の規則を作り、社内の人々に順守させる系のものだ。はっきり言って非常に面倒。作った社内規則について質問が来たと思えば重箱の隅をつつくような内容だったり(しかも常識で判断しろと言いたくなる……。ああ、その「常識」は僕が規則に明るいから知っているわけだけどね)、外の規制はそれはそれで原則しか書いておらず「具体的には各企業内で規定を決めてくれ」みたいな内容だったりする。ちなみに法に違反したら罰則があるけど、「具体的には各企業内で規定を決めてくれ」とどう両立するんだろうね。
 そんな愚痴は置いておいて、この立場ってEA本国とプレイヤーとの板挟みにあっているEAJと同じなんだよね。EAJからすると同じにするなと言われるかもしれないけど。ついでに僕の場合は何だかんだ言っても組織同士、社内同士だからクレーマーとかモンスターなんちゃらとかの問題は起こりにくいけど、EAJは対一般客相手だから対応を間違えると容易に問題になりやすいのが僕の仕事との違いかな。EAJの中の人、乙! な気分だ。

 いや、EAJの対応って僕も何度も行ったし、中間で規則を定める人間として至極普通なんだよ。EAJも僕も自分で決定できない――それは上位の規則があるから僕らがOKを勝手に出せないのだ。かと言って、上位の人々(法律・国だったりEA本国だったり)も下手に特定の案件について認可してしまうと、それはお墨付きを与えたことになるわけね。一歩間違えると癒着と批判すらされたり。そして認可した案件と類似で、されどプレイヤーなり特定の人々を有利に出来る要素を持っている案件が出てきた場合に違いを説明できない可能性がある。「以前認可されたソフトと今却下されたソフト、ほとんど同じなんですけど、何か問題でもあるんですか?」とかね。僕やEAJにとってはあまり許可したり、場合によっては却下したりする具体的な基準を示すと自分の首を絞める結果になっちゃうんだ。確かBANされた人って一時期公表されてたはずだけど、今はしてなかったと思う。なぜかと言ったら、明確なBAN基準を示すことで、その行為ほど悪質でなければ大丈夫ってな事態になっちゃうからなんだ。
 日本の基準(法律は知らん)は欧米に比べて細則主義だと言われたりするけれども、それでも実際にはかなり慎重に対応してるんだ。まあ、その「慎重な対応」をエンドユーザーに対して行うと、「UO規約(社内規則)で定められていることが全てです。その他は各自の判断で対応してください。Q&Aはこちらです。どうしてもわからなかったり、問題が発生した場合には再度ご連絡下さい」ってな形になってしまうわけで。
 要は人的リソースの問題になっちゃうのだ。僕たちだって可能ならば社内の人の判断を一件一件確認したい。だってそれが仕事だもん。でも実際に無理だから、原則を作ってあとは常識で判断して疑問があれば再度聞いてくれ、になってしまうんだ。多分EAJだって同じだろう。つーか、「ネトゲで他の人に迷惑のかからない常識的なプレー」なんてそれこそ常識で判断しろよーと思ってるんじゃないのかな。
 常識で判断した結果、こっそりとホワイトに近いグレーツールを使うってのは……。えーと、僕には言えないな。このブログに書いたことがあるかもしれないけど、少なくともこの記事には書けないや。規約違反を容認する結果になりそうだし。今後は禁止になるかもしれません、それを踏まえて使ってください、最悪はBANの可能性もあります、それでも良ければどうぞという立場がEAJなんじゃないかな、勝手な判断だけど。
 ただしファンサイトなど影響力のある人が(形だけだったとしても)ホワイト100%でないことを行うのは良くないのだ。ついでに、ブリタニア資料館の方向性からするとモンスターカスタマーみたいなことを行うのは自分たちにとって良くないと思ったほうが良いかもね。ある程度大人の事情を汲もうぜ、と。いや、僕が書いたようなことは僕みたいな立場じゃないとわからないから仕方がないとして、言葉面だけだと運営軽視みたいに見られる発言を公の場で行なうってどうよ。「公式ツール以外は使うな」が公式の見解なのにそれを破ることをそそのかしちゃうのはブリタニア資料館の立場としては良くないと思うけどな。大人なんだったら常識的に、EAJもいちいち○☓つけるのも大変だからこの対応でも妥当かも、とスルーしようぜ。

・結論
ブリタニアの民よ、この世には8つの徳がある。自分で良いことと悪いことを考えて行動せよ。エンターテイナーであれ

 あ、今までの考えってEAJがEAよりも下位組織(最悪でも対等)の場合しか通用しないんだった。EAJが勝手に規則を決められる立場だったら、全く成り立たないものであると書いておきます。


†あとはこれかな。
Bowyerだからさ。
 (要約)ついったー事件の元ネタであるメデューサソロ行きたいぜについて。
 そっか、確かにボス討伐とかってやったことのない人は経験がないかもしれん。そこそこ以上の廃人ならともかく、ボスやってる人間もプレイスタイルにあったボスをメインにしているはずの現状で、生産に重きを置いた遊び方してたら自然とボスなんてやらないよね。それでボスに興味を持つのも道理かも。
 そんな人が出ること自体UOのプレイ層の広さを物語る云々はどうでも良いとして、まあねー。戦士持ってる人も意外と白豚って作ってないっぽいからね。個人的には装備は既に錬成で何とかなると思ってるけど(回避低下メガネとエプロンとマント除く)、スキルと動かし方は知らなければ難しいかも。特にキャラの動かし方は。白豚って体力が減れば減るほど敵に特攻しないといけないからね。
 パーティプレイを経験してからってのが(EA的にも)最良の方法かと思われる。つーか、メデューサよりもステドラの方が楽だぜ。

2010年9月9日木曜日

そういや昔ながらのおたくって意外とグローバル(?)だったみたい

 最近色々オタク系趣味に手を出して撤退……もとい転進してるけど、コンピュータゲーム・マンガしかやっていなかったころに比べて英語やら他の知識を使う機会が増えた気がする。そう思ってて気が付いた。もともとオタク趣味(つうかSF)って翻訳から始まったんだっけ。
 ついでにTRPGとかでも普通に翻訳作業あるし、ウォーハンマーはもとよりボードゲーム系も外国発祥で今のところ日本での供給はなし。軍事系も少しこだわるならばすぐに海外の資料に走るからね.
 そう考えると日本国内で自給自足できるアニメ・マンガ・ゲーム(ACGってやつか?)って「オタク系」と一括りにされる趣味群の中でも異端なのかもね。そしてオタクの代名詞がアキバ系になったとき、なんでアニメ・マンガ・ゲームが3種の神器となったのかも説明つくかも。世間でいうオタクってアキバ系のイメージが強いから。
 アニメ・マンガ・ゲームって翻訳の手間とかいらないから新規参入しやすいっぽいね。その分粗悪な品も作り易いけど。

 多分だけど、そして因果関係は薄いけど、オタクの少なくない層がネトウヨと親和性が高いのもそのせいかなと思ったり。いや、ネトウヨがネットという土地を見つけて暴れまわって、オタクがそれに感化されたのかな。それともオタクは陰謀論とかが好きだし、マスゴミやら大衆を馬鹿にしたがるからネトウヨの話に乗りやすいのかな。何かネトウヨ的傾向とアニメ・マンガ・ゲーム好きは関係ありそうだけど妄想かも。

2010年9月6日月曜日

現況

 現在、某積RPG攻略中。
 完全にプライベートのリソースをそれに取られているため他の活動ができませぬ。
 1周目終了次第感想をアップして普段の生活に戻る所存。

2010年9月2日木曜日

そういや何で僕はオタクになり、オタクから外れたんだろう

親の重力圏からの脱出手段としての、ゲーム、アニメ、ライトノベル

 今の僕の趣味は巷で言うアキバ系とは少しずれてる気がする。親は僕のことを少しマニアが入っているけどオタクじゃないと思ってるらしいし、テレビとかでアキバ特集がされてても僕に話を振ってこない。僕とオタクは親にとっては同一の存在ではないっぽいのだ。
 僕自身はかつて萌えの世界に浸かったりした残り香で今もアキバ世界をかすめ取っているけど、まあもうアキバ系には戻らないだろうね。エロゲはすでにアリスソフトのシミュとかRPGのみになっているし、元からアニメ見てないし、マンガもコテコテの萌えマンガは読まなくなってしまった。ラノベも最近読んでないからなあ。社会人になってわかったんだけど、アキバ系の趣味は時間がたっぷりある人向けなんだよね。だから僕みたいに本読みたい模型も作りたいネトゲもしたいetcなんて言ってる奴はどこかの領域を捨てなければいけないわけだ。それが僕の場合は、萌え系列の世界だっただけかもね。

 でも何でアキバ系に入ったんだろう。こんな僕でもアキバ系のマイブームが頂点だった頃は一生萌え萌え言いながら暮らすと思ってたんだ。数年経っただけでストライクウィッチーズのスカート履いてないのどこがグッと来るのかわからない人間に成り下がったけど。
 アキバ系=オタク世界に入ったきっかけは中学・高校の友人関係だったと思う。まあフツーだね。もちろん下地はあったし(小学校6年頃にペンギンクラブとかばんがいちとか読んでたなあ)、興味もなければオタクにならないけど、アニメとかゲームとかやっている友人が周囲にいて、さらにコミケとか行ってるグループにも顔を突っ込んだりしているうちに自然に詳しくなったんだ。
 もともと僕の家庭は、両親がゲームに興味を持っておらず、据置機は社会人になって買ったWiiが最初(しかも僕の部屋にしか置いてないので、彼らは存在を知らないはず)。携帯ゲームは中学生の時のゲームボーイくらいかな。僕の場合は中学生になってパソコンを買ってもらって、エイジオブエンパイアとかゲームに触れていたけど、親は全くゲームに興味を持っていなかったな。ネットで40代50代の僕の親と同じ世代の人がゲームをやっているとか記事を読むと、違う世界のように感じるよ。
 たぶんその反動なんだろうな。親が少しお受験ママっぽいタイプだったから、そこから逃れる手段として手っ取り早い素材だったと思う。ご多分にもれず、マンガによい顔を示さなかった僕の親も手塚治虫のマンガとかは読んでいたし、僕がブックオフでラノベ買うことに表立って反対はしなかったしね。また、僕にとっても中学・高校生の金欠状態で買える逃避アイテムとして、マンガやラノベは非常にコストパフォーマンスが良かったんだ。特にラノベは繰り返して読んでいたし。グレたり家出したりするほどにはバカではなかったんだよ。

 だから僕にとってこのシロクマさんの記事は自分のこととして読めたんだ。大学生後期になるとそれなりに色んな人と知り合って、どうも自分は思っていたよりもダメ人間でなさそうだとわかって、それで徐々にオタク趣味を切り捨てていったんだけど(ちなみに新たなオタク趣味にも目覚めてるからトータルでは変わらないのはどういうことだ)。
 オタク趣味から遠ざかるのは実は意外と簡単なんだ。オタクをやっていくためには仕事をしなければならなくて、その仕事が少し忙しければすぐにオタク趣味やってる時間なんてなくなってしまう。だから別にオタク趣味にどっぷり浸かっている人がいても心配することないんじゃないかな。いや、本当に人生すべてオタク趣味に捧げた人間はいるかもしれないけど、そんな人を脱オタさせるのは色々問題があるとおもうし。











 ひとつだけ、僕の経験から考えると、いかにオタクを続けるかが肝になると思う。
 上にも書いたけど、オタク趣味ってのは意外と簡単に止めることができてしまうんだよね。すっげえ面白いMMOでも与えてみたら(笑)、即エロゲとかマンガとかを放り投げる人も少なくないと思うぞ。オタクやってる奴なんて人並み以上に収集癖とかが強いと思うからネトゲにハマらせればそっちに集中するんじゃないかな。まあ、このケースはシンナーやめるためにマリファナ与えてみた系の思考だけどね。
 それはそれとして、生活のリズムが変わったときにオタク趣味がどれだけ残っているのか。そして今のオタク・アキバ系の趣味ってネットの流行とかとも密接だから、一時的に遠ざかっている最中に流行った知識をどう仕入れるのか、そしてそのモチベーションとか色々考えるとオタク趣味って案外脆弱なんだと思う。現在ハマっている人はそうは思わんと思うけど。

2010年8月28日土曜日

なんでもスパロボの新作が発表されたらしい

風の噂にて。
参戦作品は可もなく不可もなく。いや、最近の作品がわからないからだけど。
某ブログとかでは種ウゼエとか言われてるけど、別に……。
個人的にはそろそろUCから脱却する時分だから歓迎すべきことかな。腐っても種・運命・諸々の外伝と作られたからボリュームはたっぷり。
携帯ゲーム機でもトップを狙えとか出てほしいなあと思うけど、エヴァが来たから良しとしようか。
ストーリーはどうでもいいや。

2010年8月22日日曜日

「夜露死苦現代詩」(都築響一、ちくま文庫、2010)

†「庶民感覚」と「専門バカ」。そして知ったかぶりをする庶民と専門家を非難する庶民

 最近の敬語の特徴として「ら抜き」言葉があった。うん、すでに古いよね。まあ今時これを間違っているとかで対面で愚痴愚痴言われることはないと思うけど、どうも必ずしもこれって間違っているとは言えないらしいってのをどこかで聞いた。日本語の尊敬語は受身と同じ活用だけど、「ら」ありだと可能形と混乱するらしい(e.g.「見られる」=受身・可能・尊敬。「見れる」=可能のみ)。だから「ら抜き」も正しい日本語の進化として認めても良いんじゃね? ってのがその時話していた人の主張だった。ふーん。マスコミとかじゃ一方的に「ら抜き」が間違っている風だったけど、話はそこまで単純じゃないんだね。庶民は意外と専門家ぶりをしたがるっぽい。

 「夜露死苦現代詩」は庶民の詩を大切にしている。今や「詩」は限られた人が内輪向けの代物をもてはやしているが、その外で僕たちは自分たちの心にフィットした詩を作ってきたのだ。珍走団しかり、客引きの前口上しかり、エロ川柳や誤変換までも。もっと玄人共は庶民感覚を大切にするべきだ!
 でもこの構図って今じゃよく見る光景だよね。ゲームもゲーオタとライトゲーマーが対立したり(まあ、ゲームはハードの能力アップというわかりやすい指標があるから別としても)、音楽だって芝居だって小説だって映画だって、玄人好みのよりも「普通」で「わかりやすく」て、されど「何か語ってる」っぽい作品の方が大衆受けするよね。ベストセラーを自称本読みが鼻で笑う光景なんてよくある話。うん、僕のことか。まあでもそれって裾野が広がっているだけであってね。
 一方で、この本に顕著なんだけど、ある程度知っている人は玄人好みの作品を「庶民感覚の欠如」とか批判するけれど、それって妥当なのかな。いや、玄人作品への信頼が根底にあって、それでアンチとして言ってるだけだと思うんだけど、でも真に受ける人がいたらやっかいなんだよね。特にネットに多そう……。
 僕の考えだけど、玄人好みの作品の意義は表現の範囲を広げるためなんだよね。いや、現代詩では庶民こそが色々な素材を使って表現してるっぽい? この本を読むとそう見える?
 それは違うんじゃないかな。それは、現代詩の場合だけど、言葉を庶民も使いこなしているだけであって(歴史的に見れば庶民も言葉を使いこなせる時代になったのだ!)、表現の範囲を広げていない。100年待っても散文詩なんて出てこないし、歯が痛いをネタにしたラリった言語感覚の詩を作ったりはできないと思う。
 玄人作品はそのジャンルの持つ形式を破壊し、表現を広げようとするんだよね。そして破壊したことを周知させる。この、「夜露死苦現代詩」だって先人たちの破壊のあとでいろんな物を「詩」として認めてるんじゃないかな。それこそが前衛芸術と呼ばれるものなんだろうね。

 最後に、障害者(神経系)の詩を紹介してたけど、一般的にはそれってアウトサイダーアートと呼ばれて、玄人こそが好んでたり評価してたりするよ。念のため書いておこう。

2010年8月18日水曜日

「そこはぼくらの問題ですから」(桂明日香、太田出版、2006)

 太田出版って僕にとっては買いにくいのだ。一方では駕籠真太郎みたいなマニアックな本もあって、そしてもう一方はオノ・ナツメみないな非マニアックがある。あ、ちなみにマイナーとメジャーでないことに注意。あくまでもマニアックか否かで。
 で、「そこはぼくらの問題ですから」なんだけど……マニアックな本で良いよね? 一応撲殺天使ドクロちゃんとかそっち方面のネタも多いし。内容も内容だし。
 そんなわけでストーリーは、変態と普通のカップルのスラップスティック。非常に省略したけど内容は間違っていないはず。

 まあ、僕が今まで読んできたラブコメって高橋留美子のめぞん一刻~らんま1/2までと、あとはちぇりーそふとなどのエロゲかな。すっげえサンプル数が少ないことをわかって書くけど、

ラブコメってカップルの心の距離が近くなって終わりな作品って多すぎないかな。

 何というか「色々あったけど、彼ら彼女らはお互いのことが理解できて二人は末永く幸せに暮らしました」みたいな終わり方なんだよね。終わり方が綺麗過ぎると言っても良い。いや、だから僕なんかは感動するし、泣いたりする作品も多いんだけど、それってそとから眺めているから美しいんだよね。二人は末永く~テイストの作品って微妙に二人の問題が解決されなかったりするからねえ……。

 それに対して「そこはぼくらの問題ですから」ははっきりしているんだ。二人の距離は開いたまま。お互いを少しは理解したかもしれないけど、でも歩み寄ってはいない。絶対的な他者なんだよね。でも僕はそういう関係に憧れるんだよな、変態性を除けば。
 たぶん今後も二人は些細なことで喧嘩するかもしれないけど、それを乗り越えることができそうなんだ。それが「そこはぼくらの問題ですから」の素晴らしいと思ったところかな。

2010年8月17日火曜日

ブルーマンショーに行ってきた

ブルーマン

 結構テレビCMで有名だったらしいけど、僕にとっては劇場で見るのが初めて。事前知識全くなかったからすげえ楽しめたよ。
 仏頂面でドラムに顔料入れて、黄色とか赤とか紫の霧を吹き上げる広告で興味を持ったのでそのシーンが出てきたときは大興奮したね。音楽も迫力あったし。今までこの手のパフォーマンスものを見たことなかったんだけど、他のライブとかもサーカスみたいに芸とか電飾服着たりとかするのかな。本当に観客の目の前で芸ってできるんだねーと変なところで関心した。
 僕が一番驚いたのは、ローカライズされているところかな。背景の漢字とか、ナレーションとか、小ネタも日本人が知っているネタを持ってきていたね。
 それから観客も巻き込んでのパフォーマンスで、客の1人を舞台に上げて色々いじるんだ。あのライブ感がやっぱりその場にいなければ味わえないんだなーと思ったよ。
 まあ個人的に口を使った芸はコーンフレークとマシュマロが嫌悪感を感じてしまったからアレだけど。でも体色が青だからそこまで汚くは思えなかったね。
 ブルーマンってやっぱり常に青インクを塗ってるんだよね。確かブルーマンのペイントが服につく云々って言っていたから。
 途中、証明が激しく点滅するシーンがあったけど、あれが少し僕は苦手だった。

 最後に、トイレの逆流をインタラクティブと呼ぶそのネタは素晴らしいと思います。

2010年8月16日月曜日

「現代語裏辞典」(筒井康隆、文藝春秋、2010)

 つい最近のことだ。会社の近くの丸善で本を物色していた時のこと。文芸コーナーに野球マネージャー本があって、堀江貴文と藤原正彦本が両隣にあった。その側に「現代語裏辞典」があった。
 筒井康隆の本を読むのは久しぶりで、今はどんな立ち位置の作家なんだろうか。僕の知っている頃は前衛作家という印象があったので(だけど2000年代だから、その僕の認識も時代遅れではある)、今の「巨匠」的扱われ方からすると本人にとって幸せなのかなあ。
 で、「現代語裏辞典」。辞典型風刺というのだろうか、今勝手に僕が作ったネーミングだけど古きはA・ビアスに始まってちょこちょこと傑作が出たりするジャンルだ。一般的な辞書に見せかけて皮肉とか風刺とか、ひたすらおふざけを書き連ねる本だね。個人的には、それを大真面目にジャーナリスティックに行うと、モネスティエの「大全」シリーズになると考えているがそれはどうでも良いや。
 もともと僕もA・ビアスの「悪魔の辞典」が好きだから、「現代語裏辞典」は名前を見ただけで「悪魔の辞典」系の作品だとわかった。著者が筒井康隆でもう、ビンゴ。それで読んだのだけど……。

 うーん。うーーん。
 どうしよう。
 ネットで検索すると面白いと言っている人が多いしなあ。
 僕にとっては「悪魔の辞典」の思い出が濃すぎて素直に楽しめなかった。いや、もっと言うとつまらなかったんだ。項目1万語以上あります! はうれしいのだけど、多すぎて説明が短い。週刊アスキーとかファミ通とかの大喜利ライクなネタ集に成り下がっているっぽい(そういえば週刊アスキーにはデジタル用語を解説する連載「松井のおもしろゼミナール(松井のIT用語)」"松井英樹" というものがあってだな。内容的に毒のない「現代語裏辞典」なのだよ。つまりそれこそ本当の内容自体はともかくとしても、外見が週刊アスキーレベルになってしまうということで。だからこそA・ビアスが偏執的に用意した濃すぎる例文が光るわけだ)。
 これって辞典を辞典せしめている要素がないんだよね。その言葉が名詞なのか形容詞なのか、それとも副詞? 活用は何? 用法・例文・類語などは? そして50音の見出しがないのもダメ。
 それらを書かずに言葉の説明に終始してしまっている感じが拭えなかった。僕の今言った要素は「悪魔の辞典」そのものの特徴なので、差別化をはかろうとしたのかもしれないけど、僕にとっては辞典ものに必要なリアリティを欠かした内容になってしまった気がする。
 特に僕にとって致命的と感じたのは例文がなかったことだ。上にも書いているが、語句の定義と例文が辞典としての肝だと思っている。その定義が短い上に(ついでに筒井康隆の本を知らないと楽しめないネタも出てきているし内容は……いや、ここでは語るまい)、例文が皆無。どんな文脈で言葉を使っているのだろう。どうして面白いのだろう。なぜわざわざこんな定義としたのだろう。その欠如こそが「現代語裏辞典」の問題点である。何度も書くが、A・ビアスはなぜその言葉にその説明を当てはめたのかを証明するためにわざわざねちっこく例文を描写しているのである。
 ただ、「悪魔の辞典」は何だかんだ言っても古いのだ。そしてキリスト教の影響がプンプン漂っている。日本に合った現代風の「悪魔の辞典」を読みたければ是非どうぞ。決してA・ビアスの「悪魔の辞典」と読み比べないこと。

 ところでレビュアーの人たちって「悪魔の辞典」と比べたりしなかったのだろうか。一応筒井康隆は「悪魔の辞典」の翻訳をしてるっぽいし、「悪魔の辞典」自体有名だと思うんだけどな。「現代語裏辞典」がそこまで褒められるほど、「決定版」(from Amazonレビュー)だとは僕には思えないことだけは書いておこう。









 僕はこの連載を生で読んでいないのだが、後書きの方に「現代語裏辞典」はネットの会議所で作られたみたいなことが示唆されている。そして協力者の名前が列挙されている。もしかして今までの僕は完全に勘違いしていたのではあるまいか? 辞書としての擬態がなされていないのは問題外としても、内容の薄さと短さはネタ元が大勢(しばしば素人を大量に含んで)いたからではないだろうか。素人川柳とか大喜利みたいな感じで。それならどう仕様も無い。

2010年8月14日土曜日

「アリスへの決別」(山本弘、ハヤカワ文庫、2010)

 問題作だね、僕にとってだけど。
 短編集で、内容は下記の通り。

  • アリスへの決別:ⅰ参照
  • リトルガールふたたび:ⅱ参照
  • 七歩跳んだ男:月面ミステリ
  • 地獄はここに:ⅲ参照
  • 地球から来た男:ⅳ参照
  • オルダーセンの世界:マトリックスみたいなの(一番わかり易い言い方)
  • 夢幻潜航艇:マトリックスに筒井康隆混ぜてみたなう


 訳あって現在初歩のジェンダー論やら何やらを読んでいるんだ(もちろんネットでw)。ネットの利点としては、もちろんダメな意見はひたすら参考にならないレベルでしょうもないんだけど「当事者の私的意見」と「不特定多数が参加する議論」が含まれていることがあると思う。一般大衆の生活に基づいた希望ってやつだね。書籍は理論を学ぶには一番費用対効果が高いけど、現実的な解決策を考えるには足りないのだ。
 これぞネットと思わされるネタは、やはり非実在青少年のアレだろう。人によって猫から杓子ほど主張が違うのも珍しい。
 僕個人的には以前は絶対反対であった。
・根拠・効果が曖昧
・規制範囲が曖昧で任意に適用でき、拡大解釈可能
・つーかもっと他に酷い表現のが以下略
 上記3つの欠点はフォローできないな。まあ、規制賛成派が本当にそれを信じているならまだしも、本音が透けて漏れてるから嫌われるだけであって。
・キモいから存在してほしくない
・ポルノ読む連中は犯罪者の雛に違いない
・自分に必要ないから消しておk

 でも最近は規制賛成派の意見も理解できるようになってきた。たぶん彼女欲しいとか結婚したいとかそういう俗な願望を抱いてるからだと思う。小さい子供が見たら何と思うだろうとか、ポルノを堂々と肯定する人を見る女性とか、「人並み」の気持ちが理解できるんだ。子供を持てる年齢になって、子供を健全に育てる必要性も感じている。こう書くと、子供は決して大人が考えるほど純粋ではないだの反論が来るが、そんなのはわかってるよ。でもね、子供はやはり大人ではないんだ。それを大人の秩序や倫理を教えて、社会に適応させる必要があると思う。そのためにはそんな、ポルノを読ませてはならないんだ。コアマガジンとか茜新社とかはやはり子供に与える教材としては不適切だよ。
 だからといってポルノの規制は賛成できない。それこそ必要性がないのだ。だから僕は修正なんて消して良いと思うし、それに従っての流通や販売での規制が正しいと思う。ぶっちゃけ、ポルノを欲しいと思うならば免許制みたいな形が最適かなあと思う。いや、別にポルノだけでなくて、酒とかタバコとか、いわゆる一般的に年齢制限のあるものだけど。
 あとはロリポルノ。誰かがロリコンは病気だとすれば良いみたいなことを言っていた気がするけど、それが一番よいアイデアかもね。ロリコン治療師によって計画立ててロリ萌えポルノを処方されるわけだ。
 これくらいの不便があって初めて「自由」を叫ぶべきかもしれんと思い始めたんだ。想像の世界だから良い? うん、良いかも。でも「アリスへの決別」で唯一引っかかったことがある。彼にとっては紛れもなく真実だったらしい、想像ではなくて。
「アリスは実在の人間と同じぐらい大切な人だということを。彼女を消し去るのは一種の殺人だということを。」
では、それが「現実」に進出するのではないか。彼にとって現実であることこそが規制賛成派が忌むべきことであった。たかがキャラクター。僕の理解では規制反対派は、愛着はあるしこれから新しいネタが入らないのは辛いけど、あくまでもそれはキャラクターである。決して現実ではないし、だからこそどんな待遇をしても誰も現実では傷つかないというスタンスをとっていたはずだ。この「アリスへの決別」では純愛という形ではあるが、規制賛成派の想定している通り(=オタは現実と空想の区別がつかなくて、いつか妄想をリアル世界で実行してしまうのではないか)になってる気がする。
 あれがただ記憶を消すのではなくて、ロリコンを治療するならばハッピーエンドだったんだけど。

参考:こういう記事を読んで、僕は今の考えに至りました。
俺はエロゲによって生かされてきた
児童ポルノは社会のお目こぼしのなかにのみ存在できる
世界中に存在する「あなた」たちへ


 田中芳樹の銀英伝で腐った民主主義と正しき絶対王政、どちらが良いかという趣旨の文があった。これはナンセンスだろう。絶対王政が一人の清廉潔白で公明正大な人間によって正しく行われ、暴走などしない例なんてないのだから。逆にとちらも暴走したときにより被害を防ぐことができるのが民主主義……銀英伝の結論も確か同じだった気がする。
 ただし僕が腐った民主主義論で信じられないのは、そこまで今の人民って暴走できるかな、と。うん、信頼しすぎ? ドイツやアメリカの例を思い出せ? でもあの頃とは事情が違うよ。日本は周辺諸国+世界の裏の国との交流がなければこの生活を維持できないし、しかも輸出で稼いでる企業もたくさんあるのだ。果たして中国やアメリカが本気で嫌がる真似ってできるのかな。しかも原爆まで落として。
 それはともかく、僕が「リトルガールふたたび」で感心したのは構成である。最初は山本弘十八番のネトウヨ&バカ叩きかと思ったよ。でも、なんか違う。叩き方が気持ち悪い。ネトウヨよりも叩いている生徒のほうがヤバいのでは? とも思ったほどだ。そしてラストの軍帥閣下。あー、山本弘は全方位に対して攻撃しているんだなと。彼の良心を感じたし、そしてプロは違うねと思った。小説読んでここまで敗北感があるのは久しぶりな気がする。


 ミステリとして読むと、半分いかないうちに犯人が読めます。登場人物も少ないしね。
 僕たちは自分の経験から子供が純粋無垢じゃないことを知っている。性もあるいは嘘をつくことも、空気を読んで他人に何も施さないことも知っている。大人と違って本音と建前の壁が薄いので、行動がより残酷になってしまうことも知っている。
 また、世の中にはどうやら本当に気の狂った人、理性のタガが緩んでいる人、隙あらば人を傷つけてしまう人がいるのも知っている。なぜ人を殺すのか。それは美味しそうだったから、ただ何となく、殺してみたかった、そんな理由が本当なのも知っているんだ。
 でも普通は電車で自分の目の前に座っている学生がそんな類の人物だとは思わないし、自分の行動範囲でそんな連中がいるとは思っていない。そして知り合いが事件に巻き込まれてしまうとは想像すらできないのだ。安全なところから平穏な日常を脅かされた代償、ニュースを読んで不快な気分にさせられた落とし前、安全対策を意識させられるコスト、勝手に被害者に感情移入して罰を与えたい気分を満足させるだけだ。
 彼ら/彼女らは多分人生を恨んで、とかそんな負の感情に染まった人よりも始末が悪いと思う。捕まえて昔のように爪を剥ぎ足の裏を山羊に舐めさせ針を刺し焼きごてを押し付けて車裂きにしたって殺した理由がないもの。のれんに腕押し。「地獄はここに」では悪魔だの鬼だの書かれていたが、僕は妖怪に近いと思う。口裂け女みたいに彼ら/彼女らに目を付けられなければ逃げ切れる。そして殺される理由はよくわからない。何年かに1度世間に現れるのもそれっぽいね。
 だから僕は、知り合いが不幸な事件に巻き込まれないのを祈るしかないのだ、ただの脇役なのだから。


 大塚英志の「多重人格探偵サイコ」は今やよくわからない世界に入っている。12巻くらいまでは面白かったんだけどな。そこで天皇を出すのか!? みたいに。大塚英志も異常に執着した人で、どこかの本でいわゆる保守的論壇人が実は天皇擁護派ではないみたいなことを書いてあった。さもありなむ。美濃部達吉の天皇機関説だって、そういうことを考える土壌があり、そして公開したのだろう。一般人はともかくとしても、ある程度以上の知的水準を持った人は天皇の役割って人格ではなくて存在とか機関とかを重視するんじゃないかな。
 だから、僕にとっては「地球から来た男」って古いネタではある。でも、あの世継ぎ問題とかを抽象化して物語にしてしまう手口・SFの凄さを見ることができた。これってかなり高等なテクニックだよ。

2010年8月12日木曜日

「チーム★アメリカ ワールドポリス」(トレイ・パーカー&マット・ストーン、パラマウント映画、2004)

†セックスとゲロと首飛びの人形劇

 人形劇って見たことなかったんだ。それとか紙芝居とかも。僕らの時代は順調に空き地や公園が狭くなっていき近所の人との交流も薄れて受験勉強とマンガとゲームが発展した時代だけど別にその事自体は悪くはないのだ。僕の親も今時の若い子は……と年寄りの文句を垂れるけど、でも社会が発展したらどうしてもできないことが出てくるわけであって(と自分を擁護してみる)、むしろ裕福になった証なのだ。だからアニメやドラマ、SFX満載の映画に没頭してても不満に思わなかったのだ、これを見るまでは。
 「チーム★アメリカ」はサウスパークを制作した人が音頭を取っているために、風刺とお下劣なネタがてんこ盛りである。人形同士のセックスが出てくるし(しかも体位のバリエーションが細かくて、上に乗ってる人形がカクカク動いてるよ……)最後の方のアクションシーンは断面を描くくらいグロい。主人公は酒場で良くわからん下品な喩え話で正義に目覚めるし、チーム★アメリカはカイロでイスラム教徒の建物をこれでもかというほど壊しまくる。ちなみにイスラム教徒は当然「ドゥーカ・ドゥーカ・ジハード」としか言わない。ここらへんはロシア語の表現として「ラスプーチン・ボルシチ・ペレストロイカ・グラードー」などとしゃべらせるのと同じかな(あれ、どこかの映画かアニメかゲームか忘れたけどマジでそんな表現してたのがなかったっけ。もしかしたらドイツ語として「ソーセージ・ビスマルク以下略」てな流れだったかも)。
 ついでにストーリーもかなりチープである。そしてこのチープさが良い。いや、恐らくわざとこういうプロットにしているのだろう。前述した主人公の正義の目覚めシーン、僕は何度見てもなぜ主人公が敵の本拠地に行こうとしたのかわからない。ヒロインが主人公に惚れるのも唐突すぎる。サングラスマンは何のイベントで過去のトラウマを乗り越えたのだろう、あの程度で主人公のことが信じられるのか? そして何でフェラで主人公が信頼に値する人間となるんだ!?
 まあ、そんなことはどうでもよく、表情がよく動くのでついつい人形であることを忘れてしまいそうだった。一応釣り糸が映っているのだが、あれはわざとだな。ピアノ線を見せないと「これはCGじゃね?」みたいなクレームが来るから映してるだけだと主張してみる。というか、どうやってあんな複雑な動きをさせてるんだろう。背景も日本の特撮みたい。そしてカイロのカーチェイス。すげえ。人形劇? 下手な映画なんぞ見る気が失せたぜ。マトリックスなんて屁の河童だぜhahaha!
 そしてひたすら悪趣味なグロシーン。人形だからとことんやってやろうとする気概が伝わってきて素晴らしい。一例を挙げるとサメに喰われて水死体となって首切りはもちろん頭部破裂と体中炎上って氏賀Y太と並ぶシチュエーションだ。
 あとは中々似ている金正日とかサンダー★バードなチーム★アメリカとかマイケル★ムーアとか少しオタ入っている人間なら笑えるシーン満載だろう。たぶん僕が気づいていないシーンでも大量にあるんじゃないかな。

 ただ、この作品を風刺とか思想とかの文脈で読むのも面白いけど(そう、製作者がアメリカの現状を憂いておりそれに対する皮肉として見ると激烈に面白いのだ)、ただの人形劇として見るのが良いのではないかと思う。人形劇として多分非常にレベルが高い作品だと思うよ(それはまぐろ帝國の「マンガなぜなに」を風刺として読まない方が楽しめるのと同じで)。正直この手の作品が出てくると何らかの政治的スタンスがあるみたいな風潮にはうんざりしているんだ。まあそんなことを思った僕が一番政治を重ねてしまった証拠だけど。ナオユキの馬鹿!

2010年8月9日月曜日

iPad釣られ隊になり鯛

 日経ビジネスでiPadの記事が出てた。
第一話(クラウドだぜ)
第二話(ビジネス書類を編集してえ)
第三話(プレゼンだーい)
 そういや以前どこかでiPadに興味を持つのはできの悪い社員……もといプライドの高いエリートなんて記事があったっけ。Wired経由で読んだのかな。なぜかそんなことを思い出してしまった。
 なんていうか、これを読んだ限りでは自分のPC持参OKで社内文書をその中に入れて持ち出し可能みたいな。僕の勤めている会社が真っ向正反対なのもあって違和感が異様にある。果たして日経ビジネスみたいな会社が主流なのか、それとも僕の会社の方が普通なのか。
 長々書くのもアレなので言ってしまうと、この記事に対する不満は2点ある。

・ある程度情報漏洩に気を配っている会社の姿とは異なる社風。というか僕にとって「時間にしばられなく」て「仕事が属人的」と見なされている記者がiPadを持ち上げるためにでっちあげたんじゃないかなとしか思えないのだ。うん、世の中にはiPadを使って仕事をするサラリーマンもいるのは知っている。会社がiPadを支給することもあるだろう。でもさあ。少なくない数の会社は情報漏洩対策として外部メモリの持ち込みを(守られるかは別として)認めていないはずだし、さらに残業・自宅勤務対策として仕事の持ち帰りや書類の持ち出しを禁止していると思う。それは会社内で作ったものをメールで自宅に送る行為も含めてだ。
 さらに日経ビジネスなどはソフトバンクなど情報漏洩をした会社の検証記事を出したりしたことを忘れてはならない。「ウイルスに感染したiPadでDropboxを使用したことにより顧客情報が流出」とかになったらどうするのだろう。提灯持ちの責任は取るのだろうか。

・二つ目はより感情的なもので、iPadはビジネスとは無関係なものであってほしいなーと思うからだ。勝手な意見だけど。それは嫌儲的なものもあるんだけど、何でもかんでもネタにしてしまうビジネス世界の浅ましさが嫌いだからだ。iPadは別にクラウドでもスタイリッシュな小型PCでも、それだけではない。自己完結可能な機械と、Appleファンがおもちゃを与えられて作りだしたアプリの数々がiPadなのだ。それをビジネスとか枠を課せられても……。まあ僕の勝手な意見だけど。
 あ、ちなみにiPadがビジネス用として不適な理由はもう一つあって、アプリの挙動が不安定なのも挙げられる。特にファームウェアをアップデートしたら起動しなくなったとか、インストール出来ないとか、まあ色々。

2010年8月8日日曜日

文房具偏愛記

 文房具が趣味と答えた時の微妙な空気がたまらなく嫌だったり楽しかったり。
 突っ込みづらいネタを出すこと自体が空気を読んでいないというか、「趣味は何ですか?」という質問の意図を根本的に勘違いしてるよなーと思ったりもする。うん、他人に趣味のことを聞かれたら、会話のネタを提供する意味で具体的&一般的な話題にしてあげよう。。。
 そんな感じで趣味は文房具である。

 非常に説明が難しいのだが、別に文房具を集めるのが好きなわけではない。むしろひとつの文房具を延々と使いたいので、ハズレを引くと舌打ちしてしまう。世の中には新たな文房具を手に入れることが極上の喜びみたいな人もいるので(つーか、世に言う「文房具ブログ」の大半はそんな人達ばかりか? もっとも記事を書くために嫌々買いまくっているだけかもしれんが。むしろ彼らが積極的にレビューしないと使えるか否かがわからんのだよ)、なかなか説明できない。
 そして文房具が好きだからといってライフハックやらGTDやらそっち方面のマニアでもない。……うん、世の中の文房具レビュアーの少なくない人がライフハック系の記事も書いてたりするので(略。

 じゃあ僕にとってどのような行為が文房具的趣味なのかというと、やはり使うこと・使い続けることだと思う。それも毎日使って最低1年、長ければ長いほどよし。
 個人的なノートの取り方やメモなどは社会人になって数回変わり、現在使っている方式で1年たった。ただしたかが1年。3つ目の難関を越えたばかりだ(最初は3日目、次が1カ月が僕にとっての試練の時期)。まだまだ飽きが来ない。僕にあった方式だと思われる。 読書感想の方式は、京大式カード方式を検討中。

 ところで思ったのだが、文房具ブログの人達はよくもまああんな色々な種類の文房具を買う気になれるなーと常々思う。あんなに取り替えまくってて真剣に使う暇あるの? ノートやペンなんて半年以上使わなければ、耐久性やペン先の馴染みやすさ、紙質、携帯性が自分に合っているのかわからないと思うんだ。最初は物珍しさで使い続けてても微妙な重さが通勤の途中で邪魔になったり(経験談)、自分は紙質なんて気にしないぜと思ってたら実はかなり気にする性格だったり(経験談)、あとは大きさかな。A5のシステム手帳よりもA5のノートカバーの方が僕にとっては使いやすかったのだ。ちなみに大きさはあまり変わらない。
 これは僕自身が文房具に対して長く使い続けたい欲望を持っているせいもあるが……。どうだろう。そんなにめぐるましくノートを取り替えても紙に慣れるのに大変なだけだよ。僕もそうだけど、紙質が気にならない人なんていないのだから。多分気にしていない人は、幸運なことに質の良い紙を使い続けてたが、最悪の紙に出会っていないだけかと思われる。後者の代表はモールスキンかな。慣れてたからあの裏写りも我慢できたけど、一度Lifeの紙とか使うと戻れなくなってしまう。
 今ではA5のニーモシネ(切取可なのもポイント高し)を普段使いにしている。
 こんな感じで。
 ちなみに手を加えており、左隅と右隅にページ数を、左の方に罫線を引いている。ぶっちゃけ手間がかかりすぎるけど、使いやすいのだ。この手のノートを待っている人は多いと思うのだけどな。特にページ数。これは切り取れるからページ数振らないのも理解できるが、何で市販のノートはリング留めしてたり糊付けしてるのにページ数がないんだろう。7不思議だ。


 ちなみに手帳のカバーはTHEME。ノートとメモパッドが入る。meedのパッドを使っているが、ああそうか、ページを切り取るタイプのノートはmeedがあるのか。ニーモシネは別に普通のノートタイプでも良さそう。


 ペン。上からLamy2000、Zebraの3本ペン、Pelikan1000。Zebraのは電車内で使用。落としてもそこまでダメージはないぜ。


 メモはRHODIA。カバーは名刺入れの機能もある。確かAssist Onで買ったっけ。他の名刺入れも持ってたが、今ではこれしか持ち歩かないな。

2010年8月1日日曜日

終焉の王アーケイオンを作る2&3

参考:終焉の王アーケイオンを作る1

 えーと、仕事がかなり忙しい間にこんな企画のことをすっかり忘れてしまっていた。
 そしてこっそりとサフを吹いたのにその写真がないまま色塗りの中盤に差し掛かっていたよ?

 というわけでアーケイオンの色塗り続き。
 こんな感じで塗ってみた。
 白サフ吹いたあとで馬は黒と紫のウォッシュカラーでステイニング。その後、青黒い色を作ってひたすら塗った後で青白い色でブレンディング。多分、
4日以上かかったはず。
 アーケイオン御本体はボルトガンメタルをベタ塗りした後、コデックスグレー&黒を水で薄めてアーマーウォッシュ。これでウォッシングを5~6回。それで赤でエッジを際立たせて細かい部分に色つけてからボルトガンメタルでドライブラシ。筆にほとんど色を付けないのがポイント。
 マントは白サフを活かすために赤のウォッシングインクで何重にもステイニング。ステイニングで色を濃くすれば自然とグラデーションになるのが旨い。ここまでで5日前後?

 とりあえずできた部分までを公開した。あとは土台と剣・盾の模様と馬の毛、細かい部分の修正かな。これが一番めんどうだけど。

 次回を待て!(あるかわからんけど)

SNSについての雑感

†僕の勤めている会社でSNSを導入した。会社の平均年齢は40前後。当然というか、上司などはほとんど利用せず若者~中堅社員の飲み会告知用と化していた。参加者数は当初の見込みに比べてどうなのだろう。少なくとも1割は越えている。

 わざわざ今の時期に微妙じゃないかなーと思うんだ、社内SNSとかいう奴は。もっと言うとmixiクローンだね。まあそれは僕がmixiの絶頂期からブーム終焉までの課程をリアルタイムで見聞きしていたせいもあるんだが。
 ただ、少なくとも会社内で使うのに会員制の社内SNSなんて意味ないと思うぞ。情報システム部長はどっかの雑誌にインタビューされて、強制参加にしないために会員制にした云々と語っていたが、本当に社員同士のコミュニケーションを促進しようと考えていたなら強制参加にした方が良かったかもね。
 ついでに今既に某グループウェア(スケジューラ+掲示板+メッセージ送付機能付き。ただし大多数の人はスケジューラしか使っていないと思われ)が浸透しているのにSNSなんて競合するだけでしょ。複数の管理画面・サイトを多数作ったからといって全部使いこなせるわけないのだから。しかも社内SNSなんて勤務時間中に使えるような雰囲気じゃなのだし(一応、仕事関係のトピックもあるため明確に禁止されているわけじゃないけど。でも、ね……。使い辛いよねー)。あと、噂ではかつて社内メッセンジャーを入れてたそうな。そりゃメールよりはスピーディになるかもしれんが、仕事の邪魔なだけだったみたい。社内SNSの末路もそうなりそうな予感がする。
 とは言え、実際に使っている人からすると面白いんだろうな。僕の知る範囲でまともに日記を書いている人はいないのだが、でもそれなりに更新している人の話は聞いているし。コミュニティも作って飲み会やっているっぽいし。わざわざmixiクローンを導入した結果がそれかよ、と思ったりもするがw

2010年7月29日木曜日

パソコンの入れ替えについて

 いやまあ、つい最近、会社のパソコンを入れ替えたわけだが、それはもう悲惨だった。
 今まで使っていたパソコンはメモリ256MのボロPCで、起動に1時間以上もかかっていた。
 しかし新しいパソコンはサクサク動き、ブラウザも10個のタブを開いても落ちないよ!

 と素晴らしいことばかりでもないんだよね。なぜならXP→VISTAになったから。家でビスタ使ってたから問題ないと思ってたけど、それは甘かった。オフィスが狂ってやがる。エクセルが、ワードが、XPのと全然違うよ。特にワードの履歴機能はどうやって操作できるの? エクセルのウインドウ固定、グループ化ってどのタブ押せば出てくるの? アウトルックって自動BBC自分機能がないのかよ、使えねえ。ついでに前のパソコンに入っていたATOKが消えてしまったのも痛い。変換の確定動作が微妙に違うからねえ。
 そんな感じで調整するのに約一日かかった。最終的にはオフィスは仕方ないからGoogle Chromeを導入、文章を練るだけならテキストエディタ使用、Google IMEを使うことを決定した。
 こうして見ると、企業にとってパソコンって結構重要かもしれないね。正直、今回の一件はウインドウズPCのリスクの大きさを見せつけられたよ。つまり、操作系ががらりと変わるのは効率に負の影響を与えると思う。しかも僕みたいに少し知識のある連中は我慢できなくなって勝手に色んなソフトをインストールし始めるからね。さらに移行にかかる時間も短くはないし。
 だからLinuxとかいわゆる……クラウド? みたいな端末とか、そんな方式をとったらわざわざ躯体の入れ替えで苦労しなくても済むと思うんだ。

 これでも昔はクラウド処理反対派だったんだけどね。今もプライベートで使っているパソコンはちゃんとHDDを搭載して欲しい。ネット使わないと作業ができないなんて不安定すぎる。でも、OSやソフトのアップデートで面倒がないのは便利そうだよね。だからネットブックではなくて、iPad派なんだよね。
 僕の場合はiPadはちゃんとしたパソコンの亜種というイメージが強いんだよね。もちろんマルチタスク不可とか欠点は多いけど、でもネットブックやウルトラモバイルのような操作(キーボード周りなど)に致命的な欠点(僕基準)がないのは素晴らしいと考えている。巷ではiPadをWi-Fiに繋げること前提で語っていたりするけど、どうかなー。むしろネットに常時接続させなくてもマルチメディアプレーヤー兼エディタ兼プレゼンツールとして動作する点こそがiPadの強みだと思うよ。

 って会社のパソコンとは何の関係もなくなったけど、とりあえず、仕事用なんてExcelもどきが使えれば良いのだから、リナックスにしてくれ。頼む。パッチとか面倒すぎるぜ。